太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

哀しくも怖ろしい話

2017-08-09 07:52:53 | 日記

今年はウナギが多少安いとかでスーパーのチラシに蒲焼がよく載る。美味しそうだなと思うが食卓にのぼることはほぼ無い。思いだすのは昔聞いた女子従業員の話である。当時でも個人情報とかで家族構成などはあまりオープンにされていなかった。それでも休憩時間の雑談などである程度家族の雰囲気は分かる。

地元の高卒を例年定期的に採用していたが、少し変わった家族の娘さんが居た。変わっていると思ったのは、誕生日やクリスマス、正月などの家族イベントが大人の家族というより子供が小さい時のままの姿である。家族全員が仮装をして記念撮影をしたり、冬場は一つの炬燵に皆で足を突っ込んで寝るとか大人の家族とは思えない話が出て来る。仲が良すぎる家族という意味で少し変わっていると思った。決して裕福とは思えない家庭の倹約エピソードとかはそれだけでドラマであった。彼女の話の幾つかを今でも覚えている。

小学生の頃近所の小川で妹と一緒にドジョウを捕まえて家の水槽で飼い始めた。金魚の餌を与えるとそのうち懐いて可愛らしくなったとのこと。2、3年も経つとマルマルと太って立派なドジョウに成長した。ある日学校から帰ると水槽の中のドジョウが居ない。母親に聞くと知らないと言う。その夜の夕食にドジョウの蒲焼が出て来たとのこと。母親は美味しいし栄養もあるからさあ食べなさいと言う。自分は直ぐにこのドジョウがどこに居たものか直ぐに分かったので可哀そうで食べられなかったが妹はウン美味しいと言って平らげたとのこと。母親は父親は黙々と食べていたとのこと。ペットが食用になってしまった時、仲の良い家族の思いはバラバラになっていたようだ。

この話を聞いた時、何が凄いか。子供がペットのように可愛がっていたものを食用にしようと考えた母親の思いつきがあ凄い。多分腕まくりをして水槽の中に手を突っ込んでヌルヌルして捕まえにくいドジョウを何とか捕まえまな板の上で捌く、母親の鬼気迫る形相を想像せざるを得ない。この話は哀しくも怖い話として未だに記憶に残る。

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