先日、息子と著作物の二次使用について話しました。
息子は、彼の著書『「幽霊屋敷」の文化史』(加藤耕一・講談社現代新書)が、ある大学の入試に使われ、赤本に収録されたという話をしていました。
そういえば、昨晩のテレビ朝日のフランスの「天使の島、モン・サン・ミッシェル」の番組に、監修として息子の名前が出ていました。彼が魅せられ専門にしてしまったゴシック建築というのは、ほんとうにうつくしいと思いながらテレビを見ていました。
ところで、その二次使用ですが、私もそれにはたくさんの本を使っていただいております。
事務手続きは日本文藝家協会にお願いしているので、そこから年に4回ほど報告書が届きます。
毎回、40社以上の進学塾や参考書出版社、予備校などが私の作品を取り上げてくださっています。
『卒業、さよならのコンサート』『モーツアルトの伝言』『アンネ・フランク』『母と娘が親友になれた日』『家庭教師りん子さんが行く!』(いずれもポプラ社)『夕暮れの占い師』(学研)などを多数、問題集や模擬試験の問題などに使用していただいております。
息子や娘が小学生のころ通っていた、四谷大塚なども入っています。
かつてご自身の作品を大学入試に取り上げられ、その解答が作家が考えていたものと違うということで、問題提起されたのが、作家の丸谷才一さんです。
私たちの作品は小学校高学年向きか、中学生、あるいは高校入試にだされることが多いので、そういった作家自身の思いと、解答とのギャップというのはあまり感じません。
むしろ、すごく立派な問題集などを送っていただくと、それだけで、自らの過去の作品がいまに蘇り、形を変え、子どもたちの手に届いているしあわせを感じます。










この本は、東京ディズニーランドの
ホーンテットマンションの謎を解きながら、前半には幻想文学の分析などが書かれてあり、その後専門のゴシック建築へと移っていきます。ですから建築のことだけではないので、楽しめるのではないかと思います。
「初恋クレージーパズル」はポプラ社の現社長が、力を込めて作ってくださった一冊です。マイページにさし絵がというのも、とっても珍しいです。画家の国井さんが一生懸命描いてくださいました。お読み下さってありがとうございます。
そうでしたか。江藤さんのお父さまは、著名な建築家でいらしたのですね。
京橋の明治屋は、繊細でうつくしい建物です。
あのあたりでも異彩を放っています。
昔は、明治屋にいかないと買えない食材があって、たびたび訪れていましたが、最近はいろいろなお店ができて、たまにしか行かなくなってしまいました。
息子の本、アマゾンでお買い求め下さったとか。ありがとうございました。
父は、著名な建築家ではありません。単なる建築に携わる人、です。
京橋の明治屋を設計された方は、慶應義塾の図書館を設計された方ではないのでしょうか?
コンドルの影響を受けているとか。どこかで見たことがありましたので。
それにしても想像力を駆使し、積み上げていくという意味では私たちの仕事とつながるところがありますね。
おっしゃるとおり慶応の図書館を設計された曾禰達蔵氏(曾禰中條建築事務所)の設計です。あのレンガ造りの図書館もよいですね。明治屋ビルの色とりどりの大理石の床が好きで(明治屋の包装紙にデザイン化されている)、大理石の中にアンモナイトや三葉虫の化石を見つけると、ますますルーツを訪ねたという気持ちになります。昨今、商品がカラフルになったので、お店全体としては、ごちゃごちゃ感がありますが。
構成、構築、基礎が大事・・・わたしもいつもそう思います。
本名でお書き下さる方もいらっしゃいますからご安心ください。
明治屋ビルの大理石の床に、アンモナイトや三葉虫の化石がうまっているのですか?
それは知りませんでした。
そこまで注意深く見たことがありませんでした。
今度、それを発見するために、京橋の明治屋に行ってきます。
ロマンのあるお話をありがとうございました。
今度、東京にお越しの折にはご連絡ください。