22 コメント(10/1 コメント投稿終了予定) コメント日が 古い順 | 新しい順 私は逆に考えています。 (松本孝行) 2009-06-22 11:51:44 私は逆に、今回の非正規雇用者の首切りによるバッファで正社員の既得権が逆に強くなるんじゃないかな?と天邪鬼に思っております(笑)今回の経済不安によって、非正規の方々がかなり職を失いました。それに比べて正社員は相対的に失職していません。これ以上経済が悪くならないという前提においては「非正規をバッファにして正社員雇用を守ることに成功した」とも言えるんじゃないでしょうか?今のところ整理解雇もほとんど聞きません。ほぼ早期退職募集だけしか聞いていませんし、補正予算も組まれて一段落しています。これから整理解雇に突入するかと言われると、ちょっと疑問です。ですので、逆に正社員既得権を守るためには非正規を増やせばいいんだ!(少なくとも今の割合を維持する)そうすることでみんなハッピーだと、経団連も連合もみんな思ってそうな予感がしています… 返信する Unknown (Unknown) 2009-06-22 12:54:19 最初からできないならできるとか言うんじゃ!と言ってやりたい! 返信する 雇用 (kenji) 2009-06-22 13:27:06 豊田はこれから、正社員の首切りをしないと、たぶん生き残れない。遅ければ遅いほど傷が深くなる。するとどうなるか。正社員の世界が「壊れる。其れは多分半端ではなく、まるで別世界が来るだろう。 豊田の子供を使った宣伝で俺はもう終わりだと判断した。もともと正社員、非正規社員の区別は景気がしていただけで、経営がしていたのではない。生地が出てくるだけである。 小企業においても経営者は従業員に順序を付けている。其れが露骨で良く分かるが、大企業は其れが複雑だと言うことである。 しかし面白い実験が見られるとは不謹慎な意見だろうか。今年はGDPが15パーセントくらい減る感じだが、皆はどのようにおもっているだろうか。政府も資金繰りに困るのでは私はおもっている。 正社員、非正社員と言う区別とは別の区別がわが国にはある。其れが肝心である。 年功序列はこれで壊れる。その次は公務員である。今年から始まる。 この経済変革で年金はどのようになうだろうか。何しろ大恐慌は初めてのはずである。基本はなくなると私は見ている。大体年金のもらえるだろう額が行くたびに計算してもらうと異なるようでは、おかしい。大体積んだ金は確定しているから、難しくはないはずだが、仕組みはそのようになっていない。つまり流布している正社員的年金は何処にも無いと言うことである。これは多くもらう人を少なくする方向でしか調整はできないから、いろいろ考えると、面白いものがある。 いずれにしても経済は拡大しないから、金は稼げない。これは何を意味するか速く考えを変えないと、若い人は困るぜ。これから20年はこの調子ではないだろうか。 返信する Unknown (Unknown) 2009-06-22 13:49:02 >そうなると、他の大手で起きているのと同様、社内では過半数の30代飼い殺し状態が出現し、それを見た若手の流動化が進むことになる。トヨタのある愛知の妙な外れの方はとんでもないド田舎です。地元民ですらどうやって行けばよいのかよく分からないような所で、彼らは得意げにやっています。彼らに思う所があっても、殺伐とした閉鎖的・排他的地域であれ程散り散りにさせられている彼らには、何もやりようが無く思われます。炭鉱のようなものです。ただ無残にもひしゃげ潰れていくだけなのでしょう。 返信する 雇用の流動化に向けて (DAI) 2009-06-22 16:21:49 日本型雇用論者は、次には「過度の流動化や行き過ぎた成果主義は知的財産の流出を招き、企業にとってもマイナスになりかねない」「人件費を余りにもコストと考え過ぎたら、日本の製造業を根っこから支えてきた職人が『高コスト体質の象徴』と言われるようになり、技術的付加価値が日本から消えてしまう」と、鉄鋼や食品、スポーツ用品などの職人を持ち出して反論してきそうですね。常識的に考えれば、この種の知的財産を生む人や職人はそれ自体が付加価値だからそうそう簡単に消されることはないのですが、行く手に詰まればこれくらいのことは言いかねません。