女性専用車両反対派や痴漢冤罪厨は、いつになったら『男の敵は“男社会”』だと気がつくのか?

女を叩いても、長時間労働や男らしさの押し付け問題は解決しない。悪因は男性主体の競争社会。管理職の9割は勝ち組男。

痴漢冤罪!とか言って『女叩き』をしても男性差別問題は解決しない。「男の敵は男(勝ち組男)」だといつ気がつくのか?

2017-05-19 02:31:29 | ミソジニーや女性差別主義者とは

ここで言う、『女叩き厨』というのは、「痴漢冤罪!」「女性専用車両反対!」とか言う男性達のことです。これは、20年前から、ネットで生息していました。彼等の別名はミソジニー。「女嫌いの女体好き」とも言われています。

 

過去記事でも書きましたが…女叩き厨の考えは、こんな感じです↓

・「女性は主婦になって労働から逃げられる。だが、俺たちは労働から逃げられない!女の人生はイージーモードだ!性犯罪対策といった、女性救済策はこの世からいらない!」

・「会社の仕事と比較したら、家事育児はたいして難易度が高くないはずだ!」

・「あの月経とか、生理痛だって、実はたいしたものではないのではないか」

 

彼等のツイッターやブログを観察すれば、彼等がそういう思考回路というのは一目瞭然です(まあ…「幼稚」の一言なんですけどね。)

 

なので、『女叩き厨』たちというのは、「そりゃ性犯罪はあってはいけないこと」とは理性ではわかっているものの、女の人生はイージーモードだと信じているので、全ての女性救済策の存在自体が面白くない。だから女性専用車両が性犯罪対策だとわかってはいるものの、文句をつけて反対するのです。要するに、男による、女に対する嫉妬です。

 

「家事育児は会社の仕事と比べたらたいしたことがない」「実は月経なんてたいしたことではないのではないか」…はっきり言って、“男子中学生レベルの幼稚な発想”であることは間違いないのですが、残念ながら、そういう指向回路の幼稚男性が多いことも確かなんです。(女性によっては、月経がたいして苦痛ではない人がいるのも確かです。これは個人差があります。)

 

そして、そういう幼稚男性(女叩き厨)は、現実世界でも、たいして女性からモテてないと思います。

(そんな男性がうまく結婚にこぎつけて子供ができたとしても、その後、妻と不仲になると思います。)

 

そういう、女性の体(月経や妊娠、出産など真面目な知識、決してアダルトビデオから得ただけのふざけた知識ではないもの)、女性の人生、日本社会における女性への待遇に対して共感力や理解力が低い男性というのは、女性たちも接していてすぐに気がつきます。

なので、そういう男性は、いくら女性に告白して、つきあいだしたとしても、続かないですぐにふられると思います。

そして、その男性たちは、「自分が悪い」とは決して思わず、「女は卑怯だ!女は悪人だ!俺がイケメンじゃないから、俺が高収入じゃないから女は俺を捨てたんだ!」と、トンチンカンな方向に考えを持って行き、ミソジニー(女嫌いの女体好き)に変貌をとげるのだと思う。

 

そりゃ中には、『男性にさんざんおごらせて男を捨てたという悪い女』もいるだろうね。

世の中には、「男のほうが金を出すべき」というジェンダーがあるのは確か。でも、それにしても、現実問題、日本では、女のほうが平均年収が低いんです。女のほうも、金については男にたよらざるをえない、というジレンマを抱えてるんですよね。

実際は、女がガッポリ稼げたほうが、女性達にとっては楽なんですよ。だって、人に頼らないで自分が産み出したもので全部完結できたら、楽に決まってるじゃないですか?しかし、現実は、女が稼ぎたくても稼げない社会構造になってるんですよ。


 

女叩き厨たちは、以下の知識がない、もしくは、わかってるのにあえて無視しています。


・「家事育児を長時間任されているのは女性。だから女性たちは会社生活や労働に集中することができない」
・「女性が会社で正社員になれたとしても、雑用係にされたり、賃金差別をうけたり、女性用仮眠室がなかったり(男性用はある)、ジェンダーハラスメントやセクハラされたりなど、会社に長く居たいと思えない状況である」
・「妊娠すると解雇される(マタハラ)。そして、二度と正社員では雇ってもらえない。」
・「ゼネコン、建設業界、和食料理の厨房など、まだまだ、江戸時代から延々と続く“女性を追い出すシキタリや因習”が残っている。女性が怠けているので進出できないのではなく、男性経営者が雇用してくれない。女性大工や女性の寿司職人が認められたのも最近。でもまだ差別は続いている。」
・「男性も休日は育児を担当するようになってはきているが、まだまだ少数派だし、女性よりは圧倒的に時間が短いというのが現実」

 

とある『女叩き厨』が、

「街中にある店は女性向けばかり!

