Seasons

花鳥風月を撮りつづけると季節の移り変わりがわかるかも
でも風を撮るのはむつかしいので花鳥虫月だという噂も・・・

中西準子:リスクと向き合う

2012-11-28 | 本と雑誌
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           (E-P3 with MZD 60/2.8 Macro)

表題   リスクと向き合う
副題   -福島原発事故以後

           目次

第Ⅰ部 福島原発事故に直面して

 八月八日 チェルノブイリ  
 全体の問題の専門家はいない  
 石棺は小さかった  
 命に限り―どのように生き、死ぬか  
 1ミリシーベルトの意味  
 化学物質のリスク評価  
 放射線のリスク  
 がんのリスク  
 個人に降りかかるときのことを考えて

第Ⅱ部 時代の証言

 逃げない、偏らないリスクの把握
 父はゼロ番「死刑囚」
 拷問の夢に苦しむ
 家族を救ったハンスト-大連での子供時代
 家計を支える-小学校、中学校時代
 新聞部、生徒会、弁論部-中学校時代
 技術の中身を知りたい-理系という選択
 黒い絹の衣装で論文発表
 東大紛争のさなか出産
 下水処理場の「ウソ」を暴く-浮間下水処理場
 「汚泥焼却で大気汚染」発見-小台処理場
 企業の工夫で汚水削減-田子の浦のヘドロから
 霞ヶ浦で見たコイ大量死
 父の死から、生き方を変える
 「いい下水道」対案で説得
 「個人下水道」いち早く
 教授らが露骨な就職妨害
 水問題で悩み、リスク論へ
 米女性教授の励まし
 アマゾン水銀汚染を調査
 使用禁止、代替物にリスク
 種の絶滅確率を指標に
 ダイオキシンの発生源を探る
 「絶対逃げない」評価書作り
 訴えられる
 安全評価も国債競争
 2011年という年

 おわりに

 ブックガイド

 索引


2012年11月25日 初版発行
著者   :中西準子
編集構成:河野博子
発行者 :小林敬和
発行所 :中央公論新社

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第Ⅰ部で被曝リスクについての
中西先生のお考えが述べられています。

先生は放射線の外部被曝と
その結果の発ガンのみに着目なさっているようで
内部被曝やその他の障害についての考察は
なさっていないとお見受けしました。

それでいいのかどうか
続いて小野俊一先生のご著書
 フクシマの真実と内部被曝
を読んで
考えてみたいと思います
あは
あは  



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<2012年11月28日追記>

やっぱりそうでした。

中西先生は
ご自身でチェルノブイリまでお出かけになりながら
内部被曝について全く認識なさっていない。
 フクシマの米を買って食べて下さい
とおっしゃったり
 東大医学部准教授の中川恵一
を引用なさったりして
おかしいなとは思っていました。

お人柄を考えれば
悪気があってのことではないと思いますが・・・・・・・・

もう終わってます。

残念です。

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