詩編119編141節~150節には、詩編作者は朝早く起き、み言葉に思いを留め、神エホバに助けを熱望する言葉が記されていました。み言葉に愛着を抱き、エホバに何時でも依り頼む姿勢を私たちも見倣うことが出来ます(箴言3:5,6)。今日紹介する詩編151節~160節には、迫害する者や敵対する者が多くいても、詩編作者は恐れることなくエホバの諭しからそれることのない勇気を持っていたことが記されています(詩編119:157)。真理を守る上で真の勇気が必要です。さらに、神エホバのみ言葉は真理であり、義にかない永遠に及ぶことが記されています(詩編119:160)。なぜエホバの言葉は永遠に及ぶのでしょうか。神エホバの言葉は真理ですから不変です。また神エホバには始めも終わりもなく、永遠に存続する方だからです(啓示22:13)。
詩編119編151節~160節には、下記のように記されています。皆様方はみ言葉からどのような宝を見いだされるでしょうか。
「151 エホバよ、あなたは近くにおられます。
あなたのおきてはすべて真実です。
152 わたしは昔、あなたの諭しの幾らかを知りました。
定めのない時に至るまであなたは
その基を置かれたからです。
153 ああ、わたしの苦悩をご覧ください。
わたしを助け出してください。
わたしはあなたの律法を忘れ
なかったからです。
154 どうかわたしの訴訟を取り扱って、
わたしは取り戻してください。
あなたのみことばと一致してわたしを
生きながらえさせてください。
155 救いは邪悪な者から遠く離れています。
彼らはあなたの律法を尋ね
求めなかったからです。
156 エホバよ、あなたの憐れみは数多く
あります。
あなたの司法上の定めにしたがって
わたしを生きながらえさせてください。
157 わたしを迫害する者たちやわたしに
敵対する者は多くいます。
わたしはあなたのおきてから
それませんでした。
158 わたしは不実な行為をする者たちを見ました。
わたしは嫌忌の念を抱きます。
彼らはあなたのみことばを
守らなかったからっです。
159 ああ、わたしがあなたの命令を
愛したことを見てください。
エホバよ、あなたの愛ある親切にしたがって
わたしを生きながらえさせてください。
160 あなたのみ言葉の本質は真実であり、
義にかなったその司法上の定めはすべて、
定めのない時にまで
及びます」(詩編119:151~160)。
上の聖句に示されている通り、詩編作者は神エホバのみ言葉の教えからそれ、不実な行為をする者たちを見ると、「嫌忌の念を抱いて」います(詩編119:158)。聖書の箴言(しんげん)には、神エホバの忌み嫌われる事柄が七つ記されています。それは①高ぶる目、②偽りの舌(うそを語ること)、③殺人、④有害な企てを企む心、⑤すぐに悪を行なう者、⑥偽りの証人(偽証)、⑦口論を送り出す者、と記されています(箴言6:16~19)。皆様方もこの教えに同意されるに違いありません。神エホバのご意志をイエス・キリストの残された模範の手本に見倣う真のクリスチャンたちは、詩編作者と同じくエホバのみ言葉を「守らない」ばかりか、不実な行為を行う者たちに嫌悪を抱きます。悪を憎悪します。聖書の詩編には、み言葉を学び守り行わない人たちの人生は、風に吹き流されるもみ殻のようであると記されています(詩編1:4)。私たちは、詩編作者が霊感を受けて書き記している通り、神エホバのみ言葉は真理であり、義にかない、その司法上の定めは永遠に及ぶ、ことを心に留めておきたいものです(詩編119:160)。
人と馬 絆の強し 春の来る 今日の一句
ー NHKの福島原発事故以降の相馬の人の馬との
愛の絆のドラマを見て -
近くの道辺に咲いている「サクラソウ」