20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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おはなしエンジェル子ども創作コンクール

2014年10月14日 | Weblog

            

 今日はおはなしエンジェル子ども創作コンクールの、二次選考及び最終選考会です。

 二次選考に残った57編を、選考委員がそれぞれ自宅で読んで、今日はその結果を持ち寄ります。

 

 この賞は2000年に立ち上げ、今年で15年目の開催です。

 日本児童文芸家協会・日本児童文学者協会・公文教育研究会で主催し、運営事務局をくもん出版が担ってくださっています。

  今年は応募総数も多く、またユニークな視点からの応募作品が多かったです。

 

 2004年にこの賞の「高学年・中学生の部」で最優秀賞を受賞した、東田直樹くんが、『自閉症の僕が跳びはねる理由』という本を出版されたそうです。

 そのご本が最近話題になり、NHKテレビでも取材され、放送されたそうです。

 また22歳になった東田くんは、こんなご本も出版しています。

『飛びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること』

 編集者の方から教えていただきました。

  

 中学生だった東田くんが子ども創作コンクールで受賞した「夏の終わりに」も実にすばらしい作品で、選考委員全員一致で最優秀賞に決定したことをいまでも覚えています。

 贈呈式の日、東田くんの代わりにお父さまがいらっしゃって、彼のことを私たちに話して下さいました。

 私たちはそのときはじめて、彼が自閉症であるということを知ったのです。

 そんな東田くんが、自分を発見し、自分を表現していくといった生きる道筋に、「子ども創作コンクール」が、はじめの一歩の役割を果たしたことに、大きな喜びと誇りを感じます。

 

 さて、今回もたくさんの作品に出会いました。

 その裏には、どんな子どもたちのドラマがあるのでしょうか。

〔写真は、何回目かの、最優秀賞受賞作で、くもん出版から絵本化された作品です)

 

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