雇用問題に対するスタンスは違っても、「若年層においては既に一定の流動化が見られる」
という点で異論のある人はいないだろう。
こちらの記事では、転職に対する世代間の意識差がはっきりと出ていて興味深い。
若い世代ほど肯定的で、上に行くほど否定的と言うのは当然だ。
価値観というよりは、転職市場で自分自身もそのように評価されるのだから、そうなる。
合コンでひどい目に会って、「合コンなんて意味ないよ」というようなものだ。
意外だったのは、転職経験者で成功だと考えている人間が過半数を超えている点だろう。
特に30代では、「どちらとも言えない」を除いても6割の人間が転職成功体験を持っている
ことに少々驚いた。
ベテランの中には「転職でどんどん年収が下がるぞ」とか「使い捨てにされるだけだぞ」
といって安易な転職を戒める人たちがいるが、現実はむしろ逆だということだ。
余談だが、僕の周囲には「失敗した」と嘆く人間がゴロゴロいる。
(というか、むしろそっちの方が多い)
今回のような明るい調査結果がある一方で、彼らが失敗を実感する理由は何だろう。
実は、失敗派には、みな新卒でそれなりの規模の会社に入っているという共通点がある。
合理的に考えると、同規模の大手に転職しても、同じ年功序列である以上、処遇なんて
大して変わりは無い。
となると、彼らがそれ以上の待遇を得るには、完全実力主義の組織か、立ち上げ後間もない
ベンチャーに転職して頭角をあらわすしかないわけだ。
ちなみに、僕の知る大手出身の成功例は、上記2パターンでほぼ100%を占める。
要するに、大手から転職によってさらに上を目指すのは、現状ではとてもハードルが
高いということだ。
「直近の転職は成功だったか」
恐らく、最初にどういった会社に入ったかによって、回答結果は180度違ってくると思われる。
という点で異論のある人はいないだろう。
こちらの記事では、転職に対する世代間の意識差がはっきりと出ていて興味深い。
若い世代ほど肯定的で、上に行くほど否定的と言うのは当然だ。
価値観というよりは、転職市場で自分自身もそのように評価されるのだから、そうなる。
合コンでひどい目に会って、「合コンなんて意味ないよ」というようなものだ。
意外だったのは、転職経験者で成功だと考えている人間が過半数を超えている点だろう。
特に30代では、「どちらとも言えない」を除いても6割の人間が転職成功体験を持っている
ことに少々驚いた。
ベテランの中には「転職でどんどん年収が下がるぞ」とか「使い捨てにされるだけだぞ」
といって安易な転職を戒める人たちがいるが、現実はむしろ逆だということだ。
余談だが、僕の周囲には「失敗した」と嘆く人間がゴロゴロいる。
(というか、むしろそっちの方が多い)
今回のような明るい調査結果がある一方で、彼らが失敗を実感する理由は何だろう。
実は、失敗派には、みな新卒でそれなりの規模の会社に入っているという共通点がある。
合理的に考えると、同規模の大手に転職しても、同じ年功序列である以上、処遇なんて
大して変わりは無い。
となると、彼らがそれ以上の待遇を得るには、完全実力主義の組織か、立ち上げ後間もない
ベンチャーに転職して頭角をあらわすしかないわけだ。
ちなみに、僕の知る大手出身の成功例は、上記2パターンでほぼ100%を占める。
要するに、大手から転職によってさらに上を目指すのは、現状ではとてもハードルが
高いということだ。
「直近の転職は成功だったか」
恐らく、最初にどういった会社に入ったかによって、回答結果は180度違ってくると思われる。
そう考えると昨今の製造業「派遣切り」の受け皿として話題になった介護や農業といった業種は、製造業派遣より待遇は大きく落ちるでしょうから大いにハテナですねえ。フリーターとか、もともと最低賃金な待遇の層にはいいかもしれませんが。
要するにエリート(?)になるためには、之くらい勉強して、アレや之を我慢して、定年近くになってこのくらいの地位を得るとか何とか教えられて、お前進学校へ行くかという指導をうけたなら、どのような判断をしたかである。頭の良し悪しではなく別の基準で決めるという事である。
