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やじゅんのページ/The World according to YAJUN



大した中身のない記事を掲載するのは、少しはばかられますが、せっかくの大晦日(英語ではNew Year's Eve)ですので、簡単にご挨拶をさせて頂きます。

日本では新年の挨拶として年賀状を出しますが、米国ではそういう習慣がなく、その代わり、年末にクリスマスカードを送ります(こういう時候の挨拶を「season's greetings」と言います)。筆無精な私は、手紙を書くことはしませんが、Eメールで、米国人の友達にはクリスマスカードを、日本人の友達には年賀状を出すことにしました。

日本では、大晦日の夜に、近所のお寺に除夜の鐘を突きに行ったのが懐かしいですね。初日の出とか、初詣も、寒い中、凍えそうになりながら友達と行ったりして、やっぱり日本はいいなあ、と実感する瞬間ですよね。

このブログも始めてからほぼ一ヶ月になりました。アクセスIP数も、始めた当初は一桁台でしたが、今は一日平均200くらいになりました。こんなに多くの人に見てもらって、ありがたいことです。来年も色んな記事を書くつもりですので、よろしくお願いします。(こんなことを書いて顰蹙でなければ良いのですが、私も色んなブログを見てみたいと思っていますので、このブログをご覧になっている皆さんから、積極的にTBをいただけると嬉しいです。)

それでは皆さん良いお年をお過ごし下さい。

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被害者の数が毎日のように膨れ上がって、つらいですね。災害がまだまだ現在進行中であることを実感します。被災者の方が一日も早く落ち着いた状態になることを祈ります。

ホワイトハウスと国務省の新着情報も、津波に対する支援についての情報提供が大部分を占めています。今日のホワイトハウスのニュースレターは、米国人有志による支援について述べてました。

AMERICANS SUPPORT TSUNAMI VICTIMS

Americans citizens, troubled by the devastation caused by the earthquake and subsequent tsunamis in Asia, are helping those who lost loved ones and homes. As of noon yesterday, Americans privately donated approximately $18 million to the American Red Cross. Johnson and Johnson, a leading American pharmaceutical company, made an initial contribution of $2 million to relief efforts and is working with the American Red Cross to match their employees' donations to the organization. The company is also donating medical supplies, food, water, and blankets to people throughout the region. These are just a few ways the American people are supporting the relief effort.

Source: American Red Cross (www.redcross.org) and Johnson and Johnson (www.jnj.com)

米国人からも、日本人の友達が関係地域に行ってるのだけど、何か知ってるか?という問い合わせを受けます。

大したことは何もできませんが、私もamazon.comを通じて赤十字に義捐金を寄付しました(ここでできます)。むなぐるまさんのサイトで知りました。日本でもできるそうですね。

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過去の記事をインデックス形式で閲覧できるようバックナンバー一覧を作りました。トップページに出ている以外に、この人はどんな記事を書いているのだろう、と思った方は、トップページ左側のcategoryにある「バックナンバー一覧」を見て頂ければと思います。最新の記事については、未掲載の場合があるので、ページ左側にあるRecent Entryをご覧下さい。

この一覧、トップページに出てしまって、見苦しいのですが、そのうち新しい記事に押し出されて、トップページから消えると思いますので、しばらくご容赦下さい。一覧の内容は、一週間おきくらいに、適当に更新していく予定です。

どの記事も、しばらく時間が経ってもそれなりに読むに耐えると自分では思っているので、このようなインデックスを作ってみました。自分としても、あのとき書いた記事はどこだったっけ?と思うときに、見つけにくいなあ、と思っていたので、それなりに役に立ってます。ただ、他の方のブログを見ると、同様なインデックスを設けている方は、自分でHTMLを書いて作っているようですね。こんな風にブログのフォーマットで強引に作ってしまうのは、変なのでしょうか。未熟者なので、変なことをやっていたらスイマセン。

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想像を絶する災害で、本当に痛ましい限りですね。

直接は本件に関係ない米国においても、テレビ、新聞では本件についての報道が相当の割合を占め、「tsunami」という言葉が氾濫しています。CNNは、ツナミという言葉がもともと日本語であると説明して、「"Tsu" means port. "Nami" means wave.」といった解説まで始めました。昨28日付のワシントン・ポストの記事(スリランカ発)によると、現地の人たちは津波なんて見たこともなく、中には、第一波が引いた後の引き波のものすごいスペクタクルを見るために、好奇心から海岸に出て行って、第二波にのみ込まれてしまった人も沢山いたとか。

