Seasons

花鳥風月を撮りつづけると季節の移り変わりがわかるかも
でも風を撮るのはむつかしいので花鳥虫月だという噂も・・・

春の花(25)

2006-02-28 | 写真
マンサク(満作)=【Hamamelis japonica】

マンサク科

黄色い花が多いですが
これは赤花です。


春に他の花に先駆けて咲くので
”まず咲く花”ということで
だんだんと”まんさく”に
なっていったらしいです。

また、花がたくさんつくので
「豊年満作」から命名されたとも。



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欧米でも人気があって、
「魔女の榛(はしばみ)」
という名前もついているそうです。

確かに
花の形は少し不気味ですね。



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それでも花言葉は
「幸福の再来」


なので

新古今和歌集 巻第十二 恋歌二

題しらず
          西行法師

 思ひ知る人ありあけの世なりせば
 つきせず身をば恨みざらまし


西行さんは
出家する前は
北面の武士だった人で
いわゆるお侍さんでしたが

 あの人は
 あなたのおもい
 知っているんでしょ
 いつか
 いいこと
 ありますよ

なんてことをいってます。

後世武士道とかなんとか
四角張ってたお武家とはまったく違う
恋のうた詠むお坊さんです。













2月の釣り

2006-02-27 | 釣り
寒いうちは
休みの暇つぶしは文科系と決めて
例えば日曜日は
朝9時から「新日曜美術館」を見て
それから
美術館とか
博物館とか
映画館とかに出かける
ということにしていました。


ですが
2月の最後の日曜日
天気予報は雨だけど
千葉のほうは
気温が15度と暖かいというので
前夜思い立って
今年初めての釣行
ということに。





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                 こんな天気



今年の第一投は
いつもさかながたまっている
実績のあるところへ
ええーい
と・・・・・・



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               釣れちゃった41cm



ややや
なななんと
第一投で
釣れちゃいました。


皮一枚しかかかっていませんでしたが
超ラッキー
てへへへ。


それから
しばらく駄目なので
遠投してあちこち探っていると


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            スレで来ちゃった45cm


手前で突然
ががーん
と。


また釣れちゃいました
45cm
スレですけど
お腹がパンパンの
きれいなさかな。

なんでもいいぜ
超ハッピー。



2時間足らずで切り上げて
あとは
にやにやしながら過ごした
幸せな
雨の日曜日。








春の花(24)

2006-02-27 | 写真
ロウバイ(蝋梅)=【Chimonanthus praecox】

ロウバイ科
原産地:中国



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             花はみな下を向いて

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      盛りの花の脇に花芽が


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           若い花



新古今和歌集 巻第一 春歌上

亭子院の歌合歌
              紀貫之

 わが心
 春の山辺にあくがれて
 ながながし日を
 今日も暮らしつ




そう
だんだん
日が長くなってきました。























葛西

2006-02-26 | まち歩き
葛飾(かつしか)の西だから
葛西。


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この池は人工ですが
冬になると
鴨が来ます。

もうすぐ
どこかへ
いなくなる。



新古今和歌集の巻第九
離別歌の中に

 浅からず契りける人の
 行き別れ侍りけるに

と題した紫式部の歌があります。

 北へ行く雁の翅にことづてよ
 雲のうはがき
 かき絶えずして

たぶん恋人が
北の地方に転勤になったときの歌ですね。

 浅からず契りける人

というのは相当な表現です。

雁の翅とか
雲とかも
通信手段にしたかった
むかしむかしの女ごころ。














春の花(23)

2006-02-26 | 写真
アセビ(馬酔木)Pieris japonica

ツツジ科
原産地:日本

枝葉に「アセボチン」という有毒成分を含んでいて
馬が食べると酔って足がなえることから
「足癈(あしじひ)」と呼ばれ
しだいに変化して
「あしび」そして「あせび」となったそうです。
漢字の「馬酔木」もその由来から。



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            群落になっている



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            ここはもう咲いています



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               これは花芽


古今和歌集 巻第十一 恋歌一

春日の祭にまかれりける時に
物見にいでてりける女のもとに
家をたづねてつかはせりける
                   みぶのただみね

 春日野の雪間をわけて生ひいでくる草の
 はつかにみえし君はも




春の花(22)

2006-02-25 | 写真
ウメ(梅)=【Prunus mume】

バラ科

原産地:中国





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          五弁の白梅



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           八重の白梅



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           八重のピンク



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コウバイ(紅梅)=【Prunus mume Sieb. et Zucc.】