雇用の流動化を加速させつつスキルアップを図り格差を縮小するには、雇用保険受給資格の緩和などとともに、公共職業訓練校の講座と講師陣を充実する必要もあるかと思います。公共職業訓練校の講座って旋盤とかSEの基礎とかありますが、町工場の人曰く、「現場で使えるスキルじゃないから採用してない」らしいです。講師陣も、職業訓練大学校で4年間机の上で勉強した方々なんだそうです。これじゃ「現場で使えるスキルが身につかない」のは当然ですよね。そこで、食品(酒・漬物など)や製鉄、部品加工などの世界で腕を極め定年退職した職人を講師に招いて教えるだけでも全然違うだろうし、文系人にはFPやMBAなどのスキルを持ちたい人のための講座を設ければ良いでしょう(民業とかぶる部分があるので難しいのかも・・・)。 返信する 全然関係なんですけどvoice-waveの対談の (あ) 2009-06-22 20:35:54 season1ってもう渡辺さんの回しかサイトでは聞けないんですか? 返信する Unknown (yasu) 2009-06-22 21:29:38 幕末、攘夷の最右翼だった長州藩が馬関戦争(下関戦争)で外国艦隊にボコボコにされて、攘夷から開国へと180度方針転換。ここから明治維新が始まる。現代、年功序列・終身雇用の昭和的価値観の権化であるトヨタがリーマンショックから始まる大不況でボコボコにされて雇用流動化へと180度方針転換。ここから平成維新が始まる。てなことにならないかねえ~。墜ちよトヨタ! 返信する 公務員 (まさき) 2009-06-22 23:12:46 保守本流、神聖にして犯すべからずの地方公務員様から、夕張から、雇用流動化が始まっております。橋本さんの地方の乱も、見方を変えれば雇用流動化の単なるステップの一つです(幸福な自治体はそれぞれにその幸福の様を異にしているものだ、貧乏な自治体は皆同じように似ているが、)。 返信する たぶん因果関係が逆 (X) 2009-06-22 23:52:52 終身雇用・年功序列だから、「高い忠誠心」「ノウハウの蓄積」が発揮できて企業が成長できたわけではないんですよね。企業が成功して成長できたから、終身雇用・年功序列が維持できた。だって、ほとんどの企業は初期の成長期は終身雇用でも年功序列でもなかったが、急成長している。パナソニックだって、中小企業だった頃にリストラしても急成長していた。その成長を上手く続けることができたから、終身雇用・年功序列を受け入れる余力があって、定着したのであって、その逆ではない。そこを履き違えて、どっかで因果関係を逆転させちゃったんですなあ。「終身雇用・年功序列が日本企業の特徴」と言うこと自体は昭和後期限定の現象として正しかったが、本来は「恵まれた企業環境や優れた技術や経営戦略→成長→終身雇用・年功序列の維持」だったのを、「終身雇用・年功序列の維持→優れた技術や経営戦略→成長」と言う風に誤って転置させてしまった。この事実誤認が日本全体を誤らせる、大きな災いの元になった。返す返すも残念。 返信する Unknown (Unknown) 2009-06-23 01:29:06 トヨタの人は凄く思い込みが激しく、圧倒的なパワーでプレッシャーを掛けて来そうです。城さん、こんな事を云ってて全然平気なんですか? 返信する トヨタモデルの終焉 (城) 2009-06-23 11:33:14 どちらにせよ、このモデルは(少なくとも従来どおりの規模では)維持不可能となるでしょう。http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090623AT3S2202N22062009.html恐らく、トヨタモデルから任天堂モデルが主流になるんでしょう。一部内需が人手不足な事実を考えると、それも一つの解決策かもしれない。 返信する Unknown (Unknown) 2009-06-23 17:43:19 >常識的に考えれば、この種の知的財産を生む人や職人はそれ自体が付加価値>だからそうそう簡単に消されることはないのですが、人事部と経営者には、そのような常識は通用しません。彼らには現場の知識も経営センスもありません。