梅雨の時期ですから雨が多いのは止むを得ませんが、
７月１日の早朝からこちらは強い雨が降りました。
昼前から次第に小降りなりましたので、
せっかく満開になっていた「サルスベリの花」は
どうなったかを見てみました。
サルスベリの花は、強い雨にも花びらを落とさないで
残っていました。
今日は雨の中のサルスベリとイチゴミルクの花を紹介致します。
庭に咲いている雨の中の「サルスベリ」
庭に咲いている雨の中の「イチゴミルク」
神エホバから出る教えの実・霊の実の九つの中に、親切、善良が含まれています（ガラテア５：２２）。霊の実の一つの「善良」という特質を説明できる人たちは幸いです。この「善良」という特質を理解している人は、「親切」という特質との違いも説明することのできる人たちです。では「善良」または「エホバの善良さ」とはどのような意味でしょうか。その意味を説明致します。
「善良」とは、良い特質、もしくは良い状態のこと；道徳的卓越性;徳のことです。善良は、悪や腐敗性のない、あらゆる点で善そのものであることです。それは積極的な特質であり、他の人に対して良い有益な活動を行う際に表わされます。
例えば戦後の物資や食物の乏しい時代に、お隣の人が仕事から帰り、夕食の準備にとりかかった時、「醤油」の買い置きが無くなっていることに気付きます。そのような、場合、その人は急いでお隣の奥様に「醤油」を少し、使わして下さるようにお願いに行きます。お隣の奥様は快く「醤油」をお分かちしてくださいます。お分かりの通り、隣の奥様は、とても「親切な人」です。では、「善良な人」はどのような行動に表れるでしょうか。善良な人は、もちろんご所望の醤油をお分かちします。しかし、夕方の食事の準備の時に「醤油」が切れていたことに留意し、夕食を待たれるそのお家の家族のことも考えます。「醤油」を大急ぎで与える以外に、その方は自分の家にある、お醤油と共にお惣菜類を添えて、援助をします。このように要望されていなかった事柄にも目を留め、＋αの有益な援助の出来る人は「善良」という特質を備えた人です。きっと、子育てをされた方なら、子育てにおいていつも「善良」という特質を表されていたことにお気付きと思います。
エホバの善良さ：神エホバは絶対的かつ完全な意味で善良であられます。聖書は、「エホバは善良で、廉直であられる」と述べ（詩編２５：５）、「神の善良さは何と大きいのであろう」と強調しています（ゼカリア９：１７）。神エホバは、モーセが神の栄光を見ることを願い求めた時、モーセに次のことを宣明されました。「エホバ、エホバ、憐れみと慈しみに富み、怒ることに遅く、愛ある親切と真実とに満ちる神、愛ある親切を幾千代までもも保ち、とがと違反と罪とを赦す者。しかし、処罰を免れることは決してしない」（出エジプト記３４：６，７）。
このことから理解できるように、善良さは、憐れみや愛ある親切や真実を包含しています。その反面、どんな点においても悪を容認したり、悪に協力しない特質のことです。神エホバはご自分の最愛のみ子イエスを、人類の罪からの解放のために贖いの犠牲として与えてくださったのは、神エホバの比類のない愛だけではなく、神エホバの善良さが関係していました（ヨハネ３：１６）。み子イエスの贖いによって、本当に善い事柄を望む人たちを助けるための手段を設け、それと同時に、悪に対する有罪宣告を下し、公正と義を完全に満たすための土台を据えられました（ローマ３：２３～２８）。
私たち人間は「神の像（かたち）」に創造されていますので、神エホバ神から出る教えの実・霊の実の親切や善良という特質を培うことができ、その特質を生活に反映することが出来るのです（創世記１：２６，２７、ガラテア５：２２，２３）。私たちがそのような人間として創造されていることに関し、偉大な創造者エホバに栄光と賛美を帰すことが出来るのではないでしょうか（啓示４：１１）。
紫陽花や 強き雨過ぎ 静かなり 今日の一句
強雨の過ぎた庭の「紫陽花」
ご近所の庭に、手持ちの花図鑑や山野草花図鑑には紹介されていない
「モウズイカ」と呼ばれる小さな花が咲いていました。
黄色の花弁で可愛い花です。
どの花々も美しく装うって、
私たちに慰めや歓びや力を与えてくれます。
人間も花々に見倣い善良さを発揮するなら
幸福になるに違いありません。
今日はモウズイカの花とくちなしの花を紹介致します。
ご近所の庭に咲いている「モウズイカ」
ご近所の生垣の「クチナシの花」
