人生、ここにあり!
'08:イタリア
'08:イタリア
◆原題:SI PUO FARE
◆監督:ジュリオ・マンフレドニア
◆出演:クラウディオ・ビジオ、アニタ・カプリオーリ、ジュゼッペ・バッティストン、アンドレア・ボスカ、ジョヴァンニ・カルカーニョ
◆STORY◆1983年のイタリア、ミラノ。新しく制定されたパザリア法により精神病院が閉鎖され、行き場を失った元患者たちは、病院付属の「協同組合180」に集められ、慈善事業という名目の単純作業をしながら無気力な日々を送っていた。一方、労働組合員のネッロは熱心すぎる活動がたたり、「協同組合180」への異動を命じられる。ネッロはさっそく元患者たちに仕事をする事の素晴らしさを伝えるべく、「床貼り」の作業を提案するのだが…
バザーリア法の制定により、精神病院廃絶法により実社会へと放り出された、
元患者達の労働組合を結成し、床貼り事業を立ち上げるという実話をベースに、
描かれた作品です。
本国イタリアでは動員数40万人超、54週ロングランの大ヒットを記録し、
イタリア・ゴールデングローブ賞を受賞したそうです。
いやーーーこの映画面白かったというか、見てよかったな~って思いました。
なんか精神病棟の話?ってだけで、重くて涙涙の映画なのかって思ったけど、
これがいかにもイタリア人ぽいというか、
明るさくユーモアたっぷりで描かれているから、みてて暗い気分にはならないんだよね~
だけど、ちゃんと訴えかけてくるところはちゃんと描かれている。
「精神を病んだ人が、社会で適応していけるのか?」
「周囲の人々が彼らを受け入れていけるのか?」
精神病というだけで、まず仕事がないんだよね~
まあ仕事を与えるほうも、なんかが起こってからでは遅いって思っているから、
はじめから、あとさわりのない仕事をって感じで慈善事業なんだよね~
彼らは、稼ぐって意識がないし、仕事に対してやりがいがないから、
たんたんと無気力な日々をおくっているんだよね~
檻にいれて毎日無気力でただ生きていくというほうがいいんだろうか。。
私は、やっぱり人はやりがいを与えると、何とかなるというか、
やればできるってって思うから、傷つくことがあっても、
恐れずに前にでていってほしいと思う。
自分がここにいる意味というか、役割を与えると責任感も出てくるし、
精神病の人だからって、人とつながりをなくすようなことはダメだなって思う。
人とのつながりをもって人間は生かされていると思うしね~
また患者に係る人も意識をかえないといけないよね。
精神を患っているから、「かわいそう」「哀れ」って思うんではなく、
偏見をすてて、この人たちと向き合うことからはじめないとって思いました。
原題のSI PUO FAREは、“やればできるさ!”
この映画を見てると希望がわいてきたな~
Nakajiの満足度 ★★★★(4.0)劇場4作目
Si Puo' Fare | |
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私も親戚に統合失調症を抱えた人がいるので、何か日本でも出来ないのかなあと羨ましくなったり。
ちょっとお下品なところもあるけど、学校で見せたりして欲しいと思いました。
わあ~!gooへようこそ
お引っ越しされたとは知りませんでした。
イタリアはなかなか画期的だと思います。
日本じゃあちょっと考えられないですね。
ブックマークにも登録ありがとうございます。
こちらにも登録したいと思います。
なんかいろんなこと考えさせられる映画だったな~って思います。
よろしくお願いします
イタリアだからこんなこともできるって感じでしたね~日本だといろんなことで問題にされて、何もかわらないっていつものパターンになりそうですよね~
めまいが止まらず、頭がもやもやで、困ったもんです。
あの患者さんたちも、無用な薬を飲まされて、もやもやしてたでしょうね。
日本とイタリアの違いもあって、即参考に出来るかといえば、難しいでしょうが、いろんな示唆がありましたね。
お見事な一本でした。
おからだお大事にしてくださいね!
ほんとにおみごとな映画でしたね~