純情短歌

純子の雑記帳

題詠blog2016 071~080

2016-02-23 14:49:16 | 題詠blog2016

071:尻 (ひじり純子)
いつだって尻切れとんぼ結論は明日へ持ち越し千夜一夜か

072:還 (ひじり純子)
優しさの記憶還元できるほど量的に乏しい今のところは

073:なるほど(ひじり純子)
物分りよい振りしてる若者は大人になるほどわがままになる

074:弦 (ひじり純子)
上弦の月だったねと拓郎が歌う歌をあなたが歌う  

075:肝 (ひじり純子)
数値にてその存在を知らしめるどこにあるのか私の肝臓

076:虜 (ひじり純子)
親しげに仲間外れにされること虜となればずんずん沁みる

077:フリー (ひじり純子)
優しさはバリアフリーの頼りなさほったらかしで気にされぬまま

078:旗 (ひじり純子)
万国旗軽く纏った帆船が神戸の港を静かに離れる

079:釈 (ひじり純子)
解釈はなされぬままに計算式ひたすら解いて鳥渡りゆく

080:大根 (ひじり純子)
B型の青くび大根O型の鰤と炊いたら美味しくなります

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