ドラマの名言

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舞台 世界の中心で愛をさけぶ その1

2005-11-20 17:28:14 | 舞台 世界の中心で愛をさけぶ


★ついに完成!!長かった

亜紀を失って、だらだらとした日を過ごす朔太郎....
大木が訪ねてくる

大木「じゃあ聞くけどね、出会なけりゃよかったか?広瀬と?」
  「覚えてるか出会った日の事」
サク「ああ、よく覚えてるよ」

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僕と広瀬亜紀の出会いはそれほどドラマチックなものではなかったように思う。もっと言えば全く印象になかった、といってもいいだろう。まあ、亜紀の方にしても僕の事なんか全く印象になかったに違いない。亜紀は入学当初、それほど男子に人気のある存在ではなかった。どっちかというと父子家庭としての広瀬亜紀は有名だった。まあ、言うなれば地味な存在だった訳だ。人気があったのは広瀬亜紀の幼なじみの佐々木由美子だ、あれは僕たちが高校に入学した最初の年。6月の事だった。


放課後、たむろしている生徒たち。

<亜紀、部活をしていないと教師近藤に詰め寄られる。>
近藤「校則では、全員何らかの部に所属…」
安田「…亜紀のような家庭にある生徒のために作られた校則だとは思いません!」
近藤「なにぃ・」
安田「だから私はそれを破ってもいいと思います」
.
.
瀬戸「人を注意するのが好きな人は、自分の事も厳しくですよ」
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  「…安田の言ってる事も間違ってるとは思いませんけど.....」
  「校則違反は認めません。でも、安田の言ってる事は認めます。」
  「正しい事は一つじゃないって事です、臨機応変に…」

番長の訳分からん恋愛騒動に亜紀は、朔太郎に助けを求めるが・・・
竹刀を奪い合う朔と亜紀
●亜紀役の佐藤めぐみちゃんほっぺが赤くて赤ずきんちゃんみたいだ

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僕と亜紀の距離を近づけたのは、高校2年の文化祭だったと思う。その年、僕たちのクラスでは文化祭で“ロミオをとジュリエット”を全校生徒の前で上演することになっていた。あまりにベタベタのその企画にクラスの人間はだれもが引き気味だった。僕と亜紀は運良くというか悪くというべきなのか文化祭実行委員を任命され引き受けていた。もちろん、率先してというわけではないんだけど・・・

成り行きでロミオは朔太郎、ジュリエットは亜紀が、やる事になってしまう。

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うまくいかないサクと亜紀は、祖父の元へ向かう

サク「…ジュリエットも来てるんだけど…」
.
祖父「おいおいおい。女の子か??」

干してある洗濯物を片づける祖父
●年寄りにしては派手なトランクスだ

.
亜紀「こんばんは、広瀬亜紀といいます。よろしくお願いします」
祖父「ジュリエットさんですか?」
観客(笑)


祖父「薄墨色の目をした朝が、夜のしかめ面に微笑みかけ、東の空は、光の縞があやが宿毛を染めなしている。まだうまう闇はまるで酔いどれのようによろめきながら、火之神タイタン神の炎のくるむ先から逃れてゆく。」

サクらの、淡々と芝居・・・棒読みのサク
せっぷん!?
.

祖父「君たちの縁起には恋の切なさってモノがまるで出てない」
.
祖父は、自分の恋バナを語り出す。結ばれなかったふたりの事を・・・
.
祖父「…私たちは現実には結婚できないって知っていた…」
  「でもね、…私たちは恋する事まで諦めるつもりはなかった。」
.
入営の前日
  「…あの世で必ず結ばれようって・・」
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じいちゃんの話は続く。戦争から帰ってみるとその人も生きていて新しい薬のおかげで(その人の)結核も治ってしまう。再び二人は結婚しようとするが今度は親に反対され….結局二人は結ばれずお互い違う人と結婚してしまう..。じいちゃんの恋人はもうこの世にはいない。そして、じいいちゃんは今でもその人の事を思い続けている。もうなんべんも聞いた話なんで、すっかり覚えてしまった。広瀬は、「まるでロミオをとジュリエットみたい」っと感動してるみたいだ。僕がこの話に触れたくないのは、話が長いからではない。最近じいちゃんが「その人の骨がほしい」と言い出したからだ。そして、「墓あばきを手伝え」と言い出すからだ。…
.
祖父「密かにもう一度約束し直したんだ、もし、互いの相手が先になくなったらその時、…何歳になっていようと必ず一緒になろうって」.

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亜紀のひっぱりで、とうとう墓地へ向かう。


亜紀「あんな風にずっと人を想い続けるって、すごいね…素敵だと思う」
サク「よくわかんないよそれがホントに幸せかどうか..」
.
<自分が死んだら恋人の骨と一緒まいてほしいと頼む祖父>
サク「…じいちゃんいつ死ぬんだよ」
祖父「じいちゃんの寿命が尽きるときだよ」
サク「だからいつなんだよ」
祖父「いつだか、分からないから、寿命って言うんだよ。分かってたらただの計画じゃないか!」
.

●サクちゃんと呼ばれるのを嫌う朔太郎
(*'‐'*)エヘヘ♪
.

サク「そんなに一緒んなりたいなら、いっそのこと食べちゃえばいいのに」
.
亜紀「私はやっぱり、景色のいいところにまいてほしいな...」
.

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夏が終わって秋になって、いよいよ、文化祭…学校全体は独特の雰囲気に包まれてくる。…一生懸命劇の練習をしていたが…亜紀は…家の事と稽古を掛け持ち…。このころからだと思う、僕と亜紀が付き合ってるという噂が流れ始めたのは..。実際に僕たちは、はっきりと付き合ってるという意識は薄かったが、亜紀本人から、空いている少しの時間でも一緒にて芝居をしたいという希望があり、二人の時間が多くなっていたため、噂になるのも無理はなかった。

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テープの交換のふたりぃ
なかなか、練習に参加できない亜紀、
それを、仲間らに攻められる
.

亜紀「先生、私楽しもうって思ってね、一生懸命がんばってるんだけど」
  「…みんなにも迷惑かけてるし・・いい思い出になるのかな?」
瀬戸「…あなたが一生懸命がんばってるんだったら、それは絶対いい思い出になる、あたしが保証するこのままがんばり続けなさい、」
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  「あたしだってハンデを背負って生きてる部分があるの…だからこそ強くありたいって思うの」
.

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  「…松本がね、…私に言ったの。亜紀は本音で話せる人が学校にいない、だからその相手に私がなってくれって」
亜紀「サクちゃんが...」
瀬戸「あの子ボーッとしてパットしないけど結構しっかり人を見てる…」.
..

いよいよロミジュリの日
皆、亜紀に見とれいよいよ始まると言うとき
亜紀は倒れてしまう

その2へ</FONT>
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