♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

二年ぶりの栃木蔵の街さんぽ②

2017年05月23日 17時27分40秒 | 沢田研二の音楽劇

栃木文化会館でのJulieの音楽劇の観劇前のらんち

二年前に訪れたときにはなかったアンティークショップから紹介されたお店も

帰宅して検索したら昨年オープンしたよう

 

パーラートチギ

 

満席かしらと扉を開けたら歩道に面したテーブル席が空いていて

テーブルに飾られた石のおぶじぇもいい感じ

糸と細い枝を紡いだコースターも素敵

水のグラスもテーブルごとにデザインが違ったり

籐の椅子に座って

何を食べようかなとランチメニューをながめて

ランチ時間の終わりどきだからすでに終わってるメニューも多く

ひとつずつ残っているメニューにして

散歩仲間はサンドイッチセット

私はキッシュセット

 

窓から

真夏日の陽射しが暑くて

石のオブジェから竹のオブジェのテーブルへ移動したり

中国の紅茶を飲みながら

店内に流れるギターの聴きを感じながら

ゆったりした気分を味わって

 

パーラーの奥で開催中の

盥作りのワークショップを見学

奥へと長く広がる建物

高い天井には明り取りの窓

 

 

こっちは昔のまま?

木造の天井の明かり取りの窓

 

年代ものの餅つきの臼(うす)と 杵(きね) 

臼には栃の木の葉っぱと青モミジが生けられて

 

生けられた栃の木の葉っぱの向こうがワークショップの場所

 

木を縄で縛ってカンナの台にして

盥にするカーブを組み立てる木片を削ってる最中 

 

 削った木片を組み合わせて盥のカーブに

この後は見られなかったけれど

いつかTVで樽や桶の作り方を観たけれど

木片がカーブから円になって

底をつけて

竹のタガを巻く

 

紺のエプロンつけた職人さん

首に巻いた手ぬぐいには竹の輪っかが

私にタガの編み方を指導してくれた職人さん

 

 帰宅して調べたら

栃木市で明治時代に創業し、三代続く樽職人の萩原幹雄さんでした

 

生の竹をしなやかになるように薄く削って

タガの編み方の講習

三つ編みの基礎をへんかんして

二本を寄せて

その隣に竹を差し込んで編んでいく

しなやかな竹の皮だけれど曲げ方によっては折れてしまうので

コツをつかんでるうちに

指輪みたいな輪っかが完成

年輪重ねた指先だから細かい作業はだんだん困難に

明治から三代続く樽職人さんから 

「のみこみ」って教わるとき聴く響きを久々に

 

青竹の指輪が

色がかわっても指導してくれた職人さんが思い浮かぶかしら

 

職人さんにお礼を言って

明かり取り窓の通路を通って

パーラートチギにごちそうさまして

外にでてレンガ造りの建物を見上げて

 

 

◇レンガ造りの建物は大正時代の佇まいの関根邸

パーラトチギのページによると

関根家は

煙草の卸売商として江戸後期に創業し栃木市の商工業の発展に尽くした旧家

邸宅には、かつての経営者たちが集い

栃木市の発展について考えるサロンのような場所だったそう

敷地は奥行きが長く

大通りに面した洋館の奥は住居・中庭・土蔵が続く生活空間になって

 

そんな空間が

昨年リノベーションして、ひとが集う場所になって

二年ぶりに訪れた栃木

新しくオープンしたアンティークショップに足を運んで

栃木の旧家、関根邸に繋がって

 

観劇前に

素敵な空間に出逢えて
 

懐かしの栃木文化会館へ

 

 

大きな栃の木を見上げ二年ぶりの会館の扉を開けて

 

 2013年

音楽劇 探偵~哀しきチェイサー2 雨だれの挽歌

2014年

音楽劇 悪名~The Badboys Return ! 

2015年

音楽劇 お嬢さんお手上げだ 明治編 

 

2017年

沢田研二 50周年記念特別公演

音楽劇 大悪名~The Badboys Last Stand

 

2013年の雨降りの夜から

4度足を運んだ青空の栃木文化会館

観劇記念の台本と竹の指輪に

4年分の栃木蔵の街さんぽの思い出が沁みこんで

 


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