エントロピーの増大

★　書類や小物の整理に追われている。整理整頓で一生が終わってしまうのではと思うくらいだ。

★　どうしてモノは増え、散らばっていくのだろう。いったん整理しても、しばらくするともとのありさまだ。

★　物理学ではこれを「エントロピーの増大」と言うらしい。簡単に言えば、乱雑である方が自然なのだそうだ。

★　ちょうどコーヒーに溶かした砂糖が、一様になる現象だそうだ。

★　そう考えてみると、整理され整った書斎は一見美しいのだが、確かにモノが偏在している。部屋の真ん中は比較的空きのスペースが多く、壁際は本棚などが所狭しと肩を並べている。

★　「積読」だけの書籍も何だか肩がこりそうな面持ちだ。

★　整理された状態と言うのは自然界にとっては、バランスの悪い不自由なものなのだろう。

★　しかし、そんなことを言っても始まらない。掃除を続けよう。　

プロフェッショナルの仕事

★　ＮＨＫ「仕事の流儀」の再放送を深夜に見た。地域医療に従事されている医師の姿が描かれていた。

★　医師が話されるエピソードに感動した。桜の話も「お互い様」の話も良かった。ジーンときた。

★　いろいろな場所で、いろいろなプロフェッショナルが活躍されているのだなぁと、改めて感じた。

★　大病院の外科医と地域医療者の違いの説明には大いに納得した。どちらも大切な仕事だと思う。

★　個人塾の経営は町医者に似ている。子どもたち、そしてその家族ととともに歩んでいく。

★　とても刺激的な番組だった。