じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「K-19」を観た

2017-07-09 23:10:40 | 映画
☆ 冷戦下、船出したソ連の原子力潜水艦K-19で実際に起こった原子炉事故を、映画化したもの。

☆ ケネディ、フルシチョフの名前が出てきたから、キューバ危機の時代。

☆ 狭い原子力潜水艦の雰囲気がよく伝わってきた。官僚国家の弊害もよく伝わってきた。

☆ ロシア人をアメリカ人が演じているというのは、ちょっと抵抗があるかな。気質がアメリカ的だと思った。


☆ 決死の原子炉修理。被曝量は致死量の10倍だったという。

☆ 乗組員たちは、事故のことを口外しないよう命令されたという。

☆ 日本映画「八甲田山」でも口外が禁じられていたなぁ。

☆ 官僚の保身と隠ぺい体質は、どこの国も似たようなものだ、と思った。
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近未来を夢想する

2017-07-09 19:35:12 | Weblog
☆ ごくごく近未来、都民ファーストの会が「国民ファーストの会」(仮称)のようなものをつくったら、どうなるか。

☆ 後退傾向があるとはいえ、既成政党の中でダントツなのは自民党で、2位の民進党を大きく引き離している。

☆ 新しい政党ができ、かつての日本新党のようなブームが起これば、自民党へのダメージは大きかろう。何しろ先の総選挙で勝ちすぎたから、これは仕方がない。比較第一党が取れれば良しというところか。

☆ 自民党以上にダメージが大きいのは民進党だろう。多分、民進党として戦う前に、パラパラと所属議員や候補者が抜け、もしかすると分裂、それも旧社会党系を除いて、大多数が新政党に合流するかも知れない。

☆ 結局、総選挙の時には、「蓮舫・野田とそのなかまたち」程度の数になっているかも知れない。

☆ いよいよ保守色が強まって、完全に保守2党の体制になってしまうのではなかろうか。

☆ そうなると公明党は、どうする。公明党のポリシーは与党であることだろうから、自民党でも小池新党でも政権を担う方につくだろう。共産党は独自の路線で、民進党がしぼむ分、コアな革新支持者を集めるんじゃないかな。

☆ 自民党220、小池新党170、公明党35、共産党25、民進党15、その他10ってところかな。

☆ 小池新党、公明党、民進党、その他の一部で225。僅差で連立内閣成立か。ただ、小池知事はまだ任期中だから、誰かほかの人を首班に立てるかな。自民党の分裂がカギだね。

☆ 公明党が自公連立を続けるなら、次の政権は岸田さんか、石破さんだけれど、公明党の支持団体は石破さんの方が好きかな。表向きは内政干渉はしないと思うけれど。

☆ 次の総選挙で小池新党が政権をとれなければ、その次は難しいか。またガラガラポンかな。
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おむつ交換 - 介護の経験から

2017-07-09 16:58:38 | 介護
☆ 父が寝たきりになって最初に直面したのは排泄介助です。

☆ おむつ交換はほとんどヘルパーさんにやっていただけるのですが、尿漏れパット、おむつがなかなかフィットせず、最初の1週間は何度もシャツもパジャマもびしょぬれにしていました。

☆ たかがパット。されどパット。なかなか奥深いものがあるようです。

☆ 最初は陰部にパットをかぶせて、おむつを巻くだけでしたが、それではダメ。

☆ 次に、パットをかぶせて、さらに大きなパットを重ねて、おむつで巻きましたが、それでもダメ。

☆ 結局、切込みのあるパットで陰部を包むようにして巻き、その上に小さいパット、大きいパットを重ね、それらをおむつで巻くようにしました。

☆ それでほとんど尿漏れはなくなりましたが、ヘルパーさんによってパットの当て方に違いがあったり、緩く巻く人、強く巻く人の違いがあったり、また父の体位や尿の量によって、今でもたまに漏れます。

☆ 防水シーツは必需品です。梅雨時などは洗濯物が渇きにくいし、またおむつの交換時に尿がでてしまい、シーツが汚れる時もあります。だから、防水シーツは3枚は必要だと思います。

