雑貨が人気

いよいよ来週15・16日にきものサローネイン日本橋が開催されます。3連休、準備に追われています。キャパがないため肝心の自前のイベント、アレコレの秋の文化祭で準備不足が露呈し、関係者にご迷惑をおかけしています。

5日も現場の準備や確認に追われましたが、その中で密かな楽しみが先だって開催された早くも次回のためのブレーン会議でＩ氏とお会い出来ること。

Ｉ氏によると最近は雑貨が人気だそうで、ファッションビルでも洋服のブランド集めより、集客には人気の雑貨が欠かせないそうです。しかしデベロッパーの悩みは、単価が低いこと。しかし、その集客力、人気は無視できず、お客様本位で行けば、ますます小物の充実は図らないと、でも売上げが…と悩ましいところだそうです。エコのトレンドは、日本人の気質に合うのか、ファッションでも消費することより工夫して長く使う傾向がはっきり見られるそうです。昨年や一昨年買ったコートや洋服のボタンを替えるなどしてイメージを変えて着ることも静かなブームとか。実際、洋服やコートを売っていたお店も、ボタンを替えるなどリメイクを提案するなど、工夫をしているとか。ボタンといえども侮るなかれ、薩摩ボタンなど１個千円や2千円のものはざらです。薩摩ボタンは、帯留めに工夫しても面白いアイテムです。雑貨は数が必要で、単価も低い、お店側にとっては、どう取り入れるか、これからの課題の1つだそうです。きものサローネイン日本橋でも、きものや帯と共にきもの回りの小物が多く出展しています。果たして来場した人の評価は、どうなるか。今から楽しみです。

アートアクアリウム展２０１２

打合せで会場の三井ホールに。２４日まで、約40日間開催されているのが「アートアクアリウム展２０１２」。江戸の金魚を思いがけない、タイトル通りアートな展示で、感動がわき上がってくる。でも、関係者の話によると入場者数は10万人を超えたとか。ちょっとした驚きです。しかし、きもののイベントの下見を兼ね、期間中10回近く行きましたが、その都度面白い仕組みに感心。イベントのテーマ、アイデアもすごいのですが、きもの割引や深夜までの開催、さらにアルコール片手の見学など、いままでにないアイデアの効果が大きかったのではないだろうか。いろんな意味で、参考になりました。好評につき来年は2ヶ月開催だそうです。

金魚

10月のイベント・きものサローネイン日本橋。東京で開催するのだから、東京の地場の作り手にも参加して頂こうと、東京都染色工業協同組合と東京都工芸染色協同組合の参加が急遽決定。似たような名称ですが、前組合は江戸小紋や無地染めなど職人さんの組合。後者は手描きを中心とした作家さんの組合。堀留で当日の打ち合わせした後、堀留に来たらあの店に行かなきゃ、という強力なお誘いで久しぶりに飲み会に。本当に近場で、徒歩1分のそば屋さん。長年堀留に通っているがこのお店は初めて。普段は先ずはビールですが、今回は名物だから「金魚飲んで！」と言うお勧めで、全員金魚を注文。出てきたのが写真の飲み物です。まさに金魚。実は焼酎の水割りに唐辛子を金魚に、しその葉を水草に見立てたもので、ちょっと楽しい飲み物。ぴりっとした唐辛子としその風味がさわやかで、飲み心地がいい。話が盛り上がるにつれ、金魚が増え、最後はお湯割りのコップに5匹泳いでいました。久しぶりに楽しい飲み会でした。

きものサローネイン日本橋(1)

下の写真、ご覧になったことがありますか。日本銀行本店の前で撮影したきもの大集合写真。今年は日本橋で撮影するそうですが、ひょんなご縁からこの企画を主催しているＴＯＫＹＯ　ＫＩＭＯＮＯ　ＷＥＥＫ　２０１２の仕事をお手伝いしています。

「ＴＯＫＹＯ　ＫＩＭＯＮＯ　ＷＥＥＫ　２０１２」とは、「きもの」の魅力を、日本橋を拠点として日本全国、そして世界へと発信する年に一度の「きもの」の祭典です。今年はＩＭＦの総会にあわせ、会期も10月9日～23日と長く、この間、日本橋各所で、販売会やファッションショー、パーティなど様々なイベントが催されます。しかし「きものの魅力を発信する」といいながら、なぜかいままでは、歩いて10分ほどにあるきものの街・人形町、堀留は不参加。それは、おかしい！他人事のように我関せずではなく、呉服に携わる堀留こそ、積極的にきものを活性化するために「手を組もう！」と三勝(株)天野社長の熱い思いで、今年初めて企画されたのが、「２０１２　東京きもの　サローネ　イン　日本橋」。とはいえ、初めてのこと。徒手空拳で企画参加し、ようやくこの週末、概要がまとまりました。10月15日（月）16日（火）の2日間、日本橋三井ホールで全国50ブランドの着物や小物が集い、展示や販売、様々なお楽しみイベントを開催します。追々、企画内容などお伝えしてゆきますので、是非皆さん参加下さい。入場は無料です。