詩編１１９編１０１節～１１０節には、エホバのみ言葉は「わたしの足のともしび、わたしの通り道の光です」と記されていました（詩編１１９：１０５）。エホバの民のクリスチャンたちは、このみ言葉を何度も何度も読み、み言葉が真実であることを実感し、神エホバに感謝し、栄光と賛美を帰しています。今日紹介する詩編１１９編１１１節～１２０節は、神エホバの諭しの律法は、「わたしの心の歓喜」という言葉で始まっています（詩編１１９：１１１）。あなたも心の歓喜となる、み言葉の聖書を学んでみるのは如何でしょうか。さらに、神エホバのみ言葉の真理は、「隠れ場、わたしの盾」と記され、詩編作者の信仰に堅く立つ、揺るぎない心が記されています。
詩編１１９編１１１節～１２０節には、下記のように記されています。皆様方はみ言葉からどのような宝を見いだされるでしょうか。
「１１１ わたしはあなたの諭しを定めのない時に至るまで
自分の所有物としました。
それ（エホバの律法）は
わたしの心の歓喜だからです。
１１２ わたしは定めのない時に至るまで、
最後に至るまで、
あなたの規定を行うために
わたしの心を傾けました。
１１３ わたしは中途半端な者たちを憎み、
あなたの律法を愛しました。
１１４ あなたはわたしの隠れ場、わたしの盾です。
あなたのみ言葉をわたしは
待ち望みました。
１１５ 悪を行なう者たちよ、わたしから離れ去れ。
わたしがわたしの神（エホバ）のおきてを
守り行うためです。
１１６ あなたのみことばにしたがって
わたしを支持してください。
わたしが生きつづけるためです。
わたしの望みのためにわたしに
恥をかかせないでください。
１１７ わたしを支えてください。わたしが
救われるためです。
そうずれば、わたしはあなたの規定を
絶えず見つめます。
１１８ あなたはあなたの規定から迷い出る者を
みな振り払われました。
彼らの策略は偽りだからです。
１１９ あなたは地の邪悪な者たちを皆、
浮きかすのように絶えさせました。
それゆえに、わたしはあなたの諭しを
愛したのです。
１２０ あなたへの大いなる怖れから、わたしの肉は
戦慄を覚え、
あなたの司法上の定めのゆえにわたしは
恐れを抱きました」（詩編１１９：１１１～１２０）。
上の聖句には、神エホバの規定・律法から迷い出る者は、エホバによって振り払われることが記されています。それは、彼らの策略は偽りであることが明らかにされています（詩編１１９：１１８）。また邪悪な者たちは皆、浮きかすのように神エホバが絶えさせた、と記されています（詩編１１９：１１９）。この事は間もなく神の王国によって、神エホバのご意志を守り行わない者たちが処断されるのです（ペテロ第二３：１０～１３）。邪悪な者たちが地上から一掃される神エホバの司法上の定めは、確かに安全な「隠れ場」であり「盾」ゆえに「心の歓喜」ではないでしょうか（詩編１１９：１１１、１１４）。神エホバのご意志を守り行う義なる者たちは、神の王国によって真の命の祝福が与えられるのです（詩編３７：２９．箴言２：２２．啓示２１：４，２２：１，２）。詩編作者は神エホバの司法上の定め・律法に健全な恐れを抱き、謙遜で慎み深い態度を表明しています（詩編１１９：１２０）。詩編作者の謙遜で慎み深い態度に見倣われる方々は幸いです。
赤きボケ 訪ねし家の 幸証し 今日の一句
お訪ねした家の庭の「ボケの花」
