いい爺ライダー旅日記

人生再出発!人生の第二ステージに乗り出した爺のバイク旅を紹介します。

いい爺ライダー 四国を駆ける

2014年10月08日 | 四国バイク旅

6月の北海道に続いて、今回は四国をバイクで旅します。
紅葉には少し早いですが、10月1日~7日の1週間の旅です。


今回、バイクにドライブレコーダを取り付けました。
 ドライブレコーダ取り付け 

でも、残念なことに…このブログへ動画を掲載することができません。
なので…バイク走行中の動画記録からベストショットを選んでご紹介したいと思います。

 


 出発(10月1日[水曜] AM7時:58分) 

  ODOメータは14428Km

大阪市内から阪神高速、第二神明、神戸淡路鳴門道を使って鳴門北ICへ…

鳴門海峡の先端、鳴門公園駐車場へ到着!
  駐車場にて記念の1枚をパチリ

早速、展望所を目指す…
土産店からエスカレータで上の土産店、さらにその土産店の屋上まで階段を登ると、鳴門海峡が一望できます。
 渦潮観光船も行き来しています。

団体客集合写真用の立ち台の在る撮影ポイントから…
 写真撮影用ポイントからパチリ

やっぱり絵葉書みたい…
この後、県道183を海の眺めを楽しみながら走り、R11を左折して徳島方面へ向かう。
 眉山から鳴門方向の眺め

徳島市に入ったが時間がたっぷり余るので、眉山(標高290m)へ登ってみた。

この後、徳島城跡の徳島駅裏にバイクを駐車して徳島城にも登る。
城跡は石垣だけで自然の山林になっていて、標高約60mの山頂が本丸跡です。

今夜の宿泊地の「徳島YH」へ向かったが、まだ早い時間に到着してしまった・・・
 今夜の宿泊地:徳島YH

徳島YHは小松島海岸のすぐそばにあり、松林を抜けると砂浜が広がってます。
 夕暮れ時の小松島海岸

来る途中にコンビニで買った夕食用のビールと酒のつまみ、それに弁当…
海岸に座って夕暮れを眺めながらの (^_^)チョット寂しいけど、なかなかオツな夕食でした。

 


 2日目(10月2日[木曜])  

今日は紅葉の名勝地の剣峡と剣山(標高1,955m)を経由して、祖谷渓を目指します。

徳島からR438を剣峡へ・・・途中お何度かお遍路さんを見かけました。
 R438を剣峡へ向けて走行中 

R438を快調に走りもうすぐ剣峡・・・
ところが!剣峡の手前の地点で工事中通行止め・・・交通情報の調査不足・・・(-_-!)

やむなく引き返し、R492を瀬戸内海側の穴吹まで北上、R192を経由して剣町側からR438を逆方向に剣山に向かうことにしました。

嶮しい400番台の国道を走破!
 延々と続く400番台の国道

R438で山を登りR492で山を下って、またR438を逆方向から山を登る・・・
お尻が痛くなるほどしっかりドライビングを堪能するも、結局、剣峡へ行けなかった。・・・残念 (-_-!) 

剣山のリフト乗り場に到着!
 ほっと一息、昼食にはソバ定食

ここからはR439を祖谷渓へ向けて走行し、途中から祖谷渓谷に沿って県道45へ入ります。

 

県道45を祖谷渓谷に沿って北上、かずら橋へ来ました。
 かずら橋

断崖絶壁に突き出た岩の上から深い渓谷に向けてオシッコをする小便小僧
 小便小僧の隣にバイクを停めて…

 なぜか小便小僧の足元に小銭…

 祖谷口でR32へ入り、JR阿波池田駅周辺で夕食を済ませ、無事に宿泊地(阿波池田YH)へ到着…今日は疲れた~(*_*;)ホッ!

 


 3日目(10月3日[金曜])  

今日は金刀毘羅宮にお参りした後、高松自動車道、高知自動車道を走り”坂本龍馬”の桂浜へ・・・、その後は、海岸線の黒潮ライン(県道14)を走って宿(高知YH)へ入ります。

 

せっかく金毘羅さんへ来たのに・・・善通寺へ到着した頃から小雨模様になってきた。
土産物店にバイクを駐車、蒸し暑いのでバイクウエアを脱いで店に預けて、傘と杖を借りて1368段の階段に挑戦する。

785段目の本宮を過ぎて白峯神社の社務所923段まで到着!
 まだ445段も・・・

 これ以上は山登りになってしまうので降りることにする

金刀毘羅宮参詣の後そのまま高松自動車道に入る。
小雨が降り止まず、やむなく豊浜SAで雨合羽を着用・・・ところが、高知自動車道のトンネルを抜けた途端に青空が・・・南国SAで雨合羽を脱ぎ、高知ICを出ると、そのまま坂本龍馬の桂浜へ直行・・・。

 

台風18号の影響で大きな浪が打ち寄せている…
"危険なので波打ち際へは近付かないで・・・”とスピーカーで放送をしていた。
 海岸にはほとんど人がいない…

桂浜の突端から西側を眺める
 海岸線の道路が黒潮ライン 

桂浜から黒潮ライン(県道14)を走る
 後方が桂浜です

堤防の上に立つと打ち寄せる波浪が凄いです。

 


