ジュルのしっぽ-猫日記-

おっとりネコ・ジュルとのほげほげした毎日。

早い者勝ち。

2007-03-10 | ほげほげ日記
ジュルは、わたしの布団の上で寝る。
それも、足元と決まっている。



わたしの脚枕をまくらにして、股のVゾーンにうまいことスッポリとおさまる。
脚にもたれかかって、そりゃラクだろうけど、こちらはろくに寝返りも打てない。
こちらが寝返りを打つたびに、面倒くさそうに姿勢をなおし、
わざわざ背中をむけて、最後に呆れ気味のため息をもらす。



「ここはわたしのベッドだ!」
といいたくなるのだが、ジュルにとってはジュルのベッドなんだろう。
夜、ベッドで先に寝ているのはジュルだから。
ネコの世界では、たとえボスネコでも、先にくつろいでいるネコがいたら
その場所を奪ったりしないのだそうだ。早い者勝ちなのだ。
だから、ジュルからしてみれば、ジュルのベッドということになる。



そういえば、わが家で一番はやく寝ているダンナのベッドには、
ジュルは遊びには上がっても、寝ることはしない。
寝るとしても、枕の横にちいさくまるまって、
ダンナの邪魔にならないように寝る。
けしてわたしのベッドの上のように、のべぇ~っとはしない。



あの ため息はやっぱり、
「ここはわたしのベッドなのに!」
といいたいんだ、きっと。