☆ ところで、やむにやまれず、つまり尿が漏れたりして、私がおむつ交換をしたことがあります。私は独身で子どももおりませんからおむつの交換などしたことがありません。まして、父親のおむつを交換するなど思ってもいなかったことです。替えられる本人も嫌でしょうが、替える方も抵抗がありました。最初はヘルパーさんのやり方を見よう見まねで、汗をかきかき何とか交換した覚えがあります。 

☆ これも、数回やると慣れてきますがね。
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痰の吸引 - 介護の経験から

2017-07-09 16:01:22 | 介護
☆ 1日に分泌される唾液の量は、1.5リットルというからびっくりします。この量は、寝たきりの高齢者であってもそれほど変わらないようです。

☆ この唾液、健康な人は普通に飲み込んでいますが、嚥下障害のある人にとっては苦痛のもとです。

☆ 寝たきりの父も目を覚ましているときは気になるらしく、痰と一緒にペッペ、ペッペとティッシュでぬぐいとっています。その量、多い時には一晩で45リットル入るポリ袋の半分ほどになります。ちょっと目を離すとベッドの枕元はティッシュの山。顔が埋もれそうなときもあります。

☆ 父は左半身が麻痺しています。以前は痰が肺の右側ばかりに溜まるので、左向きに寝かせていた時もありますが、そうすると痰や唾液が麻痺している左側の口の中にいっぱい溜まってしまいます。痰がうまくとれないときは、痰でうがいをしているような時もありました。窒息すると危険なので、今はほとんど右側を下にして、また、痰が飛び出てくれるように、角度も急にして寝かせています。

☆ 痰は体調によって変化します。水のような時、粘っこく口蓋にくっついて離れないとき、透明な時、白い時、黄色い時。肺炎など炎症が起こり熱のある時は、粘っこく黄色がかった痰になります。

☆ 痰がとれにくいときは電動の吸引器を使ってとっています。歯医者さんのバキュームのようなものです。ゴボッと痰が出た時は、気持ちいいほどとれます。看護師さんはかなり奥まで突っ込んでとってくれます。口から取りにくいときは鼻からチューブを入れて、とってくれます。ただ、これは苦痛らしく、父はとても嫌がります。

☆ 痰が多いときは、のどがつっかえたようにゴロゴロ、ゴロゴロと息をするたびに音を立てます。しばらくしてから痰が飛び出てくることもありますが、そうでないときはやむをえずチューブを挿入します。

☆ 今はチューブを気管内に留め置き低圧力で定期的に吸引する機械もあるそうですが、父は「そこまではいらない」というので、相変わらず、ペッペペッペとティッシュの山をつくっています。

☆ 唾液の分泌量は食事とも関係があるようです。口から食べなくても胃ろうで注入しているときは分泌量が増えるようです。また、注入する水分量や部屋の湿度とも関係があるようです。水分量が多いと分泌量が増えます。
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胃ろう - 介護の経験から

2017-07-09 12:59:34 | 介護
☆ 人生には何回か決断を迫られる時があります。自分のことならともかく、家族であっても他人のことを決断するというのは、勇気がいるものです。

☆ 父が脳梗塞で倒れ、嚥下障害のため口から食物摂取ができなくなって、病院から胃ろうの造設を勧められました。

☆ 体が不自由になり、せめて食べることだけが楽しみのような状態でしたから、その父から食べる楽しみを奪うことがどうなのかと迷いました。

☆ 医師からは次のような話を聞きました。

☆ 病院では鼻からチューブを通して栄養ドリンクを注入しているけれど、家庭ではそれは難しいこと。胃ろうを造設せず、口からの食物摂取が難しいとなると餓死するということ。胃ろうを造設しても訓練によって再び口から食べられるようになると胃ろうを外せるということ。