米国政府も、ホワイトハウスが本29日のメルマガで以下の通り支援策を発表しました。日本、豪州、インドと連携すると書いてあります。

U.S. COMMITTED TO AIDING TSUNAMI VICTIMS

President Bush is committed to helping the countries affected by the recent earthquake and tsunami in the Indian Ocean. Australia, India, Japan, and the United States have formed an international coalition to help coordinate relief efforts. The United States has made an initial pledge of $35 million. In addition, disaster experts, a Marine expeditionary unit, the aircraft carrier Abraham Lincoln, and the Maritime pre-position squadron from Guam have been dispatched to the area. In 2004 alone, the United States contributed $2.4 billion to emergency humanitarian efforts, representing 40 percent of the total world contribution to emergency aid this year.

Source: The White House

ブッシュのスピーチや報道官の記者会見、国務省の発表においても、津波被害の話が大部分を占めてます(ホワイトハウス国務省のHPで見られます)。もちろん、日本政府も迅速に支援策を発表してますね。

遺族の方々の気持ちは察するに余りあります。亡くなった方々のご冥福をお祈りします。

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私事にて恐縮ですが、私、米国に来てから歯の矯正を始めました。やったことのある方ならお分かりになると思いますが、これは、色々な意味で苦労するものですね。もう1年ちょっとになりますが、一刻も早く終わらせたいものです。

(米国人は、かなり高い割合で、小さい頃に矯正をしています。歯並びに対するこだわりが相当強いようです。プロ野球名鑑など見ると分かりますが、写真に写るとき、みんな決まったように、歯を見せつけてニカッと笑いますから、歯並びは大事なんでしょう。日本のアイドルの中には、八重歯がチャームポイントの人もいますが、それも米国人的にはダメのようです。)

矯正を始めるに際して、歯科治療を行いました。米国の歯医者の腕前がどんなもんかよく分からないのですが、木村剛氏のHPにあるTBを興味深く拝見しました。日米での治療の違いについて、私は門外漢なので全くわかりませんが、米国での治療に特に不満はありませんでした。ただ、米国人から聞く限りだと、米国人の歯医者は、ともかく問答無用に親知らずを抜くようです。私も、治療の際、4本全て、一気に抜かれました。日本と比べると、なんとなく、白黒はっきりつけたがる米国人の気性が、徹底的な治療と関係しているような気がしますが、どうなんでしょう。

それはそれとして、一点だけ、あまりに日本と違うので驚いたことがあります。それは、治療費の高さでした。抜歯のせいもありましたけど、40万円くらい払いました。何割かは日本の組織に治療費の請求ができるのですけど、日本と比べればずいぶん高くついたなあ、という感じです。日本に帰ったときに治療してきた友達がちょっとうらやましかったです。

もちろん、私が米国の健康保険を使えない(歯科治療には海外傷害保険もきかない)ためなのですが、米国民も、全ての人が健康保険を持っているわけではありません。国民皆保険の日本とは事情が異なります。むしろ、原則として、医者の方は患者が健康保険に入っていないことを前提として考えるので、医療費は全て全額払った上で、あとで保険会社から払い戻ししてもらうことになります。

米国には、4,000万人を超える無保険者が存在し、2003年時点で、医療保険未加入者は人口の15.6%にのぼります。米国の公的医療保険制度には、高齢者を対象にしたメディケアと、低所得者を対象にしたメディケイドに分類され、これらの対象に含まれない場合、民間の医療保険に加入することになります。現役世代の人は勤務先の企業を通じて保険を購入しますが、失業者の多くは保険を購入しないため、無保険者になりやすいとされます。また、現役世代の勤務先の企業を通じての保険の購入についても、経済合理性を損なうとの批判があります(ミルトン・フリードマンの論文が参考になります)。

健康保険の普及の実現は、議論を呼ぶイシューであり、ヒラリー・クリントン上院議員が、国民皆保険の実現を熱心に主張したことは、よく知られています。伝統的に、民主党は、ジョンソン大統領の「偉大な社会」プログラムに見られるように、福祉国家を追求しますが、一方で、共和党は、小さな政府を志向し、市場経済の合理性を重視するため、健康保険制度改革については、一般的に、民主党が主導権を持っていると見られます(この点、ブッシュ大統領がメディケア制度改革法案を成立させたことは、民主党のお株を奪うものであり、意外なものでした)。

