20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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ザリガニ釣り

2017年05月12日 | Weblog

           

 公園を歩いていたら、花しょうぶの水の中に、お父さんと男の子が、釣り糸を垂れています。

「釣れた!」

 男の子が叫びました。

 何が釣れたのかしらと、あわてて私も、そばに近づいてみました。

 花しょうぶを見て歩く、回廊の板の上に、釣られたザリガニが、ぴくんぴくんと動いています。

 

 ザリガニと言って思い出すのが、息子がまだ幼稚園くらいのころのこと。

 日曜日になると、私たち一家は、南麻布にある有栖川公園にザリガニ釣りに行っていました。

 二子玉川から、車で246を走り、有栖川公園に行くのが、いつもの習慣でした。

 小川に素足になって、息子と夫が入ります。

 まだ小さかった娘と私は、上からその様子を見ています。

 虫が苦手な私は、ザリガニ釣りの帰りに、ナショナル麻布スーパーマーケットでお買い物するのが楽しみだったのです。

 息子が小学生になる頃には、もう日曜日の有栖川公園通いはなくなりました。

 子どもも、忙しくてそれどころではなくなったのと、インターナショナルスーパーマーケット目当てで行っていた私も、その頃には玉川高島屋が、かなり充実していて、麻布まで行かなくても、ほとんどのものは明治屋で買えたからです。

 

 よほど懐かしそうな顔をしていたのか、お母さんがバケツを持ってやってきて、

 「こんなところに、ザリガニがいるんですよ」と、私に声をかけてくれました。

 花しょうぶの水辺には、6月になると、うつくしい色とりどりの花が咲きます。

 その時、ザリガニは、水の中で、どんな顔して、花々をのぞいているのでしょうか。

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