蓮(ハス)は恐竜時代に誕生したといわれ、恐竜が絶滅に
あったときでも今日まで生き延び、 その姿を太古のままに
伝える極めて貴重な植物だそうです。
20年以上前、大沢池には『古代蓮』が沢山あったようですが、
生態系のバランスが崩れたのか『古代蓮』は絶滅したと思われて
いました。
大沢池に中国から移植された草魚(そうぎょ)が増えて、
古代蓮が土より芽を出すと草魚が食べてしまうのも原因の
一つであったようです。
池の整備が研究家を交えて本格的に行われ、
草魚も間引かれた結果、『古代蓮』の球根は残っていて芽を
出し花を咲かせたのは2007年で、十数年ぶりのことだったとか。
長い年月、土の中でじっと耐えてきた『古代蓮』。
開花時期には一株4日間だけ、花を咲かせます。
10月上旬から今頃の大沢池は、夏の開花を終えた
古代蓮が、水面に葉を落とし、陽光にきらめく姿を
見ることができます。
庭湖石のあたり


茶室、望湖亭の横の舟

さまざまな表情を見せる浮草

蓮の葉も表情を場所や時間によって
変えていきます




池のほとりで古代蓮を見ていると、
モネの絵画を鑑賞してみたくなります。

光の画家と呼ばれるフランス印象派の
クロード・モネ(Claude Monet)。
時間や季節とともに移りゆく光と色彩の変化を生涯にわたり
追求した画家でしたが、晩年は他の絵を描かずに、
もっぱら睡蓮の連作に没頭しました。
モネの睡蓮(シカゴ美術館蔵品)

華道を勉強する人々にとってとても大切な花供養塔。
いけばなをできる幸せを感謝して帰路につきました。












