太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

こうも違うものか

2016-10-19 09:09:22 | 社会観察

豊洲問題の後はオリンピック会場問題。知事が変わるとこうも違うものか。桝添さんが小池さんと同じようなことをしていたら、政務活動費使途問題は攻める方がいちゃもんつけているととられ、抵抗勢力として批判を浴びるようになっていただろう。石原、猪瀬、桝添と3代続いて豊洲もオリンピックも何事も無かったかのようにスムーズに事は運び、名知事として歴史に名を残していただろうに残念。ブラックBOXを開けて見たらパンドラの箱だったと一番ビックリしているのは小池知事ではないだろうか。政権もそうだがスタートダッシュが華々しいと国民(都民)の期待も大きく、やがて巡航速度に入ると話題も少なくなり、今度は何もしていないのではとの批判が出る。注意すべきは本来の巡航速度に入ったのか、それとも本当に失速して止まってしまうのかの見極めである。しばしば総理が前の政権との比較を持ちだすが、前の知事よりマシだろうと引き合いに出すのだけは止めて貰いたい。小池知事にはラッキーなこともある。2020年オリンピックという一大イベントが控えており、今後も話題性に事欠くことは無いことだ。都度リーダーシップを発揮する機会があり存在感は維持できる。

しかし、本当はワイドショーの話題になることと本来の政治は別物である。敗戦処理とも言える華々しいスタートダッシュなど望んでもいないはずだ。選挙直前(次期も含め)なら話題性も意味はあるが平時の政治はもっと地味で目立ち難いものだろう。しかし地味な努力は社会の目に触れにくく、本当に何もしていないことと区別がつき難い。我が知事がどちらに属しているのか未だによく分からない。八ッ場ダム建設中止問題の時は負担した金を返せと元気が良かったが、最近工事費増額への負担はあっさりと認めたようである。一度走り始めた公共工事は止めることは至難の業である。多分、オリンピック施設問題が落ちついても当初予算を下回って完成することはあり得ない。増える方はあるが。都民の皆さん、今後のWatchポイントはそこです。人のことは良いが、もうすぐわが県にも知事選がある。地味なのだけなのか、無策なのか未だに良く分からないところが悩ましい。

23)・・・

何時だろう。真夜中にドアをノックする音がする。開けてみると三原ひとみが立っていた。

「こんな真夜中にすみません。実はホテルに戻ってから父とちょと揉めて。」と言うので、電車はもう走っていないし、どうやって此処まで来たのかと聞くと、お酒は飲んでいないので車で来ましたと言う。まあ、寒いから取り敢えず中にどうぞと言うと三原ひとみは勝手知ったる部屋で中に入るなり冷蔵庫を開けるとワンカップの酒を一息で飲みほした。「おいおい車だろ。」と言うと「良いんです、今日はもうあのホテルに戻りませんから」と投げやりに答えた。2杯目のワンカップの蓋を開けながら「実はホテルに戻ってから父が、今日はあの男は来ていないのかと聞くので呼んでいないと言うと、それは良かった、もう諦めがついたかと聞き返してきたんです。私は我が家にとっては大事な仕事とも言える慰労会の日に父の機嫌でも損ねたらと思い呼ばなかったのです。私がこんなに気を使っているのに父には仕事の事しか頭に無いんです。少し心配でもしたらいいと思って飛び出しました。」と口籠りながら話した。

「しかし、ここでは無くても行く所はあっただろうに。」と戸惑いながら言うと「お酒に弱い私がこんなに飲んでしまったのに酔っ払い運転で帰れと言うんですか」と開き直られ、吉沢は何処の誰に連絡すれば良いのか、もし、これがばれたら婚約者の三崎だって何も無かったなど信じないだろう。何よりも会社に知れたら得意先のお嬢さんを引っ張り込んだと思われてしまう。心配事が頭の中を駆け巡る。短い時間にあれこれ考えていると三沢ひとみは洗面台に駆け込んだ。泣き顔を見られたくないのかと思ったらシャワーを浴び浴衣を着てさっさとベッドに潜り込んでしまった。声を掛けるヒマなどない、彼女の振舞いは自宅に居るときと同じであった。確かにここは彼女の家の別荘ではあるが。ここはもう諦めて朝になって酔いがさめたら説得して返してやろうと思いそっとベッドに近寄った。三原ひとみはさっきまで怒って泣いていたのが嘘かのように少年のような無邪気な顔をして寝ていた。浴衣の前が少し肌蹴て無防備な肌がのぞいていた。吉沢は努めて体が当たらにように少し間を空け、背中を向けてベッドにそーっと入った。あれほど疲れていたのに眠ることも出来ずにいたが、突然三原ひとみが寝返りを打って吉沢の背中にくっついて腕を回してきた。「慎ちゃんのことが本当は好きなんです。慎ちゃんがやりたいと思っていることなら何でもしてあげる。」とまるで恋人のように甘い声で囁いてきた。えっと思って振り返ると誰も居ない。何処からが夢だったのか、吉沢慎一のことをシンちゃんと呼ぶのは母親しかしない。一体誰が夢に出てきたのか。すっかり目が覚めると朝であった。覚えの無い脱いだ服がきちっと畳んであるのは意外と几帳面な何時もの習慣だろうか。浴衣を元のところに戻そうとした時もうひと組の浴衣は無造作に丸めてあるのに気づいた。多分最初間違って女ものを羽織ってしまったのだろうと思いそのまま部屋を出て駅に向かった。時計はまだ朝の8時半である。

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