毎日すくすくと成長している里芋。子供の夏休みの宿題ではなく、これはトホホの里芋なのです。
料理を作るには材料を買い出しに行かねばならない、というわけで先日は気分を変えて、いつもと違う八百屋へ。安い!トマト1箱、12個入って200円とトマトのスープを作るには十分と意気込み、ズッキーニ始め、タマネギ、人参、なす、エリンギ、カボチャ、じゃがいもなどなどを購入し、さらに勢いで1つ仲間はずれの里芋も。しかし家に帰ってよく見ると、里芋はみんな芽が出ている。「よく中を見て買わなきゃ」と冷たくあしらわれ、一言も返す言葉がない。このあいだは腐ったタマネギとか、芽が出たじゃがいも、しなぶれたなす、もう熟れすぎのバナナとか「よく見ればわかるじゃないの」と家人に言われるが、店先では見えていない。自己責任というほど大げさではないが、自分がきちんと見ないくせに何か騙されたような感じで、安かろうが、きちんと品質や鮮度にまで管理して店に出せよ!と八つ当たり。で、芽が出たものは食べない方がいい、と確か昔聞いたので、捨てるわけにも行かず、頭3分の1を残して、せめて里芋の葉でもながめて涼しい気分でも味わおうかと、水栽培して5日目の様子です。じっと眺めていると、小さいながら1日1日とはっきり眼に見える変化、成長をしている様子には、思わず「頑張れ!」と声をかけたくなる、不思議な気分です。