上記のシンポに参加させていただくことになったので、お知らせ。
5月30日(土)13:00開場 詳細はコチラ。
第1セッション「大不況をいかにして突破するか」13:30~15:30
に参加予定だ。
新刊でも取り上げたとおり、日本の様々な課題の根っこには、間違いなく日本型雇用
が関係している。いや、そのものといってもいい。
たとえば少子化にしても、男性総合職、専業主婦といった昭和型家族像を中心に
あらゆるシステムが組まれている中、昇給鈍化や非正規雇用の増大といった理由で
男性の賃金が伸びず、システムが機能不全を起こしていることが原因だ。
本来なら女性の社会進出が進んで旧来型の家族像自体変化していくべきだが、
日本では労働市場が硬直しているために、その部分はいつまでたっても変わらない。
ものすごく大雑把にいえば、
「実家並みの暮らしを保証できる男を求める女性と、自分の父親との差に思い悩む男性」
といった構図か。
フランスや北欧では「女性の社会進出と(それに伴う)出生率の反転」は30年ほど前に
始まっているが、日本社会は男女雇用機会均等法の成立前と、本質的には何も変わっては
いないのだ。
こういった問題の原因療法を行なおうとすれば、どうしても雇用は避けては通れない。
そういった問題意識を発信できればと考えている。
5月30日(土)13:00開場 詳細はコチラ。
第1セッション「大不況をいかにして突破するか」13:30~15:30
に参加予定だ。
新刊でも取り上げたとおり、日本の様々な課題の根っこには、間違いなく日本型雇用
が関係している。いや、そのものといってもいい。
たとえば少子化にしても、男性総合職、専業主婦といった昭和型家族像を中心に
あらゆるシステムが組まれている中、昇給鈍化や非正規雇用の増大といった理由で
男性の賃金が伸びず、システムが機能不全を起こしていることが原因だ。
本来なら女性の社会進出が進んで旧来型の家族像自体変化していくべきだが、
日本では労働市場が硬直しているために、その部分はいつまでたっても変わらない。
ものすごく大雑把にいえば、
「実家並みの暮らしを保証できる男を求める女性と、自分の父親との差に思い悩む男性」
といった構図か。
フランスや北欧では「女性の社会進出と(それに伴う)出生率の反転」は30年ほど前に
始まっているが、日本社会は男女雇用機会均等法の成立前と、本質的には何も変わっては
いないのだ。
こういった問題の原因療法を行なおうとすれば、どうしても雇用は避けては通れない。
そういった問題意識を発信できればと考えている。
時間があったら高速バスで駆けつけようかな…(笑)
>入場料:1万円(懇親会費込み)
貧困層は最初から斬り捨て前提で、経営者向けなのかな?
毎度のことながら城さん的には敵地と言っても良いのかも。
ベンチャー経営者ならそうでもないか。
うーん、でも名ばかりベンチャーもありますしね。
父曰く、日本の労働政策の一番の問題点はどんなにダメな奴でも余程のことがない限り首を切れないこと。だからどうしても首を切れる派遣中心になってしまうし、正社員を取る場合は無難な新卒採用に
なってしまうと言っていました。
社員の解雇要件をもっと緩和すればもっと会社側も気軽に社員を雇えるし
能力・職務に本当にあった給料を払えると言っていました
城先生のご本は、拝読しています。
小生は、ある『左翼・革新系』政党に身を置く者ですが…
城先生のおっしゃる『労使対決はもう古い』という見解に大賛成です。
『労使対決』って、結局、『労働力』さえ『商品』となる、資本主義体制の元で、労働者が『ワタシという労働力商品を、もっと高値で買って下さいよ』とお願いしている訳ですから、労使対決が高まれば高まる程、資本主義体制は、強化され、「自然」や「第三世界の人々」が、ひっそりと『搾取』『皆殺し』の目に遭うことになります。
(続く)
「Mサイズ・6個入りトマト一箱」の注文があった時、最後の6個目のトマトが、小さかったり大きすぎたりすれば、『箱』の規格に合わず、残りの5個のトマトまで、『商品』として出荷できなくなる…
小生は、医療・福祉の現場で働いていましたが、この『6個目のトマト』をぶら下げている故、ある程度の能力・意欲があっても、労働市場から排除され、狭い施設の中で、誇りを失って生活している方々のお世話をさせて戴いていました。
城先生は、資本主義肯定論者(…というのか、資本主義体制が、このまま持続するという前提で論議されている先生)、一方小生は『生まれついてのコミュニスト』です。
しかし、そのコミュニスト的見解からでも、城先生のご提案は、所々ながら、個人的には肯定し、支持しています。
『労働問題』について、未熟ながら、先生と時にはご意見を交わすことができれば、幸いです。
>だからどうしても首を切れる派遣中心になってしまう
たまにアールの奥谷さんが新自由主義者だという人がいるけど、あの人はコテコテの日本型雇用の守護者。だって、終身雇用じゃないと派遣会社なんてどの企業も使わないから。実は連合と奥谷さんは一心同体。
僕のような流動化論者はもっとも派遣会社から危険視されている。
> 『左翼陣営』の身ながら
個人的には左翼全般に反対はしていません。
が、既存左派政党には強い違和感があります。
実はそんなに違う目的地ではないのではないかと思うこともあります。僕には左派内の違いはわからないけど。
アメリカ発祥なんですけどね
戦前の日本は手配師
今は仕切り屋かな
参加費1万円というのが何とも…。
参加は難しいと思いますがこのように講演にも出ようとしている意欲は買いたいです。