じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「イン・ザ・プール」

2017-10-01 19:46:02 | Weblog
☆ 奥田英朗さんの「イン・ザ・プール」(文春文庫)から表題作を読んだ。

☆ シビアな話ではないし、この作品を読んだからと言って、人生に大きな変化はない。しかし、読み始めると面白かった。

☆ 編集の仕事に携わる大森和雄は体調不良に襲われた。内科に行くも異常は認められず、神経科の受診を勧められる。

☆ 神経科で待っていたのは、医学博士・伊良部一郎という40代前半の太った男だった。

☆ ドクター伊良部にアドバイスされ、大森和雄は水泳を始めたが、やがて大変なことに・・・。

☆ 個性豊かな登場人物に思わず吹き出してしまう。
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「山ガール」

2017-10-01 11:31:13 | Weblog
☆ 木皿泉さんの「昨夜のカレー、明日のパン」(河出文庫)から「山ガール」を読んだ。

☆ 今回はギフが定年後の趣味について話をしたことから始まる。ギフにはこれといった趣味がない。(一時期、ギャンブルにはまっていたことはあるという)

☆ テツコさんは友人の「山ガール」(ギフは彼女のことを「師匠」と呼ぶ)を紹介し、ギフは彼女と山登り(といってもハイキングのようなもの)をすることになる。

☆ 準備をするギフのワクワク感が伝わってくる。そして、山登りで起こった事件。

☆ いつもながら会話のテンポがいい。一つの言葉の背景にある心理描写もすばらしい。情景が鮮明にイメージできる。

☆ 日常の風景だけれど、その中に人生哲学(そんな大げさには書いていないけれど)が含まれているように思った。

☆ 銀杏が食べたくなった。
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護憲連合

2017-10-01 09:19:39 | Weblog
☆ 結果論で言えば、自民が勝っても希望が勝っても憲法改正(改悪)への道は進む。

☆ 仮に自民220、希望・維新180とすれば、それで400議席。全議席の86%を占めることになる。

☆ そうなると、憲法改正に慎重な公明の立ち位置も微妙になるだろう。

☆ もしかすると、安倍氏の解散の狙いはこれかも知れない。民進のリベラル派(反安保法、反憲法改正)を切り離し、公明を板挟みにし、憲法改正勢力を結集する。希望はそのための誘い水。

☆ これでよいのだろうか。

☆ 護憲勢力の結集を望む。

☆ 抵抗することが大切だ。あきらめたり、無関心になれば、改憲派の思うつぼだ。
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