彼らにあるのは帳簿上の数字と自分が受け取る報酬だけです。その点においては一歩先を行くIT業界の衰退ぶりは、それはもう酷いものですよ。小学生レベルの素人が「プロ」の肩書きを持って、お客様を騙すことが日常となっています。でもそれを望んだのも客自信なんですよね。安ければ安いほど良い。品質など二の次。どこかの大臣と同じで、「それがどれだけの価値を持つか」よりも「それにどれだけ予算を費やしたか」を重視し、「売却価格」よりは「売却プロセスの透明性」を優先すれば、品質はどこまでも下がっていきます。日本のIT業界は、もはや手遅れでしょう。あまりにも傷は大きく、技術力などどこにも残ってはいません。トヨタも十年~二十年遅れでその後を追っていくだけかもしれません。 返信する 新卒者は反対方向へ・・・ (ドン) 2009-06-23 20:38:47 産業能率大学は22日、『2009年度新入社員の会社生活調査』をまとめた。調査によると、今年度の新入社員は不況の影響のためか“終身雇用制度”を望む声が過去最高の73.5%を記録、昨年の66.4%から大幅な伸びをみせていることがわかった。さらに、最初の10年間の過ごし方についても“できるだけ同じ職場にとどまりたい”の回答が初の5割超え(51.7%)となり、同大学はこれらの結果から「“会社依存”の意識がある印象を受ける」と分析している。同調査は、新入社員の働く意欲や新社会人としての意識、将来の目標などを認識するため、1990年から継続して実施しているもの。今年の新入社員は様々な部分で先行きに不安を抱く様子が伺える。収入面については、35歳時点での「理想の年収」が731万円、「現実の予想年収」も596万円と共に過去最低。また、“内定取り消し”が社会問題にまで発展した今年の新入社員は、半数以上(54.2%)が「自分も内定を取り消されるのではないか」という目に見えない不安を感じており、“終身雇用”に魅力を感じる人が増加傾向にあることも納得できる。http://career.oricon.co.jp/news/67075/full/これから就職する人たちには圧倒的に終身雇用が人気みたいですよ・・・。個人的には終身雇用反対論じゃなんですが、今の新卒者は反対の方向に向かっているようで。やっぱり安定を求めるという点で保守化しているのでしょうか。 返信する 保守化する若者 (城) 2009-06-23 20:59:51 積極的に選択した結果が終身雇用ならそれもいいけど、消極的選択として企業戦士になってみて「幸せだ!」と言い切れる人間がどれくらいいるんだろうか。流動性の低い労働市場の入り口で終身雇用を選ぶのは一見合理的だけど、人生というスパンでは本当に合理的なのか。とにかく、新卒一辺倒の採用にメスを入れないと、新たな閉塞感が生まれる一方だ。 返信する 終身雇用なんて (あ) 2009-06-23 21:36:36 経済が永遠に成長し続けない限り機能不全になるのに、なんで小中高大の中でどこでも教えないんだろう。フリーターにしない教育は必死にするのに、そういうことはなぜか教えない。 返信する re:新卒者は反対方向へ・・・ (X) 2009-06-23 22:04:27 今の若者が、“終身雇用制度”を望むのは、単純に自分に自信がないことと、経験がないために困難の大小を見誤っているからです。私もそうでしたもん。私なんかモラトリアムで大学院まで逃げ込みましたから。でも、実際に実務を数年以上やってみれば、半分以上の人は、思ったより自分ができること、自分より年上の大人にも、自分より能力もやる気も無い者が案外多いことがわかると思います。また、終身雇用に自分が支払うコストと受け取れるベネフィットがあまりに不釣合いなこと、閉鎖的なコミュニティとそこの濃厚な人間関係にこだわるより、「石の上にも3年」いた上で、それでも合わなければ自分に合うところを探して鞍替えした方が結局は得なこと、などもわかってくると思います。まあ、だから「なぜ若者は3年で辞めるか」なわけですね。社会に出て3年揉まれれば、若者も変わるんですよ。 返信する 新入社員の保守化 (おさる) 2009-06-24 00:40:26 新入社員の保守化は当然のことでしょう。教育が競争主導の経済ニーズにまるでマッチしていないですから。