☆ 父はまだ意識がはっきりしており、また餓死するのを見守るというのも耐えられず、胃ろうを決断しました。

☆ 父は「チューブをつけられてまで・・・」と最初嫌がっていましたが、慣れてしまえば不満は言わなくなりました。


☆ さて、それから6年。嚥下の訓練は何度か試みましたが、誤嚥のリスクの方が高いので、口からの摂取はあきらめました。胃ろうは慣れてしまえば介護者の負担は減ります。胃ろうを造設する前はのどを詰まらせないように食事を見守る必要がありましたが、胃ろうの場合はチューブさえつなげてしまえは、あとは終わるのを待つだけです。注入中は仕事やら家事やらができます。

☆ 胃ろう用具の後片付けは、普通の食器を洗うのと同じです。赤ちゃんのほ乳瓶と同じ感じでしょうか。煮沸消毒の必要はありません。私は洗浄後、ミルトン(消毒液)を溶かした水に浸しています。ミルトンは最初ボトル入りの液体を使っていましたが、かさばるので最近は固形のものを使っています。

☆ 初めて家で注入するときは緊張しました。途中のチューブを使わずに、輸液チューブから直接注入しようとしたのも、今では笑い話です。注入の速度も最初は慎重にしていましたが、最近は体調に合わせて調整できるようになりました。速く入れすぎるとお腹が緩くなるようです。

☆ まず、水に溶かした薬をシリンジ(針のない注射器)で注入します。薬は薬局さんが注入用に粉にしてくれています。一部の抗生剤はあらかじめ粉にできないので、そのときは毎回、しばらく水に浸して柔らかくし、100均で売っている小さなすり鉢を乳鉢のようにして使っています。つぶが残っているとチューブが詰まるので、最後に茶こしでこして、つぶがあったら、再びすりつぶします。

☆ 薬の次にとろみの液を点滴のようにして胃ろうに入れます。それが終わるといよいよ栄養ドリンク(エンシュア)を入れます。250ミリリットル。速ければ40分、ゆっくり入れると1時間半ぐらいでしょうか。それが終わると、最後に水を150ミリリットルから200ミリリットル、ボトルに入れて流し込みます。水の量は熱があるかどうか、気温が高いかどうか、便の硬さはどうかなどを考えながら調整します。

☆ これが大体の手順です。
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せん妄 - 介護の経験から

2017-07-09 12:27:40 | 介護
せん妄であわてない (看護ワンテーマBOOK)
クリエーター情報なし
医学書院


☆ 介護で一番苦しいのは、精神的な変調です。

☆ 父のせん妄、それは突然始まります。昔飼っていた犬が来ているというのです。それがあたかもリアルに見えているようで、犬の名前を何度も呼びます。「寒いから犬小屋に入りなさい」「雨が降るから犬小屋に入れたって」と。

☆ 父は昔、市役所に勤めていたのですが、その一場面が出てくるときもありました。「お客さんが来ているので婚姻届けを渡してあげて」「係長読んで」と。

☆ そうした話を何度も繰り返すのです。それも昼も夜も関係なしに。

☆ 自分がどこにいるのかわからなくなることもたびたびあります。見当識障害というのでしょうか。車に乗ってるように感じているのでしょう、「エンジン切って」「バックさせて」、あるいは家の外にいると感じているのでしょう、「家の中に入れて」と。その都度、「ここは自分の部屋で、ベッドの上にいる」というのですが、理屈が通じる状況ではありません。

☆ 時にはトイレに行くと言って、ベッドから落ちかけているときもありました。体が麻痺しているのにに、よく動いたものだと思いました。

☆ さすがに夜中に何度も起こされると腹が立ちます。声も荒げます。しかし、そんなに怒っても相手には通じないし仕方がないことだと思うと、思わずパニクってる自分を笑ってしまいます。

☆ せん妄は突然始まり、突然終わります。本人もあまり記憶にないようです。寝ぼけているような状態なのでしょうか。幻視、幻聴は夢の一部でしょうか。夕方の薄暗くなってきたときや体調が悪化しつつあるときに表れやすい気がします。

☆ 24時間独り言をしゃべって、その反動か2日間寝っぱなしの時もあります。独り言をしゃべっているというのはちょっとホラーです。寝っぱなしだと少し心配になります。


☆ 肉体的な変調は薬で対処できますが、精神的な変調は本当に介護者を苦しめます。だから最近は、せん妄の研究者になろうと努めています。どのような状況でどんなせん妄が起こるのかと。そう思うと少しは気が休まります。

