◆シュガー・ラッシュ◆

 今日のシネマ

 

観たかった「ジャンゴ」も「クラウド・アトラス」も、もう夜しかやってない・・・

それなら・・とディズニーの　「シュガー・ラッシュ」を観に行ってきました。

春休みということで　やはりお子チャマが多かったです。

それも、おじいちゃん、おばあちゃんがお孫さんを連れてのパターン。

なんか微笑ましいですね。

  

これはゲームの中のキャラクターたちのお話。

私、ゲームは全くやらないので、キャラとかルールとかには意見できません。

ゲーム通の人が見たら かなりテンション上がるんだろうなぁ、ということはわかりました。

でも、大丈夫。　私みたいな人でも充分楽しめますよ。

 

30年も悪役をやり続けているラルフ・・・

仲間たちとの間に広がる疎外感に悩んでいた。

自分もヒーローになってみたいっ！　仕事以外の時は皆と仲良くしたい！

 で、ヒーローになるべく奔走するお話です。

 

 

「シュガー・ラッシュ」というゲームの中でもがいている女の子、ヴァネロペや

ラルフの相棒フェリックス、そして彼が一目惚れするカルホーン軍曹など

個性的なキャラ満載。

二転三転しながら 思いやりや自分自身の役割を再認識できるような運びは

ディズニー路線まっしぐらで安心して観ていられます。

 

オモチャの世界を描いた「トイ・ストーリー」の衝撃と感動を越えることはなかったけれど

逆に、これだけ面白いアニメーションが揃っている中でも上々の評判を得るのはすごいことなんじゃないかと。

 

エンディングにAKB48の曲が流れますが

そのPVを見た製作総指揮である ジョン・ラセター が「感動した」と言ったのを聞いて私は感動した。

あのジョン・ラセターですよ！

これはこのまま映画のサントラとして世界中に売り出されるわけで、

AKBの・・・というか秋元氏のやり手ぶりにも平伏しました。

 

最後にもう一つ・・・・

今年のアカデミー賞で短編アニメーション賞を取った「紙ひこうき」（原題：paperman)が

本編の前に上映されます。

たった７分間のストーリー。

私は泣いちゃいました。

大好きです。

 

 

これを観る事ができただけでも劇場に行った価値がありました。（私には、ね）