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やじゅんのページ/The World according to YAJUN



枝野官房長官の安定感あるパフォーマンスと奮闘が話題を呼んでますね。
私も見ていて、落ち着いた態度と誠実な物腰が立派だなと思いました。

ただ、前から私が思っているのは、官房長官という、余人をもって代え難い要職に、対外発表の負担をあれだけかける体制は適切なんだろうか、ということですね。

以前、「国家戦略局」という記事で、こんなことを書きました。

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一つだけ、細かい例をあげると、官房長官の記者会見があります。これは毎日二回もやる仕事で、その言動の一つがものすごい影響を与えることがあるので、結構な負担になります。・・・(大事なのは)仕事を絞ることです。特に記者会見のような、(言い方は悪いですが)職人芸があれば誰でもできる仕事はアウトソースして、本当に「総合調整」が必要な仕事のみをやらせることです。
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今回の原発の対応をみても、いかにあの会見が大変で、そのための準備にも相当な負担がかかることが分かると思います。本当は、もっとやらないといけない仕事がたくさんあるはずと思います。

総理や官房長官といったリーダーが、要所で重要なメッセージを出すことには、心理的効果という観点から、極めて重要な意味があります。ただ、そういう機会が定期的にあるわけではありません。単なる状況や対応の説明をルーティーンでやることに関しては、報道官のような人がやればいいのではないでしょうか。そういうポストは実はあるのですが、機能してません。今すぐにというわけにはいかないでしょうが、これから考える余地があるように思います。

リーダーのメッセージの重要性といえば、なんと言っても総理の与える印象が重要なわけですが、これまでのところを見ると、ちょっと頼りないですね。

米軍の救援の報道などが話題を呼んでますが、こういう危機においては、頼もしい人が出てくると、画面で見るだけで何となく安心しますよね。
みんな心細いわけです。これからどうなるかなんて、政府だって分からない、そんなことは分かっている。そんな状況で、この人ならついていける、ついていってもよい、と思わせることが、どれほど大事なことか。

自衛隊の幕僚や消防庁の隊長の会見を見て、おっと思った人もいるのではないでしょうか。あの力強い、制服姿の指揮官が与える安心感。ああいうのは結構大事と思います。米国では軍人がどんどん前に出てきます。実力が必要な場面には実力をもつ人の出番です。消防庁はもちろん、自衛隊も、ここでどんどん前に出て(災害派遣のみならずプレスへの露出の意味でも)、プレゼンスとプレスティージを上げて欲しいところです。

※ただ、この記事を読んだときは、ちょっと見直しました。リーダーとしての直感があたっていたわけですね。結果論でしょうが、それを貫けなかったのが残念です。
「専門家に任せればいい」というドグマは、当たっているようで、危険な面があるんですよね。専門合理性のピラミッドと化した現代社会の難問の一つだと思います。
※それはそれとして、官房副長官の交代とか節電大臣の任命というのは、どうなんでしょうね。私は部外者なので、実質的な意味はわかりませんが、一般国民の目線からいえば、これが与える心理的効果はマイナスな気がします。

それにしても、エネルギー問題はこれからますます重要性を増しそうですね。政治的にもビジネス的にも。

しかし、まずは一刻も早く事態が安定化することを祈っています。

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とりあえず生存報告です。

地震が起きたときは建物の4階にいました。激しい揺れに驚いて、すぐに外に出ました。本棚の本がすべて飛び出し、重いコピー機まで動き、壁に傷が入ったためか粉が吹き出し、ちょっと現実離れしたような異様な光景でした。
その日は電車、バス、タクシーいずれも利用できず、ビジネスホテルなども一杯の様子でした。近くに住んでいた友人宅で一夜を過ごしました。
翌朝、家に戻りました。本、PC、テレビ、食器などほとんど壊滅したかと思っていましたが、なぜか何事もないかのように平穏でした。建物が良かったのか、あるいは一階だったからかもしれません。

東北地方の深刻な状況をみて、心が痛みます。
私の周りでは、火災は発生しているようですが、知る限りでは大きな被害はないようです。ただ、余震や原発の影響は心配です。
政府や電力会社の対応が完璧とはいえないのかもしれませんが、必死にやっているということは伝わります。まずは自分にできること、情報収集であったり、節電であったり、ちょっとした備蓄であったり、もしものときの準備であったり、普段の生活を続けることであったりしますが、それを一生懸命やろうと思います。

それにしてもメールと電話が通じない中、コミュニケーションツールの中で一番役だったのがツイッターだったというのが驚きでした。あまり携帯で見ないので気づかなかったですが、Facebookも同様に役立っていたのかもしれません。近年の情報技術の格段の進化は、意識しにくいですが、わずか数年前と比べても、こんなにも違うものかと思います。

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The earthquake was a tremendous disaster. Fortunately my family and I are all OK. I hope all of my friends are safe and sound as well.
Since all transportation was halted, I crashed at my friend's apartment on Friday night. I was afraid that my room would be a total mess in my absence but found it unexpectedly kept organized when I came home.
It seems that the Tokyo area has not been seriously damaged. Somehow people have managed to control the situation. However we still have to keep on the alert against aftershocks. Accidents in nuclear power stations are greatest concerns at present. This website may be of some help to keep up with a reliable source of information.
It is distressing to see how people are suffering in devastated areas. I just hope things will not get any worse and affected people will be secured as soon as possible.
I received a number of warm messages from my friend at home and abroad. I cannot appreciate their thoughts and prayers more. It is truly encouraging to hear people around the world express profound sympathy for us.

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