太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

ちょっとSF的だが

2017-07-08 07:23:46 | 日記

北九州の豪雨被害の状況が新聞TVで報道されるに従い、自然の脅威がまざまざと伝わって来る。多くの人が驚くのは流木の多さである。最初は上流に製材所でもあったのかと思った。説明によると植林された杉などは根の張りが少なく倒れ易い。流された流木の皮が剥がれてあのようになると言う。流木はビーバーのダムのように川の流れを変えたり、時には橋や家屋にぶつかり破壊してしまい、2次被害をもたらす。植林は山の地面が吸収した水を吸い上げ地滑りを防ぐと子供の頃習った。しかし、木が吸収するスピード以上の豪雨となれば別である。根が浅い巨木が自然に倒れるドキュメンタリーを見たことがある。高温で雨の多い森は木の成長が速く、50m以上の巨木が立ち並んでいた。ところが一旦限界を越えた雨が降ると、地面がぬかるみ浅い根の巨木が次々とゆっくり倒れていく映像である。多分治水のための植林と木材利用(経済的)のための植林では意味が違うのだろう。似たような集落は日本中いたる所にある。偶々豪雨に見舞われていないだけである。50年、100年のスパンで治水を科学的に検証する、スロー科学も必要である。直ぐに結果が出るものだけが科学ではない。

昨日は日本列島の形状についてブログを書いた。昔、日本列島が東西に長ければ太陽電池の出力を全国レベルで見れば可也安定するのではと書いたことがある。極端に言えば赤道を一周する帯状のアレイなら必ず昼の部分があり出力をしている。出力安定(均し)のために巨大なアレイという意味では無い。それでは経済性が損なわれる。順序は逆で、そういうアレイなら出力の均し効果があるという意味である。日本列島でも実際には時差があり、北海道と九州のピーク出力には時間ズレがある。日本全体でみれば急峻なピークを持ったサインカーブ出力ではなく、頭がひしゃげた台形状の出力パターンになる。東西方向に一軸追尾したアレイのようである。

これも20年以上前、ある駐車場で日影を作ることも目的としてパイプを半分に切ったようなトンネル状の大型アレイを設置したことがある。半パイプの南面側に太陽電池を張り付けたがシミュレーションで分かっていたが南北方向の一軸追尾(高さ方向に太陽電池を追いかける)と同じ様に出力した。この時、半パイプではなく、半球状のアレイの全面に太陽電池を張り付けていたらシミュレーションできたかどうか自信は無い。(大学入試に出しても良いかも)

全く異なるテーマを書いているように見えるが、共通点がある。目先の効果を狙うだけの科学ではなく、時間的、空間的に広がりを持った科学も必要であるということだ。最たるものが地球温暖化対策だろう。シミュレーションに膨大な費用と叡智が注がれたはずである。対策は普通の人、何処にもある社会、平凡な国々が参加して為される。目先の雇用が目的では無いはずである。構いませんよ、平凡な国に住む普通の人達で兎に角やってみますから。

ジャンル:
その他
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 長いか短いか | トップ | 操作される印象 »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。