女性専用車両反対派や痴漢冤罪厨は、いつになったら『男の敵は“男社会”』だと気がつくのか?

女を叩いても、長時間労働や男らしさの押し付け問題は解決しない。悪因は男性主体の競争社会。管理職の9割は勝ち組男。

電通女子社員過労自殺問題…「コイツには何言ってもいい系女子」が密かに我が身を切り刻んでる件

2017-06-17 20:41:08 | ジェンダー問題

ツイッターで女叩き厨にからまれると、高確率で言われるのが、「労働者としては男のほうが大変で、男の自殺が多くて」「女の労働者は俺たちの男性労働者の仲間とはいえない」とかいうやつ。

しかし、今、長時間労働問題を解決しないまま、そして、男性の家事分担時間が先進国で最下位という状態のまま、女性の社会進出が進み、想像通り、最悪な状態に進んでいる。これから女性達の過労自殺も増えていくと思われる。(今は女性も高齢まで働くのは珍しくない。)

男達は「女性労働者は仲間ではない」などと言い女を叩いているが(呆れ)、その男性達は女を叩いて何か彼等のリアルの生活状況がよくなるのだろうか?男女関係なく、苦しい労働をさせているのは誰なのか?冷静になるべき。

この社会で、強い決定権を持つ日本の経営者や管理職、政治家の9割は、男なのか?女なのか?

それがわかってるのに、女叩きをやめないのは、「いずれ自分が勝ち組男に昇進できる」と望みを抱いているからか?

 

また、最近の日本の男の中に増えているのが、リベラル系セクシスト。

昔のセクシストは、「女は会社に働きに来るな!家庭にひっこんでろ!」が主流だった。

リベラル系セクシストは、「体の性別は男なんだが、男らしくありたくもないし、強くありたくないし、女を守るのはいやだ!」という、連中である。

通俗的な言い方をすれば、『僕たちのほうが守られたい!という女々しい男の子衆』といったところ。

彼等は、「男の労働者のほうが大変だ!女の人生はイージーモード!女ももっと働け!」と言うのが定番であるのに、なぜか、男のプライドだけはキープしており、男尊女卑の恩恵の一部はなぜか捨てようとしないという矛盾のカタマリの男達である。(男性の家事育児の分担時間が短い、家事を女に押し付けっぱなし。選択制夫婦別姓に賛成せず、男系で居続け、「男は偉い」と誇示を続ける、男らしさの押し付けには抗議するが、女に女らしさの押し付けはしっかり継続する、など。)

彼等は、男尊女卑の恩恵と因習を決して放さず、都合がいいときだけ人権派になり、「俺たち男も弱者なんだ!女尊男卑反対!」と主張する。

そう、性犯罪のときだけ人権派になり、「性犯罪だけは男の加害者は全員冤罪だ!」という連中と同じ。

 


 

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「コイツには何言ってもいい系女子」が密かに我が身を切り刻んでる件
電通過労自殺が伝えるもう1つのこと 
 
中野 円佳

 

長時間労働だけが問題だったのか

新入社員が入ってくる季節。この時期に、問題提起しておきたい。

昨年、電通の新入社員の女性の過労自殺のニュースを見て、「同じ大学出身」「よく知っている会社」「女性」と自分と共通項の多い女性の自死に、言葉にならない衝撃を受けた。

長時間労働についての取材や改善に向けた取り組みを進めていたなかで、まだこのような事件が起こっていたことに暗澹たる気持ちがした。

その後、東京労働局の過重労働撲滅特別対策班などが立ち入り検査などをしたことから、長時間労働是正の動きにつながり、遺族と電通は再発防止策で合意をした。ひとまず大きな動きは終わったように思える。

ただ、今回書きたいのは長時間労働の話ではない。

長時間労働はもちろんなくしてほしい。でも、それさえなくせばいいのかというと、そうではないような気がしたのだ。仕事のコントロールができるか、裁量権があるか、やりたい仕事か、などが大事だという論調もある。それもある。でも、今回はその話でもない。

女性ゆえの苦しさ

弁護士と遺族の方が公開した、自死された高橋まつりさんのツイートを見て、自分や、周りの同級生や後輩が今日や昨日つぶやいている内容でもおかしくないと感じた。

そのつぶやきをした彼女が今はもういないこと。取り返しのつかないことになってしまったこと。そのことに大きなショックを受けた。

「よくある話なのに、彼女が自死したのは彼女が弱いからだ」と言いたいわけではない。よくある話であるからこそ、自死に至るほど追い込まれている予備軍が今も山のようにいるのではないかということに心底ぞっとしたのだ。

