神が宿るところ

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雨滴岩

2016-07-20 23:55:37 | 名石・奇岩・怪岩
雨滴岩(あまだれいわ)。
場所:山形県天童市川原子字谷地中。ゴルフ場「天童カントリークラブ」の手前、約500mのところ(案内板あり)を北へ入り、約100m。駐車場なし。
山形県天童市と東根市の境にある「水晶山」は、中世には修験の山であり、「日本三大実録」の記事にある出羽国定額寺「霊山寺」跡、また、山頂に鎮座する「水晶山神社」が出羽国式外社「利神」の後身ではないかという説もある信仰の山である(前項「水晶山神社」参照)。山中、あるいはその周辺にも、奇岩が多いが、その代表的なものが「雨滴岩」である。これは、石英粗面岩(流紋岩)で、高さ17m、周囲60m、地上部分の重さ推定6000トン(現地説明板による)という巨石。雨垂れで削られたような紋様があるため「雨滴岩」という名がついたというが、弁慶の馬の蹄の痕であるという伝説もあるらしい。
とはいえ、「水晶山」近くにある割りには、あまり神秘的な伝説はないようで、ちょっと拍子抜けかも。


写真1:「雨滴岩」。木々に同化してわかりにくいが...


写真2:近寄ると、雨が垂れたような模様の巨石。


写真3:同上
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