暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

研究室の同窓会

2017-08-08 09:54:43 | 日記
5年前に定年退官されたK先生を囲む会が開催され、40名の門下生が都内のホテルに集まった。

生化学の研究室で、K先生のご指導を受けて、大学の卒論の研究や、大学院での研究をした女子たちが60代から若い方たちまで敬愛するK先生との再会と同門の縦のつながりで想い出話に花を咲かせた。


  


先生はそれぞれの研究をよく覚えていてくださった。

3年のとき、4年生から実験のテクニックを伝授され、植物の細胞を培養する手ほどきを代々継いでいくため指導された。

その先輩もいらしていたが、お世話になった先輩は40年前のことでもあり、覚えていらっしゃらなかった。

先生と16年ぶりに再会したことはとてもうれしいことであった。

お元気そうで表情は当時のままだった。


先生は、卒業してまだ数年のかたと年配の卒業生のことを

「お若いかたも、大きいかたも・・・」

とおっしゃって、卒業生に笑いが起こった。


退職後も人権の活動をされていた。

あのように、年齢を重ねたいものだと思った。

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