将来起業を考えている学生なら、もっと目的も明確で終身雇用にしがみつくような考え方にならない気がします。ベンチャーに優しくない夢の無い社会だからでしょうか。ソリューションからビジネスモデル主導に移行して久しい状況で遅れを取っているのも仕方ないのかもしれません。年功序列雇用は世代別人口統計に似ている気がします。成長期には若者が多く引退した世代を支えていますが、場当たり的な豊かさを追い求めていると社会は高齢化して、活力は失われます。若い世代を社会に送り出すのは現役世代の義務でしょう。 返信する ところがところが (poyopoyo) 2009-06-24 01:59:48 30代くらいの大手企業の社員はすでにして、ノンワーキングリッチ組に片足突っ込んでいますので、「非正規の自己責任」を言い立てて自分たちの優位をこころのなかで保とうとするわけです。30歳もすぎると転職市場は極端に狭まりますので、もしいまの会社からこぼれおちたら、非正規一直線ですので、しがみつきます。そうなるとしがみつきかたは団塊世代の労働組合が教えてくれるわけです。それから、大手企業と中小企業の賃金格差も大きいので、一旦、大手企業に就職したら「ここにいれば安泰」と思う傾向は20代にも広がる。そういうわけで、まんまと団塊ノンワーキングリッチたちの労働組合運動が正社員の中では支持を広げてしまう。閉塞感があるがゆえに、一旦正社員になったら非正規を見下し、クビにならず、固定給がきちんともらえる自分はがんばった、非正規はがんばってないという風に決め付けてしまう。したがって、非正規が自己責任だという論調は若年層のほうが強い。そんなこんなで、消極的選択であっても、相対的な幸せは得られてしまう。閉塞すればするほどその相対的な価値は上昇する。そうこうしているうちに日本がGMになりそうな気配です。 返信する 2009年度新入社員の会社生活調査 (tksuzuka) 2009-06-24 20:51:18 実際の資料が見つかったのでそれを見ました。http://www.sanno.ac.jp/research/pdf/fresh2009.pdf(PDF注意)高い終身雇用の割合は、「10年は同じ職場に止まりたいが5割超える」「理想・現実の給与所得の値が下がっている」「キャリアプランがあいまい」「現在の勤務先に不可欠な人材となりたい」「"管理職志向"が初めて4割を超える」が影響しているのかなと思いました。それに母数自体が、1000人未満の企業に所属している新卒の割合が圧倒的だったのでその辺りもあると思います。母数を大企業、中小企業、外資などに分けるともっと違った結果が出ると思います。 返信する >2009年度新入社員の会社生活調査 (城) 2009-06-24 20:56:49 >2009年度新入社員の会社生活調査まあ実際には20代で過半数が転職しているわけだから、入ってみたら考えが変わりましたということなんでしょう。 返信する Unknown (野田一丁目。) 2009-06-24 22:13:33 トヨタ関係の話題はスルーさせて下さい。(笑)あの会社には危険な感じがして仕方ない。それに悪口言って今年度末V字回復したら笑いモノになるしね。>まあ実際には20代で過半数が転職している人事コンサルタントとして、企業から若年層の早期退職対策について相談を受けることが多いと思いますが、どのようにお答えしてますか?(あ、有料なら回答はいいです(笑)) 返信する 日本型雇用? (みお) 2011-05-12 04:20:22 日本型雇用という名前が笑わせてくれるね。もともとアメリカ生まれのシステムなのに。そしてヒトラーの大成功により、世界に普及したものなのに。たんに未だにそれをやっているのが日本だというだけ。そして、これを守ろうとしている連中は、不思議なことにこう言うw「何でもアメリカの真似でいいのか!」 返信する コメントをもっと見る 規約違反等の連絡
今回の経済不安によって、非正規の方々がかなり職を失いました。それに比べて正社員は相対的に失職していません。これ以上経済が悪くならないという前提においては「非正規をバッファにして正社員雇用を守ることに成功した」とも言えるんじゃないでしょうか?