やがて出て行く社会の仕組みすら全く教えられていない。一流大学卒では基本的に転職を前提として居らず、一種のギルドみたいなものの範囲内での転職だろう。それ以外は事業を起こさないと駄目で、それはまた別の才能とウンがいる。
後は養子である。これが意外と多いと私は思う。
近代社会は起業が簡単にできる世界ではない。あるのは暖簾わけと、よく似た方式しかない。私の身のまわりを見ると、そのように思う。
そのほかはコンサルタントという名の知恵付け屋である。それくらいしかない。製造業を起こすなどとてもではないだろうか。
後は知恵をつける、たかり、のような仕事である。
まあ見もふたもないが。
ただ官僚については、右も左も、中間派の良識派でさえ批判の大合唱で、利権の権化のように言われますが、マスコミに完全に騙されています。以下のブログお読みください。
http://blog.livedoor.jp/ksytkak/archives/588510.html
私も官庁からの転職組。まったく後悔していません。若手では城さんと並んで、中野雅至さんの本が好きですがあれこそ真実ですよ。
私もどちらかと言うと、転職成功組に入るかと思いますね。
最初は従業員20人くらいの同族企業で血縁関係以外は冷遇されていまし。当然私も低賃金だったので、すぐに辞めました。
で、次に就職したところが大企業の子会社で50名程度の会社です。給与や待遇はかなり安定していました。友人と色々話しても、給与や待遇はかなり高レベルであることも判明しました。
おそらく、この時点でさらに良い給与や待遇を求めて転職をしても難しかったと思います。
今は独立して極端に待遇や収入が減りました。ん~、これは転職の失敗に入るんでしょうかね(笑)
その後、転職を1度しましたが年齢に関係なく評価される成果主義そのもの企業であったため、自分のために能力を活かせるよう努めました。
同世代と比較して、そこそこの結果を出せたとは思いますが、この先はまだ非常に長い。普通の家庭に生まれて、「向こう側へ(富裕層)」という信念で世にでましたが、まだ橋のふもとここからが正念場。
自分自身を資産運用をしている気持ちです。
私もそういう考えもあって転職しましたが、年収半分では正直しんどい。(苦笑)今は対人関係に不満はないですが、賞与ゼロでは生活費に困る状態なので来月、転職します。(この厳しい状況の中、拾ってくれる会社がありました)
しかし一度、大手企業から離れると浮かび上がれませんね。まあ大手企業に頑張ってしがみついてリストラ、対人関係、転勤、出向、賃下げに悩むより、転職を繰り返す方が健全かも知れませんが。
業種によりますが、給与・待遇面だけ見ると中小から大手への転職組の大方の人間は成功します。
私も10年前の超氷河期時代に社会人になり、中小企業から大手へ転職をして成功しているうちの一人です。
人間関係、やり甲斐なんてどこの会社に入っても当たり前の様について回り、気の持ちよう、立ち回りで何とかなるものなので、それの改善を転職に求めるのは経験上ナンセンスだと思います。
給与面は違います。会社(業種)によって完全に左右されてしまいます。
前職でも現職以上に実績を出し、必死に働いていましたが薄給でした。理由は単純でその会社の利益率が大手に比べると少ないからです。
これではいくら頑張っても社員への還元も知れています。
結局は世の中の構造の問題じゃないでしょうか。
例えば年間給与ランキング上位独占の民放テレビ局も、下請け丸投げで大した仕事をしていませんが自分たちに金が集まるような構造を構築したおかげじゃないでしょうか。
アンチナベツネさんも書かれていますが、官庁の方は東大卒の方が多く仕事量も半端ではないのに本当に待遇面は冷遇されているようですね。
わけのわからない団体作って何千億も突っ込まれるのに比べればタダみたいなものだろう。