医療制度と社会保障制度改革は、ブッシュ新政権にとって、内政面での大きな課題になると見られています。(ちなみに、私は以前、ブッシュ政権が唱えている社会保障制度改革案の発案者の一人であるジョン・コーガンという人の授業を、受けたことがあります。公共政策についての授業でしたが、まさに今ブッシュが主張している改革案を熱心に解説していました。米国では、個人差もありますが、学界(学校の授業)においても、党派性がにじみ出る傾向があります。リベラルな学生は、保守派のための政策論を授業でやたらに聞かされて、若干腹を立てていましたが、私にとっては、試験のヤマが張りやすかったので、ありがたかったです。)

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ワシントンDCは、今日もとんでもなく寒かったです。天気はいいのですが。

Verticalという、ニューヨークで手塚治虫の『ブッダ』や鈴木光司の『リング』などを翻訳して出版している会社の関係者の方と、お昼をご一緒しました。むなぐるまさんも述べておられますが、日本文学を米国に紹介するという、非常に貴重なご活動をされています。米国版「リング」を製作したドリームワークスが、日本映画のリメイクであることを前面に出さない戦略をとったので、小説『リング』を出版したとき、タイアップができなくて苦労したなど、色々興味深い話をうかがいました(そういえば、「Shall we dance?」も、全然日本映画のリメイクという売り方をしてなかったのだけど、あれもわざとだろうか)。思うところが色々ありましたが、考えがまとまったところで記事を書こうと思います。

しかし、クリスマスなので、店がほとんど閉まっていて、食事するところを探すのに一苦労でした。デュポン・サークルという、ワシントンDCの中心部にも全然人がいませんでした。車を止める場所を見つけるのに苦労しないのは良かったのですが。米国を旅行される方は、大型休日に来られるときには注意して下さい。ほんとに店がやってません(ただし、アジア系スーパーなどは、年中無休ですので大丈夫です)。

夜は、米国人の友達のホームパーティーに行きました。米国人は、祝日などによくパーティーをして、色々な友達を家に呼びます。知らない人同士が集まるので、たまに、そこで新しい友達ができたりします。パーティーといっても、大げさなものではなくて、バーベキューとか、potluckという食べ物の持ち寄りとかで、簡単にできるものです。

その代わり、と言ってはなんですが、米国には「合コン」に匹敵するようなものがありません。米国人に説明するのに少し苦労します。米国では、先に述べたパーティーのような機会が一般的なので、特に必要としないのかもしれません。合コンは、知らない男女が出会うというシチュエーションそのものにも高揚感を覚えると思うのですが、米国人の場合、知らない人といきなり話す、そういう感覚に慣れているので、感動も薄いかもしれません。(記事を掲載してから、「blind date」という言葉を使うと説明しやすいとのご指摘をいただきました。まったくその通りでした。「blind date」は同名の素人参加型TV番組もありますが、文字通りのデート、つまり、通常は、交際するかどうかテストすることを前提に、知人が一対一のデートをセッティングするもので、ちょっと合コンとはノリが違うようですが。)

韓国人の友達に聞いたら、韓国には合コンがあるそうです。「男女が数人で集まって・・・」という説明を始めた瞬間、即座に概念を理解してくれました。彼曰く、とにかく韓国は日本ではやっていることを真似するから、テレビ番組とかカラオケとかゲームとかそっくりとの由。何だかほっとしますね。今、日本は韓国カルチャーブームだそうですが、隣の国と親密に文化交流できるのは素朴に良いことだろうと思います。

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ちょっと旬を過ぎた話題で恐縮ですが、先月のアーノルド・シュワルツェネッガー・カリフォルニア州知事の訪日に関して、カリフォルニア州のウェブサイトに掲載されていた写真がインパクトがありましたので、そのまま掲載します(出典:カリフォルニア州公式ウェブサイト)。

このサイトの左下にあるバナーを見ると、同じように見える写真が、「California」が「JAPAN」に、カリフォルニア州のマークが日本の国旗に修正されてたりして、微妙に芸が細かいです。グラサン姿の知事の画像をフルに使いまわしていまね。小さくてよく見えませんが、サングラスの左側が、「TOKYO」とかなってたら素敵だと思います。

それにしても、青島幸男元知事や田中康夫知事を遙かにしのぐ自給自足の広告塔ぶり、役者が違うなあ、と感心するやら(そりゃ本物の役者だから)、まるきりターミネーターで、迫力ありすぎるだろ、何しに日本に行くんだよ、と突っ込みたくなるやら。こんな風に勝手に一人ではしゃいでしまうあたり、既にカリフォルニア州の手のひらで踊らされているのかもしれませんね。

