介護士 で 家政婦

介護職で頑張ってきたワタシが家政婦に
ふたつの仕事がひとつになって
ナイトシフト専任の生活って・・・

それぞれの生き方

2016年11月06日 | Weblog
週に3回夜勤で入っている依頼主

90過ぎの認知症の母親が有料老人ホームに入っていて

ご本人はパーキンソンと精神疾患をながく患っている独居男性


私の仕事は『夜間の見守り』ということだったけれど

不眠に近い浅い眠りだけの方で

起きている間ずっと続く食欲に対応する『夜食の用意』があった


ハンパない食欲

というか 食べないではいられない『習慣』

そう判断した


身につける物をはじめ

食べる物 全てが高級な物

夜食もワンパターンなので簡単だけれど

その量が ありえない量!!

例えば 15センチ位の長さの太いロースハムだとしたら

一晩に2本は消費する勢い

それも半分眠ったまま

目を閉じて口を動かし

そのままベッドに横になってしまう有様


誤嚥が怖いから声を掛けるけれど

全く受け付けない

無意識に『食べる』


偏った好みや生活習慣は

年をとると修正掛ける事が難しいのはわかるけれど・・・


放っておけなかったのが服薬管理!!

ちゃんと毎食後に分包されているのに

その一部だけを取り出して自己流で飲むなんて!!!

ありえない事!!!!


どうやら父親が開業医だったのが影響しているようで

その上 若い頃に精神を病んで薬漬けで今まで生きてきたからか

妙に医薬品に詳しい

それで

処方薬を自己流で飲んでいた様子


そんな状態を放っておけない


以前 施設でパーキンソンの方のお世話をしていたから

薬についてもいくらか知識はあったし

ちゃんと服薬すれば特有の症状が軽くなることも知っている


埃だらけの箱に詰まった大量の薬を広げて整理し

個別にわかりやすく配置した薬箱を用意し

医者の息子に負けない説明を・・・と

ネットで調べた薬に関する情報と

処方された薬の薬情を揃えてご本人に説明(半分説教)した


私の真剣でちょっとキツめの説明が効いたのか

今はきちんと服薬管理ができて・・・いると言い切れないけれど

だいぶ 状況はよい方向に


なんせ今まで好き勝手にやってきた自己中心的な人

たかが家政婦の言う事なんか聞くわけがない

なので

私以外の家政婦に薬の事を言われると

「自分で飲む!!」

と なってしまうみたいだし

「私は家政婦ですから」

なんて 服薬管理を拒否する人もいるし


それでもコツコツと週単位で薬を整理する

服薬の時 薬を口に入れて話そうとしようものなら

「飲み込むまで話さない!!」と即 注意


「私 うるさい家政婦ですよね 

こんな家政婦 嫌ですよね」

なんて わざと 聞いたら

「いや・・・今まではっきり自分に言ってくる人なんていなかったから

ありがたいですよ」って

それからは笑顔も多くなって

お互い 冗談を言っては笑ったりするようになった

ある日 彼はこう言った

「ともだちが欲しい」

家政婦が毎日入っているものの

自身は通院以外ほとんど部屋を出ない



人と人との繋がりは

難しいけれど

探って工夫すれば きっと もっと

プラスアルファの

何か いい方法が見つかる

そう思う・・・


たとえ 相手が

『依頼主』であっても















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