ヌーバス

流されず
人で在り続ける

ゆたしく

旅は時を超える

2019-07-05 12:16:51 | 真詩
【旅は時を超える】





あまおとに抱かれて移動を考慮する

定住者らに速度
旅びと時を超え移動する

あまおと増すと
定住者ら躊躇する

旅はいのり

建築群を所持せる定住者
柔らかさを忘れ建築群増加を移動と間違う

旅びと時を超え移動する
旅はいのり







あまおとな午後

2019-06-18 13:38:54 | 真詩
【うちゅうな午後】





”すでにして滅び去った人類”

空方向に向かって座する月曜あまおとな午後

”すでにして滅び去った人類”

先ほどからうちゅう上空をバード類急ぐ午後

”気づいているそしてなお滞在している”

なつかしいひとらを近づけるあまおとな午後

”あらゆる世界に祝福されながら”

あらゆる世界を旅しながら滞在しているうちゅうな午後






余興

2019-06-11 16:02:22 | 真詩
【余興】





ポーズ美しいバード
千万葉樹駆け上がり
ギフトを頂戴する

パンより上等と
言う

ホリデイによる
たっぷりな涼風
浴びて健気なポエム

わふう
絢爛な古風満載

うなばら走る
新しい懐かしさ






まことなる少年

2019-06-07 17:58:18 | 真詩
【まことなる少年】





自在奔放島を呼ぶ
おそれながら

彼らを待機させる存在
それら存在らを
紹介する後書き

まことなる少年

おそれながら風を
そこらじゅうに
遊ばせる

まことなる少年








芸術

2019-02-23 16:32:07 | 真詩





島ほどの雲を上空に
出現させる

水彩画ほどの虹を
島上空に出現させる

あれよとまちびとら
無邪気にハイテクを
崇拝する

それらを
丘にて確認する
絵筆やら万年筆にて
なぞる