ところで、シュワちゃん(親しみを込めて愛称で呼ばせていただきます)の話を米国人とすると、必ず話題に上るのは、彼のアクセントです。かなりどぎついオーストリア訛りをしているため、「あの人、しゃべり方すごいよね。」「どうしてあんなアクセントを続けるのだろう?」などと、必ずと言っていいほど茶化されます。さしづめ、米国のアグネス・チャンか、マルシアか。ターミネーターの有名な台詞、「アイル・ビー・バック」は格好の物真似ネタです。訛りを自らのトレードマークとして、わざと直さないのだろう、と言う人もいます。カリフォルニア州知事選において、シュワ候補の訛りが、ヒスパニックを中心とするマイノリティを惹きつける上で、大いに役に立った、という説もまことしやかに流れました。

ご存知の通り、米国は移民の国です。何となく、米国人というと白人をイメージし、彼らが訛りのない綺麗な英語を話しているという印象を持つかもしれませんが、ヒスパニック系やアジア系もかなりの割合を占めています(2000年米国国勢調査によれば、ヒスパニックが12.5%、アジア系が3.6%・・・データが古いので、ヒスパニックはもっと伸びているはずです)。

米国の第一言語はもちろん英語ですが、その英語の中でも、色々なアクセントが存在しています。国籍のバックグラウンドによっても違うし、地方のアクセントもかなり多様です。しかも、ヒスパニック人口がどんどん増加していますが、彼らの中には、米国人なのに英語ができないという人が沢山いると言われます(ケーブルTVでは、スペイン語放送のチャンネルが何個かあります)。将来の大統領選の鍵を握るのは、ヒスパニックの動向である、とよく言われる所以です。

#ヒスパニック系のビル・リチャードソン・ニューメキシコ州知事(クリントン政権時の国連大使)が、民主党からの次期有力大統領候補の一人として、よく挙げられます(先の大統領選においては、民主党副大統領候補としても挙げられた)。ただ、同知事が実際に大統領候補になるかどうかについては、女性問題の脇の甘さがネックになると言われます。また、ジェブ・ブッシュ・フロリダ州知事の流暢なスペイン語が、ヒスパニックが多いフロリダ州において、有効な政治的アドバンテージとなっているとされます。

日本語訛りの英語も、こちらが思ってるほど向こうには気にされません。相手に通じないのは困りますが、明確に聞き取れる発音をする限り、多少の訛りがあっても、自信を持って話すと良いのではないかと思います。せいぜい、シュワちゃんのアクセントのようにいじられるくらいの話ですから、大したことではありません(と考えて、開き直るくらいでいいと思います)。

しかし、シュワ知事は小泉首相とも会ったそうですが、やはりお別れの挨拶には、「アイル・ビー・バック」と言ったのでしょうか。あるいは、小泉首相の方から、「ユー・ウィル・ビー・バック」とかなんとか言ったのでしょうか。気になります。今回の訪日は、あまりワシントンDCでは話題にならなかったこともあり、確認できませんでした。ご存じの方教えて下さい。

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一身上の都合で、今後、「やじゅん」と名乗ることにしました。変更には理由があるのですが、「やじゅん」という新しい名前自体に深い意味はありませんので、突っ込みはどうぞご容赦下さい。プロフィールのところも修正します。これまで入力したコメントについては、面倒なのでそのままにします。混乱させてしまったらすみません。

私に呼びかけるときは、気さくに、「オッス、やじゅん、元気か」といった雰囲気でお声かけ下さい。

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クリスマスイブです。日本では、恋人同士が一緒に過ごす、最もロマンチックな日ですよね。

そんな日に、私は風邪を引いてしまいました。重い症状はありませんが、なかなか回復しません。最近、ワシントンDCはものすごく寒いです。先日、マイナス10度にもなったそうです。自分としてはベストの状態で着込んでいても、10分と外を歩くことができないような、信じられない寒さです。まあ、単に私が寒さに弱すぎるというか、情けないだけ、という面もあるのですが・・・。

