何度もお伝えしていますが、今は「終わりの日(1914年以降)は対処しにくい危機の時代」です(テモテ第二3:1~5)。高学歴化社会を迎えて、人々は幸福感に満たされるのではなく、反対に多くの激痛を味わって来ました(マタイ24:8)。それは、イエスがこの事物の体制の終わりの複合的なしるしの一つに挙げられた「不法が増すために、大半の者の愛が冷える」からです(マタイ24:12)。「不法が増す」とは、人間が法律違反をするだけではなく、神エホバの律法を守り行なわない、ことを指しています。そのため「大半の者の愛が冷える」状態に陥っているのです。多くの人々は、利己主義であり、金前第一主義に陥り、政府も経済第一主義を唱え、人間が二の次になっています。さらに、親に不従順になり、自然の情愛を失い、粗暴であり、ごう慢な人が多く、容易に合意することはありません。神エホバを愛するより快楽を愛する人が蔓延しています(テモテ第二3:2~5)。こうした中で生活する心が温和で、純粋であり、神エホバの義を求める人たちは、現在社会の不義・不公正の諸悪を見ると心に痛みを感じます(マタイ5:5,8;6:33)。神エホバは、ご自分の羊・民の心を癒し、強めてくださる、保証の言葉がエゼキエル書に次のように記されています。
「「「わたし(エホバ)がわたしの羊(民)を養い、わたしがこれ(羊・民)を横たわらせる(平安に導く)」と、主権者なるエホバはお告げになる。「わたし(エホバ)は失われたものを尋ね求め、追い散らされたものを連れ戻し、打ち砕かれたものに包帯をし、病んでいるものを強める。しかし(エホバのご意志を行なわない)肥えているものと強いものを、わたし(エホバ)は滅ぼし尽くす。わたし(エホバ)はそのもの(羊・民)を裁きをもって養うであろう」」(エゼキエル34:15,16)。
上の聖句に示されている通り、神エホバはご自分の「羊(民)を養い」かつ、平安に導く、と保証してくださっています。加えて、何かの理由でエホバ神から迷い出た民を尋ね求め、連れ戻すことも宣言しておられます。どのようにしてそうなさるのでしょうか。現在世界の240の国や地域にエホバの証人のクリスチャンたちを遣わし、神の王国の良いたよりの真理を宣明し、大群衆の民を集めておられます(マタイ24:4;28:19,20.ルカ4:43;8:1.啓示7:9)。事物の体制下で、諸問題によって心を打ち砕かれたご自分の民を、癒してくださるのです。気持ちが病んでいる者に、神の王国の良いたよりの真理によって、希望を与え、堅く立つことができるように強めてくださるのです。神エホバは、この事物の体制下でも、み子イエスを通し、忠実で思慮深い奴隷を用い、聖書や聖書に基づく出版物を通して、真理によって霊的に強めてくださるのです(マタイ24:45~47)。さらに、神エホバは神の王国によってこの事物の体制に裁きを執行し、神の王国を用い、ご自分の羊・温和で義を求める民を平安のうちに養ってくださるのです(詩編37;11,29.マタイ5:5.ペテロ第二3:10~13.啓示21:4;22:1,2)。あなたも、神エホバの羊・温和で義を求める民のお一人として、歩まれている方であれば幸いです。
球児らの 汗と涙の 甲子園 今日の一句
伝道の私と妻を見つめる「可愛い猫ちゃん」