長らく、過労死、過労自殺は男性のものだった。それが、女性にも起こったということは、女性の総合職が増え、同じように長時間労働を強いられているという背景がある。しかし、男性と同じ要因だけだったのか。そこに女性ゆえの苦しさがなかったか。

高橋さんの遺族の弁護士でもある川人博氏の著書を読むと、91年に電通の新入社員男性が過労自殺で亡くなった件では、靴に注いだビールを飲むよう強要されたなどのパワハラの実態が書かれている。

今回高橋さんに対する、身体的ないじめについては特に指摘されていない。

しかし、私が高橋さんのツイートで思いを馳せたのは、男性と同等に働くことが期待される総合職系女性が、同時に「若手女子」としてのダブルバインドのストレス環境にさらされているという現実である。


「男性化」「おもしろい子化」が生存戦略

本来は高橋さんのケースや電通の実態を取材して書くべきだと思うが、それができていない状況でも、新入社員が入ってくるこの時期にどうしても書いておきたいことがある。

それは、はたから見ると「こいつには何を言ってもいい系女子」、すなわち下ネタやいじりを言っても許してくれるようなキャラの女子が、密かに自分の身を切り刻んでいることがある、ということだ。

自分自身、そして私が『「育休世代」のジレンマ』という本でヒアリングした女性たちの、大学時代や新人時代。男性が圧倒的多数の中に若い女性が1人放り込まれたとき、女性はどうするか。「男性化」「おもしろい子化」するというのが、1つの生存戦略となる。

つまり、下ネタOK、職場で寝るのOK、仕事が恋人みたいなことを言う、こいつには何を言っても許されるキャラを演じる……といったことは、女子にとって「メンバー」に入れてもらう手段になるわけだ。

自分を例外扱いしてもらうことで認めてもらうこうした行動はかつてアパルトヘイト下の南アフリカで日本人らが「名誉白人」と呼ばれたのになぞらえて、「名誉男性」ともいう。

もちろん、「天性」の場合もあるだろう。私もどちらかというと幼少のころから男の子たちといることが多く、自然体で男勝りのタイプだった。つまり、演じているという感覚、戦略としてやっている感覚はない場合も多い。


でも、30代前後の女性にヒアリングをしていると、「自分もそうやって無理をしていた時期があった」と語りだす女性は少なくない。「この人は男性の中にいることとか特に苦痛じゃないんだろうな」と見えていた女性にふと言われたことがある。「マイノリティでいることって、辛いですよね」と。

女性が半数近くいる環境にうつって初めて、こんなに安心感があるのかと気づくこともある。

 

「美しさ」まで求めるダブルスタンダード

こうしたマイノリティとしての居心地の悪さに加えて、職場で「若い女性」がときとして求められるのは、女としても「きれいであること」。

男性並みに仕事をこなしているのに、なぜか「職場の華」であることも求められるダブルスタンダードの中で、総合職女子は生きている。

仕事で男性と比較されながら、容姿については別の領域で勝負している女性と比較され、人生については専業主婦や子供のいる人と比較され、様々な価値観に引き裂かれながら、頑張りすぎるくらい頑張っている。

それが日本の会社で働く若い女性たちの実態ではないか。

「こいつには何を言ってもいい系女子」だって傷ついている。今も、心無いセクハラ社会で、密かに自分の身を切り刻んでいる。

また、日本人は年齢差別に対する感度が低く、若ければ何でも言っていいという風潮がある。男性でも同じように「いじり」で身を裂かれるような思いをしている人がいるかもしれない。LGBTの方々はもっと苦しいかもしれない。

だから、新入社員、あるいは異動してきた若手や女性を受け入れる側の、会社の人たちにお願いだ。仕事の指導や評価は当然、してもらってもいい。その中で叱咤激励もあると思う。フィードバックはしてもらえたほうがいい。

でも、仕事以外のところでとやかく言われるのはあまりにも理不尽で、ストレスフルだ。個性がある人たちを若いということ、性別などのカテゴリだけで比べないでほしい。仕事と関係のない人格、見た目、人生でいじらないでほしい。指導、毒舌と、差別やいじめは別物だ。

今回、自分の海外転出の都合もあり直接ご遺族や関係者の取材をせずに書くことになり心残りだったものの、心から高橋まつりさんのご冥福をお祈りするとともに、長時間労働だけではなくこの国の病理が少しでも改善し、心を傷める人が1人でも減ることを祈る。

抜粋以上

 

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