週末～連休

9月17日（木）、新首相誕生、ある会見。でか・・・、近頃、新宿の空にはヘリコプターの音が騒がしいなぁ・・・。
いろいろとがんばってますよ。知らない間に9月の連休を迎えるなんて、9月はやはり早いと、むかーしから思っているのですが。でも、秋日和の嬉しい頃となりました。でも、まだ夏服から解放されていないのは私だけでしょうか？

明日は名古屋にまいります。千波翔さん、佐野文彦さんご夫妻のスタジオ・ライヴです。日曜日はウナ・カンツォーネで歌います。

インフルエンザが怖い！マスク、マスク！どうなんでしょ。
皆様、楽しい連休を。でも私のライヴは思い出してね！

Mike Bongiorno

9月9日にイタリアの名司会者マイク・ボンジョルノがモンテカルロで亡くなった。心筋梗塞だったそうだ。
かつてRete-4の音楽番組"VIVA NAPOLI"に出演した際お会いしたことが思い出されれる。リハーサルに遅れていらして、ほとんど台本なしに（あったのだけど）番組が始まったのだけれど、その名調子は素晴らしいもので。言葉の美しさに驚いたものだった。85歳とか・・・。
ご冥福を祈ります。

9月になっていろいろ

9月2日（水）、相変わらず深夜突然に、中上香代子さんから「鉄道員」やっているわよ、と電話があってテレビをつけました。映画のクライマックスにナポレターナをつまびく主人公。「レジネッラ」を弾くのを確認したいと、多忙にもかかわらず香代子さんは見るのだそうです。私、好きなんですよね、この映画。ホントに素晴らしい映画だ。寝なくてはいけないのだけど・・・。

深緑夏代先生、宇井あきら先生が亡くなられたと聞いて驚いているうちに日付が変わってしまった。驚いた。深緑先生と同じステージで歌ったという思い出はもうずいぶんと前のこと。とにかくお元気でいらした。そして何よりも歌の上手い方でいらした。母が越路吹雪さんと深緑夏代さんのコンビの舞台（確か・・・？！）を見ていた世代です。その頃からずーっと歌い続けていらしたのだから。宇井先生は同じく母の同級生、菅原洋一さんの「今日でお別れ」を書かれた。時代が・・・、重なる・・・。別に母のノスタルジーにひたる気なんてさらさらないが、昭和は遠くなりにけり、とあらためて感じてしまった。両先生共にベル・エポックを築き、生き抜き。華やかな人生をおくられたのだと思います。ご冥福を祈ります。

2日には第66回ベネチア国際映画祭が開幕だそうだ。オープニングはジュゼッペ・トルナトーレ監督の「Baaria（Baghariaをシチリアではこう言うらしい）」という1930年代から1980年代に渡る、シチリア、パレルモ近郊のBaghariaという町に住む家族3世代の伝記的ストーリーとか。理想に燃えるファシズムの時代に生きる父、共産主義に傾倒する息子、そして戦後。3世代を通して、家族の夢と失望、憂鬱と愛を描いた作品みたい。見たいですね。