旬刊・準介日和

わが魂の解放区です。エッチな体験談を交えて気ままに流していきます(注意=ゲイ的要素が十分です!)

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いいんじゃないの、それでも

2016年10月29日 | 日記

(拝借画像です)

 「じゅんすけかぁ……いいんじゃないの、それでも」

 僕が私生活で名前を改名したことをタカオ君に伝えた時の、彼の反応だった。

 「気分が変わってさ」

 彼の反応は続く。でも、改名の理由を聞かない。聞かれなくてもいいけどさ。

 実際、仕事上で使用している名刺は戸籍名のままで何ら支障はないし、私生活で名刺を差し出す場面はほとんどないわけだから、この改名はごくごく個人の内部だけのもの。

 「じゅんすけ……」

 不意に彼が呟くように名前を呼び、ベッドで隣に坐る僕の肩に腕を回してきた。されるがままに寄り添う僕。彼が使っているコロンの残り香りが僕の鼻孔をくすぐる。

 「何か、まだ変な感じ。ハハハハハ」

 妙に大人びた笑い声を上げると、彼は僕の肩から腕を外し、立ち上がった。

 「改名記念の祝杯を上げよう」

 そう言うなり、彼は戸棚からウイスキーの瓶を取り出した。

 「じゃぁさ、これからは『じゅんすけ』って呼ぶよ。今までは『じゅんさん』だったけどさ」

 確かに、これまでは彼は年上の僕に敬意を表してか、さん付けで僕の名前を呼んでいたが、これからはタメ口同様、呼び捨てで呼ぶという。

 一夜の偶然からヤリ友となり、お互いに何をするにも干渉はしないのが暗黙のルールだったが、これでまた彼との距離が少しだけ縮まったのだろうか。

 
 
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