太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

悲喜こもごも

2017-10-27 08:08:33 | 日記

プロ野球のドラフト会議があった。選手にとっては不安な待ち時間であり結果は悲喜こもごもであろう。大学や社会人からプロに行く選手と違い高校野球からプロならまだ18歳である。野球以外のことは殆ど知らず、ましてやどの球団がどうこうというより子供の頃から好きだった球団に指名されるかどうかが悲喜の違いであろう。しかし、一昔前のように何が何でも巨人という時代は終わっている。ここ何年かの戦績を見れば分かるように各球団の実力が拮抗しており、パリーグだってファン獲得の努力も実り人気が出て来た。歴史にあぐらをかくことができるほど実力社会は甘くない。どの球団にも優勝のチャンスがあるため、意中の球団に指名されなくてもそれほど落胆の色が見えないのは幸いである。18歳でもそう思えるようになったのはプロ野球の進歩と言って良い。振り返って18歳の頃思っていた社会と今思う社会はまるで違う。判断せよと言う方が無理である。

野球は極稀な個人を除いてチームとしてはプロアマの実力差が大きい方である。叱られるかも知れないが差が少ないのは女子プロゴルフだと思う。個人プレーでしかも試合毎の短期決戦だからアマチュアが日本一になっても不思議は無いかも知れないが。しかし、たまに試合を見ているとパットで流石プロだなあと思うほど凄いパットは見受けられない。あんなに外すならアマでもできるだろうと思ってしまう。賞金女王が話題になるが18や20歳で稼ぐ対価には思えない。あくまで個人の感想だから女子ゴルフがつまらいと言っているわけではない。要はプロとアマの実力差が大きいスポーツほど好きなわけである。

先日歯医者に行ったら実に見事な治療だった。近所に開業した直後から通う所だから何十年もの顔見知りの先生である。といっても親子ほど歳は離れているが。実は家から歩いて1分のところにも歯医者がある。最初はそこに行ったが中年の女医だった。旦那も違う駅前で開業していると聞いていた。言わば支店のようなものか。人通り視た後、何でこんなになるまで放っておいたの、どうしましょうこれと言う。ちょっと待て、こうなる事が分かっていたら来ていたし、こうなってしまったから歯医者に来たのではないかと思ったがその日は大人しく帰った。次に行った時、あちこち全体の歯を弄って、挙句またどうしましょうと考え込んでしまう。この時点でこいつは駄目だと思って今の歯医者に変わった。

開業真近の患者(客)だったので若い先生も丁寧である。治療も本当に歯に触っているか分からないくらいソフトである。治療後は今回××の治療をしたので若しかしたらこうこう言う症状がでるかも知れませんが心配要りませんと予後例を幾つか上げて説明してくれる。それ以来の付き合いである。先日も治療があまり上手かったので、流石器用なものですねえ、と軽口を言ったら歳も行ってきたのに昔の青年医師の頃のようにハニカミながら、仕事ですからと返ってきた。

実はこれが仕事ですからとか、これで飯食ってますからとか、プロですからという言葉が大好きなのである。以前ブログに書いたことがあるが、決して有名大学を出たエリートでは無かったが営業マンとして大変優秀な男が居た。ある出来事で褒めたら、何を言っているんですか私は根っから営業マンですよ、当たり前じゃないですかと返って来た。その後彼は本当に凄い営業マンになって行った。18の君も将来、当たり前じゃないですかプロですからと胸を張って言えるようになって貰いたい。



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