シャンチー(中国象棋)の日々~三千年の歴史、5億人の競技人口

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シャンチー(中国象棋)チームジャパン強化合宿始まる

2016-10-08 | ニュース
10月8日、都内にある文科省所管施設において、「シャンチー(中国象棋)チームジャパン」の強化合宿が始まりました。

この強化合宿は、アジア選手権、世界選手権などの国際試合の日本代表を目指すプレーヤーからなるシャンチーのナショナルチーム「シャンチー・チームジャパン」が、団結の強化と実力の向上を目指して毎年行っているものです。

午前中は山田事務局長から「アジアシャンチー連合会(AXF)ルール」に関し、いくつかの留意すべき点について講義がありました。

AXFルールはAXF主管のトーナメントだけでなく、世界選手権を含め国際試合の規範とされているルールです。

和(引き分け)の提議はどの段階で行ったらよいのか、コマを本来動かせない場所へ誤って動かしてしまったらただちに負けとなるのか、20回合(日本将棋式にいうと40手)未満でプレーヤーが和の合意をした場合、審判員は和とせずさらにプレーを続けるよう勧告する権限があることなどについて説明がありました。

午後は11月にマレーシアで行われるアジア選手権に出場予定の田中篤、井上奈智両選手による自戦解説がありました。田中選手の解説が終わったところでプロジェクターがオーバーヒートしてしまい、井上選手が急遽大盤による解説に切り替えたり、さらには会議室の蛍光灯が一部故障で点灯せず、電気屋さんを呼んでも直らないため、会場を施設内の別の会議室に変更するというハプニングもあり、強化合宿は波瀾含みのスタートとなりました。

山田事務局長は「国際試合では予期しないハプニングが起こることは普通にあるんだから、それに動じない精神力を付けるのも強化合宿の目的」とわけのわからないことを言いながら、荷物を4階から5階へ持ちあげていました。

午後2時半からは、合宿のメーンイベント「多摩スポトーナメント」の開始です。これは国際試合の標準持ち時間である「60分+1手につき30秒加算のフィッシャーモード」に習熟するために、国内では唯一国際仕様の持ち時間で行われるトーナメントです。国内のトーナメントは通常2日間で行われるため、長くても30分+30秒で行っていますが、2泊3日の合宿期間を利用して、国際標準の持ち時間で行います。

しかもこのトーナメントの優勝者は、来年1月の日本リーグにシードされるとあって、日本リーグ8強入りを目指していやが上にも単なる練習試合ではない熱気のこもった戦いとなるのです。

強化合宿は明日、明後日も「講義+実戦」を組み合わせたスケジュールがびっしりと組まれています。


田中篤選手による講義。このあとプロジェクターがオーバーヒート。


井上選手は急遽大盤による解説に切り替え。


「多摩スポトーナメント」始まる。






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