原田一範（かずのり）監督

今日の盛岡市倫理法人会のモーニングセミナーの講師は、弘前聖愛中学高等学校　野球部の原田一範監督でした。
原田監督は弘前市倫理法人会の会員であり、弘前市倫理法人会の役員もされています。

弘前聖愛高校の野球部は、２０１３年夏の甲子園でベスト１６に進出した新進気鋭の強豪です。
青森県といえば八戸光星学院、青森山田高校を思い出しますが、県大会ではその２強を打ち破って優勝しております。
原田監督は現在３８歳と若いのですが堂々とした立ち振る舞いと理路整然とした語り口で聴衆である経営者の皆さんの心を掴んでいました。

１５年前（２３歳）のときに野球部監督に就任されたそうですが、それまで弘前聖愛高校は女子高だったそうです。
男子を募集するので野球部を作ろうという話になり要請があったそうですが、当時の部員は１０人で、その内野球経験者５人からのスタートだったとのこと。よくまあ甲子園出場する強豪チームを作りあげたなあと思います。

話の中身を聞くとこれは奇跡ではなく軌跡なのだと感じました。
部が弱かった時から全国の強豪校に練習試合を申込み横浜高校や星稜高校に駆けつけ当初から全国のトップを目指していた事。
部員に考えさせる練習法、部員とのコミュニケーションの取り方、トイレ掃除の話等、とても勉強になりました。

長時間練習や威圧的な練習だけでは組織が機能しない気がしました。
心の勉強も必要であると確信しました。