今のところ整理解雇もほとんど聞きません。ほぼ早期退職募集だけしか聞いていませんし、補正予算も組まれて一段落しています。これから整理解雇に突入するかと言われると、ちょっと疑問です。
ですので、逆に正社員既得権を守るためには非正規を増やせばいいんだ!(少なくとも今の割合を維持する)そうすることでみんなハッピーだと、経団連も連合もみんな思ってそうな予感がしています…
豊田の子供を使った宣伝で俺はもう終わりだと判断した。
もともと正社員、非正規社員の区別は景気がしていただけで、経営がしていたのではない。生地が出てくるだけである。
小企業においても経営者は従業員に順序を付けている。其れが露骨で良く分かるが、大企業は其れが複雑だと言うことである。
しかし面白い実験が見られるとは不謹慎な意見だろうか。今年はGDPが15パーセントくらい減る感じだが、皆はどのようにおもっているだろうか。政府も資金繰りに困るのでは私はおもっている。
正社員、非正社員と言う区別とは別の区別がわが国にはある。其れが肝心である。
年功序列はこれで壊れる。その次は公務員である。今年から始まる。
この経済変革で年金はどのようになうだろうか。何しろ大恐慌は初めてのはずである。基本はなくなると私は見ている。大体年金のもらえるだろう額が行くたびに計算してもらうと異なるようでは、おかしい。大体積んだ金は確定しているから、難しくはないはずだが、仕組みはそのようになっていない。つまり流布している正社員的年金は何処にも無いと言うことである。これは多くもらう人を少なくする方向でしか調整はできないから、いろいろ考えると、面白いものがある。
いずれにしても経済は拡大しないから、金は稼げない。これは何を意味するか速く考えを変えないと、若い人は困るぜ。これから20年はこの調子ではないだろうか。
出現し、それを見た若手の流動化が進むことになる。
トヨタのある愛知の妙な外れの方はとんでもないド田舎です。地元民ですらどうやって行けばよいのかよく分からないような所で、彼らは得意げにやっています。彼らに思う所があっても、殺伐とした閉鎖的・排他的地域であれ程散り散りにさせられている彼らには、何もやりようが無く思われます。炭鉱のようなものです。ただ無残にもひしゃげ潰れていくだけなのでしょう。
「過度の流動化や行き過ぎた成果主義は知的財産の流出を招き、企業にとってもマイナスになりかねない」
「人件費を余りにもコストと考え過ぎたら、日本の製造業を根っこから支えてきた職人が『高コスト体質の象徴』と言われるようになり、技術的付加価値が日本から消えてしまう」
と、鉄鋼や食品、スポーツ用品などの職人を持ち出して反論してきそうですね。
常識的に考えれば、この種の知的財産を生む人や職人はそれ自体が付加価値だからそうそう簡単に消されることはないのですが、行く手に詰まればこれくらいのことは言いかねません。
雇用の流動化を加速させつつスキルアップを図り格差を縮小するには、雇用保険受給資格の緩和などとともに、公共職業訓練校の講座と講師陣を充実する必要もあるかと思います。
公共職業訓練校の講座って旋盤とかSEの基礎とかありますが、町工場の人曰く、「現場で使えるスキルじゃないから採用してない」らしいです。
講師陣も、職業訓練大学校で4年間机の上で勉強した方々なんだそうです。
これじゃ「現場で使えるスキルが身につかない」のは当然ですよね。
そこで、食品(酒・漬物など)や製鉄、部品加工などの世界で腕を極め定年退職した職人を講師に招いて教えるだけでも全然違うだろうし、
文系人にはFPやMBAなどのスキルを持ちたい人のための講座を設ければ良いでしょう(民業とかぶる部分があるので難しいのかも・・・)。
ここから明治維新が始まる。
現代、年功序列・終身雇用の昭和的価値観の権化であるトヨタがリーマンショックから始まる大不況でボコボコにされて雇用流動化へと180度方針転換。
ここから平成維新が始まる。
てなことにならないかねえ~。
墜ちよトヨタ!
橋本さんの地方の乱も、見方を変えれば雇用流動化の単なるステップの一つです(幸福な自治体はそれぞれにその幸福の様を異にしているものだ、貧乏な自治体は皆同じように似ているが、)。
だって、ほとんどの企業は初期の成長期は終身雇用でも年功序列でもなかったが、急成長している。パナソニックだって、中小企業だった頃にリストラしても急成長していた。
その成長を上手く続けることができたから、終身雇用・年功序列を受け入れる余力があって、定着したのであって、その逆ではない。そこを履き違えて、どっかで因果関係を逆転させちゃったんですなあ。
「終身雇用・年功序列が日本企業の特徴」と言うこと自体は昭和後期限定の現象として正しかったが、本来は「恵まれた企業環境や優れた技術や経営戦略→成長→終身雇用・年功序列の維持」だったのを、「終身雇用・年功序列の維持→優れた技術や経営戦略→成長」と言う風に誤って転置させてしまった。この事実誤認が日本全体を誤らせる、大きな災いの元になった。返す返すも残念。
城さん、こんな事を云ってて全然平気なんですか?