☆ 上に掲げた本は、茂呂悦子著「せん妄であわてない」です。大変参考になりました。
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尿路感染 - 介護の経験から

2017-07-09 12:07:19 | 介護
☆ 真っ赤なおしっこを見た時はドキッとしました。血尿です。

☆ 数日前から尿のニオイがおかしいと感じていました。父も排尿痛を訴えるようになってきました。その時は熱はあまり出ていなかったのですが、とにかく排尿痛がひどいらしく、排尿のたびにうなり声をあげていました。

☆ 訪問診療に来てもらい、導尿による検尿。これは痛いらしいです。本人は嫌がるのですが仕方がありません。あまりに嫌がるときは、陰部に袋をかぶせ、排尿された尿を病院へ運びました。

☆ 素人が見た目にもわかる血尿でした。膀胱に炎症があるらしく、とにかく水分量を増やして菌を流し出しましょうということになりました。


☆ 膀胱炎は本人には苦痛のようですが、比較的回復は早かったように思います。ただ腎盂腎炎になったときは大変でした。39度の高熱が3日は続きました。2回ほどなったのですが、1度目は入院し、2度目は連日看護師さんが来てくださり、在宅で抗生剤の点滴をしてもらいました。

☆ 肺炎の熱は比較的早く下がるのですが、腎盂腎炎はなかなか手ごわかったです。

☆ 寝たきりだとおむつへの排泄になるので、どうしても尿路感染を起こしやすいようです。尿取りパット内に長時間尿をためないこと、規則的な排便管理。予防策としてはこれぐらいでしょうか。
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誤嚥性肺炎 ー 介護の経験から

2017-07-09 11:20:32 | 介護
☆ 父が脳内出血で倒れたのは1995年12月。一命はとりとめたものの、左半身不随の後遺症が残りました。

☆ それから15年余り車いすの生活を続けていましたが、猛暑の夏、今度は脳梗塞に倒れ、頼りの右手の握力が弱り、寝たきりの生活になりました。

☆ 嚥下障害も起こし、口からの食物摂取ができなくなったので胃ろうを造設しました。それから6年、父の介護から学んだこと、感じたことを記します。

☆ 今回のテーマは、誤嚥性肺炎。現在、死因の第3位になった肺炎。その増加は、高齢者の増加によるものでしょう。

☆ 寝たきりになった父、口から食物を摂っていないのに、肺炎を繰り返すようになりました。症状は、39度を超える高熱。熱が出るたび解熱剤と抗生物質で対応するのですが、ひどいときは緑膿菌の感染ということで、CRP(感染症の重篤度を示す数値)が20まで上昇し、医師から敗血症の危険を告知されました。

☆ そのときは幸運にして、抗生剤の点滴で事なきをえましたが、それからも普通でもCRP値は3ぐらい、発熱があるときは10くらいまで上がることがありました。

☆ 食事を口から摂取していないのになぜ誤嚥性の肺炎を起こすのか。それは、1つには胃ろうから注入した栄養剤が逆流するというもの。一時期、逆流性食道炎のCMをよく見かけましたが、寝たきりだと逆流しやすいようです。

☆ 2つには、自分の唾液や痰を誤嚥するというもの。口の中にはさまざまな菌が常住しており、それを飲み込んでしまうようです。健常者なら気にならないようなものも、体力の弱い高齢者には大きなダメージとなるようです。実際、緑膿菌に感染していた時は、ひどい口臭がしました。

