太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

連載が間に合わなかった

2016-10-15 18:14:35 | 日記

ブログを書くと同時に夢の続きを小説仕立てにして見ようと思い書き始めたが、ついに同時進行できなくなった。ストーリー自体がその場の思いつきだから想像力にも限界があると言うことか。今日は朝刊に間に合わなかったから夕刊に連載する。

(20)・・・

三原の父親にはバーベキュー会場で頃を見計らって紹介するとのことで、簡単に今日のスケジュールを説明した後、三原ひとみは、ホスト側としての用事があるのでと言って会議室を出て行った。慰労会という建前だが実際は取引先や同業の親しい販売店も数社混じっており、総勢200名くらいは集まっている。吉沢は販売店会の規模と変わらないと思われた。この面倒見の良さが三原ひとみの父親が関東地区の販売店会の会長に推された理由でもあり、ドンとして人望を集めている理由でもある。バーベキューは予定通り始まった。基本的には家族、友人単位でグループとなり、他人にあまり気を使わないような仕分けであった。三原の父親はビール瓶を片手に各グループを周り、母親もホステスのように方々で笑顔を振りまいて従業員やその家族に酌をして回っていた。さながら結婚式の披露宴での親の役割のようである。吉沢の居る焚火台には三原ひとみの友人が5~6人集まっていた。全員が互いを知っているわけではなく簡単な自己紹介があった。男子も2名居たがどうやら三原ひとみが結婚を考えている相手ではなさそうだった。父親と一緒にテーブルを回っていた三原ひとみがこちらのテーブルに帰ってきた。会場の片隅にパラソルと椅子が用意されており、父親はそこでちょっと休憩しているという。三原ひとみは吉沢を案内してそこに連れて行った。パラソルの周りは仄暗く、ホストがちょっと腰を下ろすには好都合の場所である。「始めまして、吉沢雄一と申します。今日は厚かましくも参加させて頂きました。」と言うと傍から三原ひとみが「吉沢さんは同じ会社だけど、親しくなったのは英会話サークルでよ。」とプライベートの関係であることを強調したが、「これはこれは何時も娘がお世話になっております。学生気分が抜けなくて多分皆さんのご迷惑ばかり掛けているのではと心配しております。」と父親らしい挨拶を返した。

「大勢集まっており、販売店会を凌ぐ規模ですね。」と吉沢が言うと「とんでもないこれはもともと社員の慰労会で始めたものが、親戚や友人なども参加するようになったから人数が多いだけですよ。砥粒工業さんの販売店会も同じように親戚や友人が集まったら直ぐに1000人は超えるんじゃないですか。」と謙遜ともお世辞ともつかない返事をした。吉沢はしめたと思った。来春のアクセサリー事業部の新作発表会と砥粒事業部の販売店会を合同でやろうと思っているひな形がここに有った。

ジャンル:
小説
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 何とも痛ましい | トップ | かくもはやき1日 »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。