女性が労働を放棄し、主婦になって、男から金をまきあげて買い物をして遊ぶ構造になっている!」

と怒りの主張していました。

しかし、それは、“男性差別だけではなく、女性差別でもある”と、どうして気がつかないのでしょうか?

ググりゃすぐわかりますが…日本の政治家、管理職や経営者の9割以上が男性なのです

だから、男が国を動かし、社会を動かしてるといっても過言ではないんですよ。だから、「女が国を動かしてる」とか思ってる女叩き厨は、わかっているくせして、問題を女の責任になすりつけてるだけだってバレバレなんですよ。

 

「男から労働力を搾取。女は年をとる前に会社から出て行ってもらって、家庭におしこめて消費に専念させる」

そういう構造をつくっているのは、その男性経営者・及び、男性管理職たちなんですよね。

だから、男性差別について解消したかったら、男vs女、ではなく、

本当に叩かないといけないのは、一部の男の勝ち組連中なんですよ。 『男の敵は男』なんだよ。いつ気がつくの? 

 


また、前の記事でも書きましたが…

日本の男性の間で女性の社会進出をどうするべきか?意見がまとまっていません。

「女には、家庭にひきこもって、子供を産むこと、育児に専念してほしいのか?女には主婦業だけやっていてもらいたいのか?」

「女に社会進出してほしいのか?(そして男達は家事育児をちゃんと分担するのか?)」

 

女叩き厨の中には、バリバリの保守派もおり、「女は社会進出するな!」と叫んでいる男達もいるのです。

そして、「女には専業主婦であってほしい」という思想の男達は、会社で決定権を持つ高収入の管理職男性(勝ち組)に多いのです。

 

男性の間で、女性に社会進出してほしいのか?してほしくないのか?意見をまとめるべきです。

そして、「女は外で働かない!女は怠けてる!」と一方的に責めるばかりではなく、「俺たち男も、もっと家事育児を分担しないと」と考えを切り替えないといけない。

 

15~20年前…女性差別主義者といえば、「女は働くな!家庭にいてひっこんでろ!」という保守派男ばかりだったんです。

しかし、今は、リベラルの女性差別(セクシスト)男が増えたなと、つくづく感じる。

リベラルセクシスト男の特徴は、「女は働いてないから、怠けてる!これ以上女を助ける政策はいらん!女性専用車両なんぞもいらん!」などと、主張するタイプですね。今、すごく多いですね。しかし、「男の自分は家事育児はあまりしないからな!」というご都合主義の部分は、保守派の女性差別男と何らかわりありませんね(笑)

 

「俺たち男は家事育児を少ししかやらない!だが、女は会社に来てもっと働け!

男と同じくらい労働をした上で、会社で雑用係も同時にこなせ!

そして、自分がセックスしたいときには、セックスさせろ!疲れたといって拒否するな!

女性専用車両は女性優遇だ!女尊男卑だ!性犯罪くらいガマンしろ!」

 

こういう頭がおかしいとしか思えない『幼稚男性』が、今、日本にある一定数存在しネットで暴れてることは確か。

ようするに、「女ばかりに社会進出や男と同じくらいの労働をすることをせがむが、男の自分は家庭進出(家事分担)を拒む」というやつ。

そして、もともと、日本は土台が男尊女卑社会であるから、

『女叩き厨ではない男性たち』まで、女叩き厨に共感してしまうこともあり…それが最悪なんですよね。

 

 

以下、参考資料を2つ貼ります。


 

世界最低レベルの男性WLB 低出生率解消の鍵に?

日経DUAL 2017年 5/18(木) 11:55配信


育社会学者の舞田先生が統計データを使って、子育てや教育にまつわる「DUALな疑問」に答える本連載。第45回では男性のワーク・ライフ・バランスと出生率にまつわる統計データを紹介します。舞田先生によると、日本男性のWLBは世界最低レベルなのだそう。妻が家事育児を一身に担うワンオペ育児が話題になっていますが、男性のWLBの歪みも原因のひとつかもしれません。今回はぜひ夫婦でお読みください!
  

