日本庭園こぼれ話

日本の歴史的庭園、街道、町並み。思いつくままに
Random Talks about Japanese Gardens

塩船観音のツツジと渓谷散策(5月2日)

2017-05-03 | 番外編

冬が去り、春が来て、やがて、周囲の景色は新緑が輝く季節になりました。

ウメもサクラも散ってしまいましたが、これからは、初夏の花々が見頃を迎えます。

ツツジもその1つ。東京・青梅市の塩船観音寺は、このあたりでは有名なツツジ観賞のスポットです。

青梅線・東青梅駅から、ぶらぶら歩いて30分ほどのところにある塩船観音寺の歴史は古く、寺伝によれば、7世紀半ば、若狭の国の八百比丘尼が、この地を訪れ、観音像を安置したのが始まりとか。

寺名の由来は、8世紀半ば、行基上人が、丘に囲まれて船の形に似ている地形から、仏が衆生を救おうとする願いの舟である「弘誓の舟」になぞらえて、「塩船」と名付けたとあります。

参道を奥に進んだ先の境内は、ツツジに埋め尽くされています。

四方八方に咲き誇るツツジを眺めながら、高台に上れば・・・

寺名の由来となった「弘誓の舟」の光景が眼前に広がっています。

ツツジを満喫した後は、再び青梅線で、御嶽駅へ。東青梅から8つ目の駅です。

(上: 御嶽駅)

駅の前、多摩川の対岸に「玉堂美術館」があります。

日本画の巨匠・川合玉堂の美術館です。

玉堂の作品はもちろんのこと、建物、庭園ともに、日本を代表する建築家、造園家の手によるもので、見応えがあります。

美術館の後は、1つ前の沢井駅まで、御岳渓谷の景色を眺めながら、遊歩道の散策。

新緑に囲まれ

橋のアーチを額縁にした眺めや

岸壁を映した川面

岩にぶつかり、白い波しぶきが砕ける急流 

そんな中、カヌーを操る人々

いろいろな川の姿を眺めながら歩いて

20分ほどで、沢井駅。本日の散策の終点です。

沢井駅近くには、清酒「澤乃井」で知られる小澤酒造があり、酒造見学や「きき酒」を楽しむこともできます。(酒造見学は予約優先です。詳しくは、小澤酒造のHPをご参照ください。)

 

* 塩船観音寺へは、青梅線・河辺(かべ)駅北口より、バス便もあります。

* 塩船観音寺と玉堂美術館については、以前にも、本ブログで詳しくご紹介しているので、よろしければ、ご一読ください。(「塩船観音のツツジ=2013-05-10」「玉堂美術館の庭=2016-06-18」)

* また拝観、入館などの詳しい情報は、それぞれのHPをご参照ください。  

 

 

 

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