▶ 何が必要で何を求められるのか?
あなたを他者と差別化することを行う。自分がセルフイメージをレイアウトする。
1. 「志望理由書と志望動機」
2. 「実技試験のデッサン」
3. 「自己PR資料の制作」
4. 「集団面接と個人面接におけるプレゼンテーション」
A. まず他の学部と異なり、”空間造形表現という専門実技能力”や”建築家になれるあなたの潜在能力の可能性を証明する””デッサンなどの実技入学試験”と”自分の能力や強み”、あるいはあなたがもっている内面的価値観などを、”言葉とイメージ(図と像などの資料や自分の内的世界観の感覚を、自分で制作した美術の表現作品《絵やデッサン、また立体作品》”などの美術に関し証明するポートフォリオ(作品集)や、いままでの高校生活などで得たことなど自分独自の世界観を表現した自己PR資料にまとめた制作を行う必要があります。
こういう事は短時間ではできないので、自分の強みとは何か?を多面的な面から十分に掘り下げるためにも、できるだけ早い時期から取り組む事が求められます。
B. 自己PRとは、・ビジョン・使命・価値観・動機・態度などが含まれます。これらをきちんと自分で認識し、言語化して言葉にできない内面的な抽象的な自分の好きな世界観や雰囲気、美学、感覚、感情、様式、スタイルなどを視覚的表現として絵やデッサンや模写や、3次元の立体造形などで初対面の大学教授に、あなたという人間を内面的にも外見やリーダーシップの姿勢などを持参した、自己PR資料というあなたの人間カタログにまとめなければなりません。むろん志望動機や理由は1次試験で提出する志望理由書などで書かれていますが、この自己PR資料に過去、現在、未来(早稲田建築科で学びたいこと)さらにその先の、自分の長期目標などにまとめ挙げねばなりません。
C. これらは何をすべきか?というWhatですが、基本的には建築家になりたいという"動機は正しいか?"本当に理解しているどうか自問自答してみることが必要になるのです。
▶あなたはなぜ、「なりたい自分になり」
「したいことをして」
「欲しいものを手に入れたい」のか、
それは利己的な理由や動機か?それとも建築という自己表現で社会をよくする事ができるという、哲学や美学があるか?という事への自問自答でもありあなたの人生の長期目的を明確化すると言うことでもあるのです。
つまりあなたの一度しかない人生をどう生きるか?自分の人生を外部環境に合わせて
受け身で流されるのではなく、自分のこころの中の声に従いあなたの人生でのブループリント(青写真)
を計画するという事になります。世界で活躍する建築家としての自分のセルフイメージをレイアウトする
のです。ここからが本当のあなたを創るキャリアスタートになるからです。
高橋順一 ©
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