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やじゅんのページ/The World according to YAJUN



今日はいい天気でしたね。目黒さんま祭りがやってました。すごい人でした。
ただの冗談だった落語の「目黒のさんま」がここまで展開するとは。
私もつられて昼からビールを飲んで、帰ってCDの「目黒のさんま」を聴きました。笑

それはそれとして、沖縄。3泊4日で行ってきました。
宿泊はブセナ・テラス。九州沖縄サミットの舞台でしたね。
万国津梁館とか、なんかもう色んな意味でなつかしいな。。。

旅程ですが、

1日目 
 午後着 
 ランチ きく屋
 午後 美ら海水族館
 夕食 ホテルのバー
2日目 
 午前 ホテルのビーチ、安保の丘(嘉手納基地)
 ランチ あぐや食堂
 午後 首里城、斎場御嶽、平和祈念公園、ひめゆりの塔
 夕食 ジャッキー・ステーキ・ハウス
 夜  那覇市街
3日目
 午前 ホテルのビーチ
 午後 エメラルド・ビーチ、瀬底ビーチ
 ランチ きしもと食堂
 夕食 花笠食堂
 夜  那覇市街
4日目
 午前 アメリカン・ビレッジ、宜野湾、アウトレット
 ランチ 亀かめそば
 午後発
 
こんな感じでした。初めてということもあって、完全にミーハーコース(笑)。しかし天気も良くて楽しかったです。

ちなみに、ちょうど旅行中の日経の夕刊の「人間発見」が美ら海水族館の館長の連載。この「人間発見」、ときどき妙な縁を感じることがあります。
日経といえば今連載中の槇原稔さんの「私の履歴書」、とても面白いですね。特に今ワシントンDCの話になっていて、自分も昔住んでいた頃を思い出したりしてます。

話が曲がりました。沖縄に戻します。
米軍基地。
その昔ラムズフェルドもびっくりしたとおり、本当に町の中にあるんですよね。車道から施設がそのまま見えます。
中部にある「安保の丘」からは嘉手納基地が一望できますが、もっと高い位置に道の駅「かでな」があって、望遠鏡まで置いてあって、こちらの方がよく見えます。米軍の訓練の様子まで丸見え。これ、米側にフェンスを作られて見にくくなったのに対抗して作ったんですね。すごいですよね、発想が。
こういうところに行くと、騒音も含めて、基地と隣り合わせの生活をわずかなりとも実感できます。

・・・
基地と言えば、今話題の米軍再編。
よく分かりませんが、大丈夫なんですかね、これは。なんか、一方的に要望だけ突きつけているように見えるんですが。
大臣によれば、アフガニスタンなんかとも一緒に考えるそうですが、米国にしてみれば、一方的に文句ばかり言われている感じで、好意的に対応したいと思っても、これではなかなか難しいでしょうね。
当たり前のことですが、要望を出すのなら何か譲らないと話し合いになりません。交渉ですから。まあ、部外者には分からないところで色々やっているのだろうと思いますが。さすがに。

そして、外務省の「密約」調査。
これもすごいですね。2ヶ月でまとめるとか米国にも行って調査とか夢物語を聴いているような。一方的に言えば何とかなるだろうというような印象を受けるというか・・・。
たしかに歴史になっている事実は多いだろうし、それは公開することも重要と思います。しかし全ての事実がそうではないでしょうし、費用対効果というものを考える必要があるでしょう。これだけ莫大なエネルギーをつぎ込んで、何を得ようとしているのか。国民の信頼・・・そういうものなんですかね。

こういう件では組織の自浄作用は期待しにくいので、多少強引な外圧が必要であることは確かです。
ただ、全体的に、これをやりたい、こうあるべきだ、だから誰かやってくれと、他人事のように言いっぱなしな印象を受けるんですね。
大変なことをやろうとする、その意気そのものは悪いこととは思いませんが、それを自分の仕事としてやるとか、責任者なり当事者なりの責任感をもってやろうとしているように見えないのです。
いや、私も事情を知らないので、たぶん誤解なんだろうと思います。それならいいんですけども。

ついでに言えば、次官会議の廃止とか事務方の記者会見の廃止とか、どうでも良すぎ。こんなことに注目すること自体ナンセンスというか、貴重な時間とエネルギーの無駄づかいと思います。

しかし、ここまでやるとは驚きというか、色んなところで本気であることは伝わってきますよね。
これが政権交代の帰結というなら、本当に国のかたちが変わるかもしれませんね。良いことなのか悪いことなのかは別として。
ともあれ、毎日のように外務省のアップする記者会見がエキサイティングすぎます。プロレス的な関心からも目が離せません。

・・・
まあ、そんなことはどうでも良くて(笑)、沖縄というと音楽。私は昔から結構好きです。伝統的な民謡も聴きますが、その要素を取り入れてロックやポップにしたのが特に好きだったんですね。

■ 細野晴臣 『はらいそ』
■ 坂本龍一 『NEO GEO』
■ 坂本龍一 『Beauty』

この3枚のアルバムが特に好きでした。いずれも歴史的名盤ですよね。
「安里屋ユンタ」とか、この細野晴臣と坂本龍一含め、色んな人がカバーしていて、川田功子のような伝統バージョンと、りんけんバンドやおおたか静流のような現代音楽型と比べると、それぞれのカラーが出ていて面白いです。

