早稲田建築AO入試 空間造形力エキスパートコーチ 高橋順一の日記:合格最短の秘密

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木のいのちと建築

2017-02-01 10:26:28 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密

「木のいのちと建築」

 

1. 北欧のインテリアは木の使い方とデザインがとても美しいのは

良く知られていて、特に曲げ木のイスや木地を生かしたナチュラル

な仕上げは、厳しい長い冬を室内で過ごす生活様式と、無駄のない

 

木を生かし無駄のないミニマムなインテリアやプロダクトデザインは

日本人の好みととても良く合う完結で力強く、シンプルで控えめな

品格が表れているように感じます。幼児向きの優れた絵本や

さまざまな暖かみのあるセンスを感じる台所用品、

食器、照明器具など現代のIKEAなどのデザインが日本に受け入れられて

 

いるのもそういう生活様式の価値観や美意識が根底にあると感じる。

建築でみると北欧のログと日本の「法隆寺」などを見ると、やはり

技術的には日本の優れた知恵が分かります。

 

1300年ものはるかか昔、飛鳥時代の檜を生かし、当時の飛鳥の大工は

1300年生きてきた檜を伐採し、更に新しく法隆寺を作る事で第2の生を

生きるという。そしてまた、驚くべきことに「法隆寺」を建てる時に

 

ある法則があり、それは東の面に使う木は東の斜面で育つ木を使い

西は西面の木、南は南面、北は北面で育った木を、内部の奥深い

ところの木は、谷底の太陽が余り届かない所で育った木を使い

 

それが現代の組織などの人事の法則である「適材適所」という

言葉のもとであり、それは「木組みは人組み、人組は、人の心組」

と同じでそれぞれの性質を生かし、全体を構築すると言う優れた先人の

「知恵」と言える。余り釘を使わずに木と木を組合わす、

 

さまざまな、”ほぞきり”という木組みの組み物技法は、1300年もの

昔に、時の宮大工が100年に何ミリ縮むかという事まで

踏まえた世界に誇る最高の高度な木工技術と終えるのではないか

と言えます。

 

そして、法隆寺は樹齢2000年以上、直径2.5メートルの檜を

真ん中から4つに割り、それを使用していると言う。この5重の塔

を支えて鋳るのが、”心柱”であり、3本の檜をつないで高さ32メートル

 

重さが120万平方キロもの重さを、4本の4天柱と12本の側柱だけで

支えてきたと言う。

 

2. そういう日本の建築と現代の建築はとても異なり、

フランスの建築家のジャンヌーブルの設計したコンサートホールは

音楽に合わせ室内が、さまざまな色彩の光りに変化して、有機的な

 

屋内空間を彩ります。この建築家はパリにある、ケ・ブランリ―美術館

の設計者で今世界中の商業建築で流行している、壁に「植物の壁」の

植物学者のパトリック・ブラン」とコラボしています。

 

 参考文献「法隆寺を支えた木 西岡常一」より

 

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