ともあれ、クリスマス。その感覚は、米国ではちょっと違います。個人差はあるのでしょうが、普通の米国人にとっては、クリスマスとは、恋人よりもむしろ家族と一緒に過ごす日なのです。学生の友達も、多くは家族のもとに帰って、親兄弟と一緒に過ごします。私から友達に、日本では、恋人が一緒に過ごす日である、時には夜をともにするのに良い口実として使われるのである、と言うと、かなり驚かれます。

こういった、日本で一般化した行事についての日米間の考え方のギャップは、結構面白いものがあります。有名な例はバレンタイン。日本では女の子が男の子にチョコを贈って告白する、これまた、甘酸っぱい思い出がよみがえるような、ロマンチックな日。ところが、米国では、普通、男性から女性に何らかのプレゼントを贈る日なのです。告白もアリですが、必ずしも重要な要素ではありません。ある意味ロマンチックなところは共通していますが、それでも日本の習慣を米国人に教えると、やはり驚かれます。チョコレートもプレゼントとしてアリでしょうが、バレンタインのための特別なチョコレートが用意されるわけではなく、最も一般的なプレゼントは花束とされています。お菓子業界の陰謀説は米国ではたぶん通じないと思います。

米国では、クリスマスの他にも、感謝祭など、「家族が一緒に過ごす休日」的なものが多く存在します。なんとなく、日本ではそういうことをするのが照れくさいというか、大の男がそんなことしたら、親離れできてないだのマザコンだの言われて、からかわれそうな気がします(日本の場合、そういう日は、たぶん、新年の一日くらいではないでしょうか)。米国人の多くは、そんなてらいはなく、思い切り家族を大切にします。そういう日は、友達でみんなで飲みに行くということもせず、家族一直線です(もしくは、家族団欒のパーティーに友達を招く)。

しらふで家族を大事にする、この点については、保守やリベラルといった政治信条も、エスニック・バックグラウンドも、宗教も関係ありません(と思います)。この辺の米国人の素直さは、私は好きです。

それでは、ちょっと恥ずかしいですが、皆さんもHappy Christmasを過ごされることを祈って、今日の記事を終えたいと思います。

・・・

あ、私?私は、もちろん日本流で・・・と言いたいところですが、残念ながらできませんので、家族のところに戻り損ねた野郎の友達と飲むことにします(注:私も彼もゲイではありません)。

・・・
(追記)

昨日アクセスIP数をチェックしたら、一日100弱程度だったアクセス数が、突然倍増して200強になっていてびっくりしました(pvは500強)。gooのランキングを見たら、174位・・・ブログ初心者の私にとっては、衝撃の数字です。たぶん、ブログの大先輩であるむなぐるまさんやstandpoint1989さんから、予想外にも過分な評価をして頂いたからじゃないかと思います。

元々ブログを始めた動機は、自分の考えを形にして発信するという、自己実現の欲求に過ぎないものでしたので、アクセス数を気にするつもりは全くなかったのですが、多くの人に自分の考えを聞いてもらえるのは、やはり単純に嬉しいもので、大変励みになります。

最初、何日続くかも分からないけど、まあとりあえずやってみるか、という気楽な気持ちで始めたブログですが、やってみると、面白いことに、言いたいことがあとからあとから出てきて、何本もの記事をストックする状態になりました。一日一本アップしていると、有り余ってしまうくらいです。正直言って、そんなに言いたいことのあった自分自身に驚きました。いまだ手探り状態で、日々勉強というところですが、これからも、頻繁に更新を続けていきたいと思います。

自分がホームページを始めたことをきっかけに、他に自分と似たような問題意識を持っている方、そうでないにしても面白い意見をお持ちの方のブログも良く読むようになりました。自分の知らない世界が、こんなに広がりを持って発展していたのだな、と率直に驚きました。これからも、むなぐるまさんら先人のお知恵を拝借しながら、勉強していきたいと思います。このホームページを読んでいる皆さんからも、面白いブログがあれば、ご紹介頂けると嬉しいです。

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イラクでは、来年1月に国民議会選挙が予定されています。武装勢力は選挙実施を妨害すべく、攻勢を強める中、イラク暫定政府及び米国は、選挙は予定通り実施する、とする強い姿勢を保っています。

最近のワシントン・ポストのコラムでは、17日にデビッド・イグナチウス、19日にジム・ホーグランドが、選挙の展望について論じています。いずれの記事も、イラクで多数派を占めるシーア派が議席を独占し、イラク政府が宗教性を強め、イランとの結びつきが強くなる点を危惧しています。

