太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

意外と必要なサラリーマンの能力

2016-10-11 09:01:10 | 日記

最近、1年前に自分で書いたブログが配信されて来る。過去を辿ることは殆どしないが、内容の重複を避けるため時々覘く。我ながら名文と思ったりウィットに溢れていたり自画自賛することも偶にあるが、徐々に内容も文も劣化して行っているようにも思う。粗製濫造のせいかも知れない。用語用法の間違いや変換ミスも増えてきたように思う。それでも続けるのは一旦休筆すると次が書けないような気がするからである。サラリーマン時代私的な理由で休暇を取る事は殆ど無かった。40数年で私的理由の有給休暇は合計10日も無かったと思う。仕事熱心と言われることもあったが別の理由である。もし休んでそれがこの上なく楽しいものであったら会社に行く気が無くなるのではないかという不安である。生来怠惰な性格が何処かにあり、何かで縛っておかなければとんでもない方向に人生が進む懼れである。それが会社に通い詰めた理由である。

サラリーマンには様々な能力が要求される(難しい職種だと思う)が、何が一番必要かと問われれば「書く力」だと思う。次が「想像力(初めから創造力である必要は無い)」だろう。例えば何か大きな決済を必要とする場合限ららた字数の中で的確に目的を纏めなければならない稟議書、大勢の前でやるプレゼン、各種レポートと書きものは随所で重要な影響力を持つ。メールや各種SNSは書きものと言うより会話に近い別物である。書く場合は相手にどう伝えるか、相手がどう感じるか、さらにそれは事実として残るという緊張感から表現一つ工夫も必要である。

書く力はどう身につけるか。読む力に頼るしかない。乱読でも良い。書く前に読む作業が必要である。サラリーマンは終わり、話す力をあまり必要としなくなった今、書く力だけは維持しておかないと所在不明で人生が終わってしまう。エアコンの無い部屋でやっと本を読む季節がやってきた。

(17)・・・

慰労会でのバーベキューパーティは夜遅くなるし、参加者は近くのホテルや国民宿舎に一泊して翌日は自由解散という段取りであった。三原ひとみは吉沢に近くに父が持っている別荘に泊れば良いと勧めてくれたが、別荘と聞き驚きそんな身分ではないと固辞した。しかし、彼女は別荘と言ってもマンションのような建物の一室を共同で所有しており時々自分たちも友人と泊ることがあると説明した。その日は私が友人と泊ると言うことで予約しておきますから遠慮されずに、予約は母が何時も段取りをしているから大丈夫ですとのことで結局お願いすることになった。

翌日斎藤が席にやってきて、

「三原ひとみとの話は上手く進んでいますか。」と聞いてきたので

「まあ、お父さんにプライベートと言う事で会うことはできそうだが。」と言うと斎藤は気まずそうに、

「申し訳ありません。何れバレルから言っておきますが、実は三原ひとみには以前から付き合って欲しいと何度もアタックしているんですが、何時も生煮えの返事でお茶くらいは付き合って貰えるんですが一向に進展しないんです。冷静に考えればフラレているんでしょうけど。誰か決まった人が居るのかも知れません。」社内では斎藤と同じような者が数名いる。しかし、本命らしき者は居らず、皆生煮え状態のようであった。三原ひとみの生来の優しさが却って大勢の若者を悩ましていたのだ。それはうまく行けば小さいながらも会社の跡取りという計算など必要としない、彼女自身の健康的で明るい性格、有名な女優の若いころの面影もありながら混血を思わせるエキゾチックな顔立ちだけで十分であった。

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