それにしても細野晴臣なんか、70年代からこういう作品もあったと思うと驚きです。子どもの頃、YMOのライディーン、ゼビウス、人形劇三国志、ハイスクールララバイなど、ちょうどパソコン(FM-7、PC-88)を使い始めた頃でもあって、衝撃を受けました。『HOSONO HOUSE』とか『泰安洋行』とか今聴いてもすごいです。様々な文化を巻き込みながら、自己の作法にしたがってまとめた統一感。知的で高い音楽性を備えながらポップでキャッチー。この時代の日本のロックは本当に熱いですよね。

■ 細野晴臣、山下達郎、鈴木茂 『Pacific』
ついでにこれも、ビーチ気分にマッチして良いですね。
鈴木茂はちょっと前にドラッグ(大麻)でつかまってしまいましたけどね。あのはっぴいえんどのメンバーが・・・と思うと無常を感じます。

・・・
最近読んだ本。

■ カール・ショースキー 『世紀末ウィーン』
世紀末から戦間期にかけてのウィーンは、戦争と革命、経済の混乱、西洋文化の爛熟という不安定な状況の中で、様々な分野での芸術、思想、学問が花開いたすさまじい時代でした。
音楽ではポスト・ワグナーの時代で、マーラー、リヒャルト・シュトラウス、同時期にパリでドビュッシーやラヴェルが活躍し、最後の方にはシェーンブルクが登場します。絵画ではクリムト、シーレ、建築ではゼンパー、演劇・文学ではホーフマンスタールやツヴァイク、思想ではポスト・ニーチェの時代で、シュペングラー、フロイト、最後の方ではウィーン学団、さらに科学でもシュレディンガー、ハイゼンベルクらが量子力学の基礎を築き、経済学でもオーストリア学派が形成されます。これらもほんの一部に過ぎず、とにかく言い尽くせないほど色んなことが起こります。
しかもこういった分野が違う人たちが交錯しまくっていたのがまたすごいところで、マーラーはルエーガーらによる反ユダヤ主義のために改宗し、分離派と交わってクリムトはベートーベンの絵のモデルをマーラーにするが、その妻アルマはクリムト、グロピウスらと関係をもち、悩んだマーラーはフロイトに診療を受けに行き・・・といった具合に。
この本はそのエネルギーに満ちた時代の断面を描いています。といっても、結構一つ一つのテーマを掘り下げている感じで、それほど包括的に描いているわけではないのですが。
テーマはこんな感じ。

シュニッツラー、ホーフマンスタール
リングシュトラーセ
シェネーラー、ルエーガー、ヘルツル
フロイト
クリムト
シュティフター
ココシュカ、シェーンブルク

個人的にはクリムトのパートが一番面白かったです。三つのアテナの対比やベートーベン・フリーズの解説など、ニーチェやショーペンハウアーの影響を論じており、時代と作家の関係というこの本の問題意識がよく伝わります。

エコール・ド・パリの時代、ベル・エポックとかハルバースタムの『ザ・フィフティーズ』とか、分野横断的な時代の断面史は、現代の歴史学、物語という趣があって、面白いですね。

■ 渡辺裕 『マーラーと世紀末ウィーン』
同趣旨の作品として、これも面白かったです。『世紀末ウィーン』の引用もあります。

■ 尾形勇 、木畑洋一、樺山紘一(編) 『20世紀の歴史家たち〈3〉世界編 上』
■ 同 『20世紀の歴史家たち〈4〉世界編 下』
広くテーマや分野ごとの権威をみわたすのに便利な本です。執筆者もそうそうたるメンツですしね。
ちなみに出てくる人はこんな感じ。

ピレンヌ マイネッケ ゾンバルト メネンデス・ピダール 梁啓超 トーニー アレクセーエフ マスペロ トインビー ウィーラー カー ウィットフォーゲル エリアス ブローデル 侯外廬 エーバーハルト ウィリアムズ アリエス 楊寛 クラーク ホブズボーム マクニール ジャンセン ダニーロフ フーコー デイヴィス サイード タカキ
スタイン ヴェーバー バルトリド ホイジンガ ルフェーヴル フェーヴル グラネ ブロック 陳寅恪 顧頡剛 ギブ カントロヴィッチ ゴイテイン 二ーダム フェアバンク コーサンビー モミリアーノ ライシャワー 陳夢家 フィンリー イナルジク トムスン グレーヴィチ ル・ロワ・ラデュリ ヴェーラー イレート

ほとんどなじみ深い大家ですが、とにかく範囲が広いので、よく知らない分野など思わぬ発見があります。

■ 永原慶二 『20世紀日本の歴史学』
上記のシリーズは日本編もあるのですがそっちはチラ見したのみ。
ただ日本の方ならこれが非常に内容が詰め込まれていて、全体像を見るには十分な気がします。

・・・
最後になりますが、ついにグッチーポストが始まりましたね!いろいろやってくれそうで楽しみです。
こないだ言いましたけど、私もラーメン次郎三田本店についに行きましたからね・・・って何にも関係ないですが、とにかく応援してます!

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