 4日目(10月4日[土曜]) 

高知市内から仁淀川の河口へ出て、県道14から県道47(横浪黒潮スカイライン)を走行。 
須崎市からは国道56、四万十市からは国道321、県道27、県道348(足摺スカイライン)を通って宿泊地(足摺YH)を目指します。

 

横浪黒潮スカイラインで私を追い抜いたバイクのドライバーと展望所で言葉を交わし合う。
聞けば高知市内のバイク愛好者で、仲間と須崎の道の駅へ集まりR197を檮原町(ゆすはら)方面へツーリングとか・・・

 この先の道の駅へ集合だそうです

足摺スカイラインを軽快に走行中です。
 すれ違うバイク

足摺YHへバイクを置いて、歩いて灯台へ向かう
  海は凄い白波 

足湯に浸かりながら白山洞門を展望できる”万次郎足湯”がこの真上の道路脇にあります。
 白山洞門 

浪が打ち寄せるドドドーンという音と振動が伝わってきます。

 


 5日目(10月5日[日曜]) 

台風予報では、夕方から雨風が強くなるとのこと、できるだけ早い時間に今日の宿泊地(大洲城郷土館YH)への到着を目指します。
足摺岬の東側にそって県道27、国道321を通り四万十市へ、四万十川に沿って国道441、 国道381、県道57を走り、松山自動車道(三間IC)から大洲市へ向かいました。

 

四万十川の沈下橋のひとつ「高瀬沈下橋」です。
  アユ漁か、橋の下を小舟が行き来

四万十市鵜ノ江の辺りで急に雨が強くなり、R441道路脇の大きな木の下で雨合羽を着た。

 後ろは四万十川です。

しばらく走るうちに雨が小降りになり、そのまま12時前に大洲市の宿(大洲城郷土館YH)へ到着した。
でも…宿へ入るにはあまりにも早すぎ・・・たっぷり時間に余裕がある・・・
台風の接近でこれから風雨が強くなりそうだが、雨合羽を着用していることだし・・・
ヨシ!思い切って当初の予定通り佐田岬灯台を目指すことにする。

 

台風18号上陸直前の佐田岬灯台駐車場に到着。
 駐車場から灯台までは1800m歩く

灯台までの遊歩道は私の他に人影もない…唸るような強風の音と凄い浪の音…ちょっと怖い・・・

 台風18号の強風下の佐田岬灯台

帰り道は強風の中、R197(メロディライン)の走行は横風に煽られてすごく緊張したが、無事に大洲城郷土館YHへ到着。
今夜から明朝にかけて四国全域が台風18号の暴風圏内…とのことなので、明日の宿泊先(高松市)にキャンセルを入れて大洲城郷土館YHでの連泊を依頼しました。

明日はどうなることやら・・・雨風がひどければ大洲城など市内観光でもするか・・・ 

 


 6日目(10月6日[月曜]) 

朝、外へ出て見ると風は大したことなく、雨は止んでるし、青空も見える。
台風は通過した・・・ヨシ!これなら午後からは一気に天気が回復・・・と思い切って、当初の狙い通り四国カルストを目指すことにしました。

 

ところが、内陸部の山へ登るにつれて厚い雲が空を覆う。
しかも寒い・・・道の駅で温かい蕎麦を食べ、バイクウエアの下にウインドブレーカと防寒用の長袖シャツを着こむ。

曇り空の海抜1000m地点ぐらいの県道43から…
 南の方角に風車が…

台風の余波で強風なのに…霧…というか雲の中で真っ白、何にも見えません。
おそらく海抜1400mぐらいの位置?
 天狗高原スキー場の辺り

写真を撮ろうとしていた時、何やら背後に黒い動くものが・・・
よく見ると牛、そうか~ここは牧場なんだ…
 カルスト台地の牧場

ここは山の尾根道なので天気が良ければ・・・さぞかし素晴らしい景色だろうに…残念!

 


 7日目(10月7日[火曜]) 

少し風が強いが、青空が広がる好天気の中、松山自動車道、高松自動車道を源平合戦の舞台”屋島”を目指して走ります。
 

高松自動車道を高松西ICで出て、屋島ドライブウェイを走る
 おお!平らな山が・・・

 屋島ドライブウェイの駐車場にて

その後は、高松自動車道、神戸淡路鳴門道、第二神明、阪神高速で一路自宅へ・・・

 


 おかげさまで無事に帰り着きました~ 

 ODOメーターは16193(km)

全走行距離は1,765kmでした。

今回の旅では台風18号や道路情報の調査不足による工事通行止めなど、思わぬ事態が発生・・・
でも、結果的にこれが冒険的な旅になったようで、思い出深い楽しいバイク旅行でした。
また、今回は宿泊をすべてユースホステルにしましたが、それぞれの宿で、素朴さ、懐かしさ、出会いがありました。
四国の道は変化に富んでとても楽しい・・・。
再度「いい爺バイクツーリング」の舞台として挑戦したいと思います。
四国とはいえ冬のバイクツーリングは厳しいものがあるので、春、夏、秋いずれかで再挑戦・・・

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。