■ワーク・ライフ・バランスでLの割合を算出してみよう
 こんにちは。教育社会学者の舞田敏彦です。今回は、ワーク・ライフ・バランスのお話です。今や、この言葉を知らない人はいないでしょう。和訳すると「仕事と生活の調和」で、政府文書に度々登場するキーワードです(略称はWLB)。
  2007年12月にはワーク・ライフ・バランス憲章が策定され、この理念の実現に向けた取り組みが行われています。しかしそれはまだまだ不十分で、日本の労働者、とくに男性は相変わらず家庭より職場にいる時間のほうがはるかに長くなっています。
  WLBの実現度は国によって違いますが、その尺度の上に諸国を並べた場合、おそらく日本は下位のほうに来るでしょう。あまりやりたくない作業ですが、それをデータで可視化してみようと思います。WLBの実現度の国際比較です。
  仕事(W)と生活(L)のバランスを測る指標として、私は以下のものを考えました。Wは仕事時間、Lは家事・家族ケア時間です。

WLB指数=L/(W+L)×100(%)

  WとLの合算に占める、Lの割合です。WとLが半々なら、この値は50%となります。働き盛りの男性はやはりWのほうが大きいので、こうなることはないでしょうが、実際の値はどれくらいですかねえ。日本は3割、いや2割くらいでしょうか……。
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■パパ世代男性のWLBを国別に比較 日本のランクは?
  ISSPの『家族と性役割の変化に関する調査』(2012年)の個票データを使って、男性就業者の仕事時間と家事・家族ケア時間の平均値(週間)を国別に計算し、上記のWLB指数を出してみました。25~54歳の有配偶者のデータです。
  表1は、主要7カ国の結果を整理したものです。ドイツは調査対象が東西に分かれていますが、ここではドイツ西部のデータを掲げています。

■WとLのバランスが悪い日本男性
  日本は1週間の仕事時間(W)が49.8時間、家事・家族ケア時間が10.8時間です。平日は1日10時間働き、家事や育児は1日当たり1時間半くらいしかしていないと。算出されたWLB指数は17.8%、WとLの合算に占めるLの比重は、6分の1くらいです。むーん、「ワーク・ライフ・バランス」とは言い難い。
  対して欧米では、3割を超える国が多くなっています。最高のアメリカは38.2%、およそ4割です。しかし、日本のWLBの実現度が欧米の半分とは。日本の値が低い原因は、Lが短いことと同時に、Wが長いことです(韓国も同じ)。政府で「働き方改革」が議論されていますが、労働時間の短縮を推し進めることが、WLB実現の条件となるのは言うまでもありません。

■インド、フィリピンは高ポイント 日本は最下位
  以上は7カ国の比較ですが、世界は広し。比較の対象をもっと広げてみましょう。ISSPのデータから、36カ国のWLB指数を計算することができます。図1は、各国をWLB指数が高い順に並べたランキングです。はて、日本はどの辺に位置するか。

  インドとフィリピンでは4割を超えています。インドの男性は、仕事時間と家事・家族ケア時間がほぼ等しいようです。インド人男性の1週間の家事・家族ケア時間は35.5時間、フィリピン人男性は36.4時間、1日5時間以上です。大家族が多く、家事・育児・介護等の負担が大きいためでしょうか。
  日本はというと、36カ国の中で見事に最下位です。男性の「ワーク・ライフ・バランス」の実現度が、世界の最低レベルであることが知られます。L/(W+L)の比重が6分の1なんて、国際的に見てもやはり異常です。

■男性のWLBが進んでいる国は出生率が高い
 ちなみに上図のWLB指数は、それぞれの国の出生率と相関しています。2013年近辺の合計特殊出生率(1人の女性が生涯の間に産む子ども数)と関連づけてみると、図2のようになります。両方が分かる、27カ国の相関図です。「瑞」はスウェーデンを指します。


  ご覧のように、2つの指標の間にはプラスの相関関係が認められます(相関係数は+0.4781で有意)。かく乱はありますが、男性のWLBが進んでいる国ほど出生率が高い傾向が見受けられます。

  これが因果関係を意味するとは限りませんが、夫が家事をする夫婦ほど第2子以降の出生率が高い、という調査レポートがあります(厚労省『第13回・21世紀成年者縦断調査』2014年)。
  女性の負担が小さくなるわけですから、男性(夫)のWLBと出生率アップの関連は想像に難くありません。上記の相関図は、そのマクロ的な表現といえるでしょう。

■少子化克服のためにWの短縮は至上命題
  現実問題として、男性のWとLを逆転させるのは不可能でしょうが、両者の比重を改善する余地は大ありです。今回の国際比較で分かるように、日本の男性のWとLのバランスは明らかに歪つ(いびつ)です。前者を縮め、後者を増やさないといけません。
  それは、社会の維持・存続に関わる至上命題ともいえるステージに達しています。少子化の克服という意味合いにおいてです。労働時間(W)の短縮には、生活の利便性が下がること(24時間営業の縮小、宅配便のサービス見直し、セルフサービス店の増加……)が伴いますが、そんな副作用を気にしている場合ではありますまい。いいかげん、便利になり過ぎた生活を見直す段階に、わが国は来ているのです。

 

もう1つの資料は、リンクで紹介して終わりにします。

女は社会進出したが、男は「家庭進出」していない

 

 

 

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