じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「大学入学共通テスト」

2017-07-11 01:21:05 | Weblog
☆ 共通一次、センター試験、そして「大学入学共通テスト」。略称は「共通テスト」になるのかな。(気の早い人は、商標争奪戦か)

☆ それにしても、「共通一次」が導入されたのが1979年、「センター試験」になったのが1990年。そして、2020年に「共通テスト」。40年で3度の衣替えは、多いのか少ないのか。

☆ 今や大学全入時代。中学レベルの英語で合格できる大学が結構ある。そもそも学力試験のない入試もある。

☆ 少子化が進み、18歳人口が急減しているのに、大学の数や入学者数は逆に増えている。大学進学率は50%を超える。大学のレベル低下は無理もない。

☆ 大学の「大衆化」。それ自体は悪くない。18歳人口に偏重せず、幅広い世代の学びの場とすればよいのだが。

☆ 経営努力をしない大学は生き残れない。経営が苦しくてもなかなか統廃合されないのは、行政の計らいか。一族経営的なあり方か。原発と同じく依存体質から抜けられないのか。

☆ そうした既得権益さえも揺るがすのは、やはり財政基盤だ。私の出身大学(国立の教育大学)は財政が厳しくて、真剣に統廃合を考えているらしい。


☆ ところで「共通テスト」。記述式の導入と英語に民間テストを導入するのが特徴だ。

☆ 記述式の効用はやってみないとわからない。採点は民間に委託するとか。入札だろうが、大量の答案を一定の期間に処理するとなると、できる企業は限られてきそうだ。手間をかけた割に効果がなければムダだ。

☆ 英語は、英検かTOEICかTOEFLを使うようになるのだろう。ただ、TOEICはビジネス英語、TOEFLは留学英語だ。結局は文科省との縁が深い英検か。それを見越してか、英検のスコアがわかりにく「国際基準」になった。

☆ 厳正に試験が行われるかどうかも課題だ。各学校や塾などで行われている「準会場」という形はなくなるのだろうか。塾としては負担が減って助かるが、運営が大変そうだ。当面、大学受験に関係する準2級以上だけ、公開会場での受検とするのかな。


☆ 大学入試改革は、高校のあり方にも大きな影響がある。高校が大学の予備校化している現状がある。旧制中学、旧制高校のような一部のエリートだけを教育するならそれもいいだろうが、大学大衆化時代の高校のあり方も検討が必要だ。

☆ ともかく2020年は、教育界にとって一つの大きな変革期になりそうだ。 

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