バラ科

原産地:中国


普通のウメの花は白ですが
このコウバイは花や枝の中まで
鮮やかな紅色に染まります。

実は食べられる部分が少ないので
梅干は作りません。


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古今和歌集 巻第一 春歌上

題しらず
              よみ人しらず

 折りつれば袖こそにほへ
 梅の花ありとや
 ここに鶯の鳴く


 色よりも香こそあはれとおもほゆれ
 たが袖ふれしやどの梅ぞも


 やど近く梅の花うゑじ
 あぢきなくまつ人の香にあやまたれけり


 梅の花立ちよるばかりありしより
 人のとがむる香にぞしみぬる



  





Mama Odd Number

2006-02-24 | インポート
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ホテルのロビーで
ママ オッド ナンバー
をお迎えする。


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ヒャッホオー
ママのご登場です。
写ってないか?

でも
右のほうに
オーラが見えるでしょ。



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       New York と Yukiguni




バーでは
彼女は日本風の「雪国」というカクテル

私は柄になく
「New York」

なんてのを頼んでしまったものだから

あとは野となれ
山となれ

ああ
こりゃこりゃ。





春の花(21)

2006-02-24 | 写真
ビンカ マジョール=【Vinca major ’Variegata’】

キョウチクトウ科
原産地:南ヨーロッパ、北アフリカ


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      寒さで花弁が少し傷んでいる
  


新古今和歌集 巻第十五 恋歌五

題しらず
              盛明親王

 春の夜の夢のしるしはつらくとも
 見しばかりだにあらば頼まむ






矢野顕子ライブ~Life on the train~

2006-02-23 | 音楽
矢野顕子さんが
2006年2月21日
東京ステーションホテルで
ライブをやりました。

題名がいいですね
~Life on the train~
どこかへ行こうという
しっかりした意志が感じられます。
The A Train に乗ったのかな。

それにひきかえ
私の場合は
~Life in dreams~
ですから
ゆめかうつつか
分からない
ははは。



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この模様は
東京ステーションホテルの
休業前最終日
2006年3月31日に
WOWOW
で放送されます。

どうぞ
ご覧下さい。


といっても
私は
WOWOWに
入ってないから
見られないけどね。



春の花(20)

2006-02-23 | 写真
ダンピエラ・ディベルシフォリア
=【Dampiera diversifolia】

クサトベラ科
原産地;西オーストラリア


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新古今和歌集 巻第十五 恋歌五

題しらず
              伊勢

 春の夜の夢にありつと見えつれば
 思ひ絶えにし人ぞ待たるる








Elis Regina

2006-02-22 | 音楽
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Amazonで
CDを買う。
4枚注文しましたが
いまのところ
3枚しかこない。

全部
エリス・レジーナ
ブラジルの
歌手。

昔は
彼女の歌の中では
アントニオ・カルロス・ジョビンが作曲した
Voce
なんかが
ふわふわして好きでした。

いまでも
いいけどね。

あらためて聴いてみると
Como & Porque +4
というアルバムの
Canto De Ossanha
という曲なんかは
いい意味で
相当イッちゃってます。




1945年生まれ
1982年死去。

この頃の
ボサノバを歌っていた
ブラジルの女性歌手は
皆早死にです。

彼女の場合
命を縮めた原因は
アルコールと薬。

そうなってしまう
風土と
時代。






ときに

そうはならないと思われる
風土と
時代に生きる
My Lady Acquaintances

とはいっても
それぞれ
いろいろ
大変だと
お察し申し上げまする。

頑張ってね
応援してるよ
あははははは








春の花(19)

2006-02-22 | 写真
スイセン(水仙)=【Narcissus】

ヒガンバナ科ナルシサス属
原産地:スペイン、ポルトガル、北アフリカ

いつのまにやら
ご近所で
咲き始めました。



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          ニホンズイセンでしょうか





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         別の場所の小ぶりな花






新古今和歌集 巻第十一 恋歌一

年を経ていひわたり侍りける女の
さすがにけぢかくはあらざりけるに
春の末つ方いひ遣はしける
                  大中臣能宣朝臣

 幾かへり咲き散る花を眺めつつ
 もの思ひ暮らす春に逢ふらむ










新・新丸ビル

2006-02-21 | まち歩き
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新・新丸ビルの建設が
かなり進みました。

昔の丸ビルと新丸ビルは
ほとんど同じ格好の
TWINビルでしたが
今度の新・新丸ビルは
比べてみると
隣の新・丸ビルより
かなり床面積が大きいみたいです。

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左にあるのが
新・丸ビルです。
遠近の効果を差っぴいても
新・新丸ビルの方が
大きくみえるでしょ。

調べていませんが
容積率の緩和があったのかな。