一方で、酒井啓子氏の『イラクとアメリカ』(岩波新書)を見ると、「イラクのシーア派はアラブ民族であり、ペルシア民族であるイランのシーア派とは、必ずしも同調しあうものではない。また、イラクでは建国以来、世俗化、近代化政策が一貫して採られてきたため・・・イランと比較して、異なっている。」としつつ、しかし「イスラム運動は共鳴する」として、イラン革命直後に、革命の波及を危惧したサダム・フセインが、シーア派指導者であったムハンマド・バーキル・サドル(ムクタダ・サドルと同じサドル家)を逮捕・処刑したことについて説明しています。

イラクとイランのシーア派がどれくらいつながりのあるものなのか、根っこが同じ宗教である以上、何らかの共鳴する感覚はあるかと思いますが、実際のところは分かりません。イラクのシーア派とイランのシーア派が異なるものであることは事実ですし、イラクのシーア派も、シスタニという最高の権威がいるとはいえ、20を超える複数の党に分裂しており、決して一枚岩ではありません。シスタニもサドルもイランとのつながりは薄いと見られています。おそらく、酒井氏の述べる通り、必ずしも同調しあうものではないし、そうならないにこしたことはない。が、米国の一部には、ワシントン・ポストのコラムニストが述べている通り、そうなる可能性がある以上、楽観視はできないという向きがある、というのが基本的な構図だと思います。

いずれにしても、イラクでの国民議会選挙でイラク国民の60%のシェアを占めるシーア派が力を伸ばすのは確実であり、少数派であるスンニ派とクルドは、シーア派が権力を独占することを警戒し、強く抵抗する構えでいます。オスマン・トルコからの解放後、複数の民族が存在する地域において強引に境界線を設定し、人工的に成立した国家であるイラクには、国民の統合という意識が低く、常に分裂という危機に直面しています。

イラクの政治プロセスは、3月に署名された基本法(TAL: Transitional Administrative Law)によって規定された通り、8月に憲法草案採択、10月に国民投票、12月に国民議会選挙、という流れで進められ、憲法の制定と正式な政府の発足に至ることが想定されています(その通りに進むのかは治安情勢とも関わる話であり、予測は難しく、また、実際に憲法がどのように採択されるのか、本当に採択されるのかについても、識者によって議論が分かれるところではあります)。この分裂の危機に関して、TALが非常に気を遣っているのは、シーア派が多数の力をもって他を圧倒するのを防ぐ試みを随所にしている点です(大統領府のメンバーを3人にし、その選出も3分の2の賛成を必要としている点など)。多党制を前提とした集団指導体制においては、諸勢力の妥協が政治上大きな位置を占め、結果として、決断のスピードやマグニチュードが抑えられる傾向にありますが、おそらく、そういったスローペースの議論が行われる政治制度の方が、現状のイラクには適切な制度として機能するのではないかと思います。

民主主義といっても、何も選挙をして多数決原理を持ち込めばいいというものではありません(それだけでは「狭義の民主主義」だけが達成されることになる)。民主主義を支える言論の自由、権力分立・抑制均衡といった自由主義を支える制度も確保されなければ、民主主義の目標は達成されません。イラクの場合、これらの制度が確立され、またその基本的な価値観が国民の間でしっかり共有されるには、時間がかかると思います。もちろん、選挙の実施はそれ自体がこうした理念の理解や共有を促進する効果があり、同時並行で進められるべきものですが、選挙は民主主義を支える一つの要素に過ぎないことを忘れてはいけません。

近年、中東の民主化や、独裁国家の民主化という議論が頻繁に取り沙汰されますが、民主主義を本当の意味で機能させることには、様々な困難が待ちかまえていると思います。選挙ができれば民主国家である、という単純なものではありません。国民が自律的な意思に基づいて決断できる環境の保証、多数派の独裁を防ぐ装置、そういった理念を国民が理解・共有すること等々があってこそ、はじめて意味をなすわけです。また、それをどう具体的に実現するのか、その手段も様々なバリエーションが存在し、それぞれの国の状況にあったものを追求することが望まれます。

私の勝手な印象では、民主主義は、人類の英知が長年の経験を活かして生み出した偉大な発明なんじゃないかと思います。しかし、その理念を現実のものとするのは、当たり前のことですが、なかなか難しいものだなあと思います。いや、人ごととは思えない。日本だって、民主主義の真の目標を達成するには、政治家や官僚はもちろん、メディアも国民も、もっと一生懸命やらないといけないんじゃないかなあ・・・とか。

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