フランスのドキュメンタリー番組で、アメリカの遺伝子組み換え農作物へ警鐘を鳴らす番組を見た。
バイオテクノロジーを国策として支援しているアメリカでは、モンサント社という企業が除草剤に耐性をもった大豆を開発し世界の農産物を支配しようとしている。遺伝子組み換えの農産物自体に対しても懸念があるが、それより問題なのが種子を特許化し、勝手に次の年次に種を使えないようにしていることだ。
破った農家は、訴えられ多額の損害賠償を請求される。
遺伝子組み換えの大豆は、アメリカでは9割近くにものぼっているそうだ。
この番組を見ていて、アメリカは本当に「金儲けのためなら何でもやる」国だと改めて思い知った。インドの綿花もモンサント社のバイオテクノロジーのものに変わっていて、農民が苦しんでいる様子が描かれていた。
昨今の原油相場の高騰もWTIという「マネーゲーム」の世界が生み出す「狂気」が原因なのは間違いない。サブプライムローンで大損こいたアメリカの金融資本が、損失を埋め合わせるために煽って相場を高くしている。
どこまで貪欲なのだろう。
金が唯一の正当なルールだとする資本主義では、アメリカのような無法図市場は絶好の生息地帯だ。
その金融資本に支えられている政治が、およそ人間らしい政策を打ち出すことなんてありえないだろう。
日本もいい加減、アメリカに従うことをやめられないものだろうか。
とにかく、あいつらにいいようにムシリ取られる立場としては、いい加減にしないと「キレルぞ」と言いたい。
バイオテクノロジーを国策として支援しているアメリカでは、モンサント社という企業が除草剤に耐性をもった大豆を開発し世界の農産物を支配しようとしている。遺伝子組み換えの農産物自体に対しても懸念があるが、それより問題なのが種子を特許化し、勝手に次の年次に種を使えないようにしていることだ。
破った農家は、訴えられ多額の損害賠償を請求される。
遺伝子組み換えの大豆は、アメリカでは9割近くにものぼっているそうだ。
この番組を見ていて、アメリカは本当に「金儲けのためなら何でもやる」国だと改めて思い知った。インドの綿花もモンサント社のバイオテクノロジーのものに変わっていて、農民が苦しんでいる様子が描かれていた。
昨今の原油相場の高騰もWTIという「マネーゲーム」の世界が生み出す「狂気」が原因なのは間違いない。サブプライムローンで大損こいたアメリカの金融資本が、損失を埋め合わせるために煽って相場を高くしている。
どこまで貪欲なのだろう。
金が唯一の正当なルールだとする資本主義では、アメリカのような無法図市場は絶好の生息地帯だ。
その金融資本に支えられている政治が、およそ人間らしい政策を打ち出すことなんてありえないだろう。
日本もいい加減、アメリカに従うことをやめられないものだろうか。
とにかく、あいつらにいいようにムシリ取られる立場としては、いい加減にしないと「キレルぞ」と言いたい。