☆ 肺炎を繰り返すので、医師、看護師と相談の上、3つの対策をしました。

☆ 1つ目は、肺炎球菌ワクチンの接種です。当時はまだ助成制度はなかったのですが、積極的に接種しました。

☆ 2つ目は、口腔ケアの実施です。1日に2~3回、ヘルパーさんや看護師さんが介護に入ってもらっているのですが、その都度、歯磨き、舌磨きをしてもらっています。歯磨きペーストは使いにくいので、液体の歯磨き液、それも刺激の少ないものをさらに水で薄めて、それに浸した歯ブラシ、舌ブラシ、スポンジブラシで軽く磨いてもらっています。体調が悪く、歯磨きがしにくいときは、口腔用ウェットティッシュでぬぐうようにしてもらっています。さらに月に2回、歯科医に訪問してもらい口内のそうじをしてもらっています。

☆ 3つ目は、胃ろうの栄養液を注入する前に粘度調整食品を入れるようにしました。私はキューピー株式会社が販売するジャネフのREF-P1スパウト付きというのを使っています。これはインターネットで購入ができます。18本で3000円程度。食事のたびに1本使うので、1日500円程度の負担になりますが、背に腹は代えられません。

☆ 以上3つの対策によって、誤嚥性肺炎による発熱は劇的に減りました。以前は救急車や介護タクシーで年に3回ぐらいは、入院していたのですが、ここ3年ぐらいは自宅で対応できるようになりました。
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印象に残るドラマ

2017-07-09 10:21:30 | Weblog
☆ 印象に残っているドラマが3つある。

☆ 「仁 JIN」「家政婦のミタ」「半沢直樹」

☆ ドラマ不振の時代に、最高視聴率が、「仁」26%、「家政婦のミタ」40%、「半沢直樹」42%というから、驚異的な数字だ。

☆ 「仁」(脚本 森下佳子)は、現代の外科医が幕末にタイムスリップするというストーリー。人情味あふれる人間ドラマとタイムスリップの謎がスリリングに描かれている。果たして主人公は元の世界に戻れるのか、ワクワクしながら見てしまった。キャスティングも良かった。咲さん(綾瀬はるか)、野風さん(中谷美紀)の熱演も良かった。

☆ 「家政婦のミタ」(脚本 遊川和彦)。最初は、市原悦子さんの「家政婦は見た」のパロディ化と思って興味がなかったが、無表情で殺人さえもしてしまいそうな松嶋奈々子さん演じるミタさんにとりつかれてしまった。ミタさんとは何者なのか。ロボットなのかアンドロイドなのか。子どもたちを取り巻く社会問題にも触れながら話が進んでいく。そしてミタさんの秘密が明かされていく。最後のミタさんの微笑み、美しかったなぁ。「承知しました」は流行語になったし、うららさん(相武紗季)の明るさがいいスパイスになっていた。

☆ 「半沢直樹」(脚本 八津弘幸)、最初は銀行を舞台にした経済ドラマだと思って、あまり興味がなかった。それがいつからだろうか、半沢直樹が無理難題を解決していく姿にグイグイ引き込まれるようになった。大阪西支店編の中盤辺りからファンになった。東京本店編は、半沢(堺雅人)対大和田常務(香川照之)の対決だね。近藤(滝藤賢一)の熱演も光った。本当に血管が切れるのではとドキドキした。「倍返しだ」といった子どもめいたセリフもシリアスなドラマの中で輝いていた。

☆ コミック、オリジナル作品、小説と原作の形態は違うけれど、ヒットするドラマには何か共通点がありそうだ。
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「同情するならカネをくれ」

2017-07-09 09:22:10 | Weblog
☆ ドラマ「家なき子」の名セリフです。

☆ 私のような偽善者にはグサッとくる言葉です。

☆ 同情はタダだけれど、困っている人のために金銭に限らず何かの援助をするということは、自分に負担がかかります。

☆ 「その覚悟がありますか」と問われているように思います。

☆ 具体的に行動をしなければ、火の粉のかからないところで火事を眺めている野次馬と同じ。


☆ いっそ木枯し紋次郎のように「あっしには関わり合いのないことでござんす」と通り過ぎればよいものを、

☆ そういいながら、関わってしまうのが、紋次郎。


☆ 「惻隠の情」とはありがたい言葉です。「惻隠の心は仁の端なり(人の不幸を痛ましく思う心は、仁を身につける糸口である)」(孟子)という言葉に救われます。 
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