一年前の今日・・・
朝の散歩に元気に行って 朝のフードもいつものように食べて・・・
いつも通りの12月11日の始まりでした
午前中にガスやさんがファンヒーターを設置しに来てくれて
その人が帰って少ししたら・・・
Viviがだぁーっと玄関に走っていって玄関マットに寝たんです
何だかヘンな動きだな~~ 何だかヘンだな~~
病院に電話をかけたら・・・お昼休みに入ってしまったので3時に来て下さい・・・
体温が下がっているような感じがして・・・心配になって2度目の電話を病院に掛けたら
先生が『病院から離れた場所にいるので3時に来て下さい』
Viviは痛そうでも苦しそうでもないけれど、動かなくてやっぱり変・・・どんどん不安になる
ブランケットにくるんで病院の駐車場で待っていようと出かける
2時40分頃着くと・・・先生が入り口のドアーを開けてくれた
Viviを抱いている私を見て『歩けないの?』 初めて先生も少し驚いたみたい
ばたばたとレントゲンを採ったり・・・点滴の針がどうしても入らない・・・血圧が下がっていたみたい
待合室でぼぉ~としているワタシに先生が『このまま入院して6時ごろ電話をします』
ワタシ・・・『6時に来ます』
たぶん肝臓の辺りから出血していて危険な状態になっていたらしい
1時間半以上説明を丁寧にしてくれて・・・ワタシのしつこいくらいの質問にも全部答えてくれて
翌日の状態をみて出血を止める手術をする方向で検討することになった
先生の説明の感じから手術中に最悪の状態になる可能性が高いこと
手術が無事に済んでもまた出血する確率が高いこと
ワタシはそんな危険で完治のきわめて低い手術はしたくない気持ちが強いけれど
このままだったらほとんど助からない・・・
一緒にいたPapaは少しでも希望があるなら手術をしようという考え・・・
どうしたらいいの?どうしたらいいの?どうしたらいいの?
最後にViviをもう一度見に行ったら・・・ケージの中でしっかりと立ってしっかりとした目で私達を見ている
先生がケージのドアーを開けてViviを診察台に立たせてみたら・・・立ってる!!!しっぽも振っている!!!
先生が『一緒に連れて帰る?』 翌朝往診してくれると・・・
ワタシは入院はかわいそうでさせたくないけれど大丈夫なの?いいの?本当にいいの?
『最後は家での方がいいと思うので痛みとかなければ 助かる見込みが無い時は退院して家へ帰してあげる』
と先生が前に言っていた言葉が気になったけれど・・・恐くて聞けなかった
車が家の駐車場に着いて・・・チッチをするかな・・・と芝生にそっと足を着けたら・・・
何歩か歩いて・・・そして・・・すごいなんともいえない大きな声をあげたのでびっくりして抱き上げて先生に電話を掛けた
『病院へ戻ってももう出来る事がないので明日まで家で様子を見てください』
声をあげたのは一度きり
リビングで何事も無かったように寝ている・・・苦しそうでもないし、意識もしっかりあるように見えるし
11時過ぎにAlyちゃんが会いに来てくれて・・・『Viviがんばるんだよ!!』とはげましてくれて・・・
帰る時頭を上げてAlyちゃんの方を見たんですよ!!
Viviの隣に横になって Viviの規則正しい息がワタシの顔にかかる位置に並んで寝て
時々驚くほど水をいっぱい飲んで・・・規則正しく息がかかって・・・息を数えて・・安心する・・
3時ごろ・・・ごぼっと水を吐いた
ViviのT-シャツを拭いて、Viviのあごや首も拭いて、タオルを取り替えていたら・・・
気がついたら・・・息をしていなかった・・・
さっきと同じ寝方なんだけれど・・・息をしていない・・・
いつから息をしていないのかわからなかった
この一年は、あとどの位でこうなるんだな~と秒読み開始のような毎日でした
この時は後どのくらいでこうなるのかわからないでいたんだな~と考えてばかりでした
昨日の夜中3時頃目が覚めてしまって・・・『あ~~あと24時間後にはすべてが終わっちゃったんだな~~』
と思ったら一年前の12月11日が鮮明に思い出されてしまいました
今年の桜を見たとき、一年前の同じこの場所で『きれいだね!!来年も来ようね!!』って言ったのに・・・
Viviが大好きだった海に行っても『もう一緒に走れないんだな~~』
落ち葉の公園で 去年もイチョウの黄色い紅葉の木の下で写真を撮ったな~~
12月12日に向かって過ごした一年でした
だからこの日が来て胸が痛いのだけれど・・・もう一度Viviを見送った気持ちです
あの日はちゃんと冷静に言えなかったけれど
Viviと一緒に過ごした毎日はすべての日々、すべての時間が楽しく幸せでした
Viviうちに来てくれて本当感謝しています
ありがとう バイバイ
小さな花を飾りました
今年はクリスマス飾ったよ 大好きなおやつもいっぱいあるよ